鳥さんと一緒にカスタネットセッションにチャレンジしませんか?

バードトレーニング

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は鳥さんとカスタネットセッションにチャレンジしませんか?というお話です。
クリッカー?聞いたことあるけど難しそう、鳥さんに芸って必要ある?トレーニングってなに?といろいろ思われるところはあると思います

そんなわけで、今回はいろんな方に気軽にチャレンジしていただけたらと思って企画を作ってみました(/・ω・)/

カスタネットチャレンジ

まずはこちらの動画をご覧くださいませ(/・ω・)/

鳥さんがカスタネットを叩いていますね

今回の企画は、このカスタネットセッションをみんなでやりませんか?というものです

クリッカートレーニングとは?

クリッカーという動物にとってわかりやすいマーカー(OKの合図)を使って行動を教えていくものを指します

イルカがショーでジャンプしたり、犬がオテ、オスワリなどするのも人が教えているわけです

なんで?どうやって?と思われると思いますが、行動分析学、という心理学があります。

人間を含めた動物の行動は、その行動を行った直後の結果に影響を受ける

二瓶社 うまくやるための強化の原理 カレン・プライア著 河嶋孝 杉山尚子 訳

行動によって得られる結果がよいものであれば、またそれが起きると期待して同じ行動を繰り返すわけですね。

誰でも経験あると思いますが、たとえばおいしいものを食べたとして、またそれを食べたいと思いませんか?それはよいことが起きたから、またそれを体験したい、味わいたいと思ったわけなんですよね

その「よいこと」を人が動物のために準備することができれば、してほしい行動をしてもらうことが可能になると思いませんか?
よいことが起きるならまたやってみよう、と動物が自分から進んでやってくれるようになりますよ

たとえば、芸(ここではあえて芸と呼びます)だけではなく体重計に乗ってもらう、キャリーに自分から入ってもらう、ケージに入ってもらう、保定の練習をするなど日々のお世話にも使うことができます
これってすごくないですか?

だって、鳥さんを無理矢理掴むこともなく嫌がられることもなくその行動を終えることができるわけです!信頼関係を損なうこともありません。むしろお互いに気持ちよく終わるのでますます仲も深まることでしょう

その「よいこと」を教えるための道具として、「クリッカー」はあります。イルカのトレーニングでホイッスルを吹きますよね?あれと同じです

イルカもホイッスルが鳴ったらご褒美がもらえると紐付けしてあげることで「ホイッスルが鳴る=よいこと(ご褒美がもらえた)が起きた」→「よいこと」が起きるのでまたやろう(これを「強化」といいます)となるわけですね

クリッカーは、ホイッスルと同じで単に音が鳴る器具です。わかりやすいようにOKの合図として使っていますが、別にクリッカーがないとトレーニングができないわけじゃないんです
声でもいいです。「そう!」とか「good」とか。他にたとえば指をパチンと鳴らすでもありです。それを怖がらないならば(^^)/
しかし指をパチンパチン鳴らしつづけるのは疲れるので、それならばかけ声やクリッカーを使った方がいいですね

なんとなくクリッカートレーニングについておわかりいただけたでしょうか?
今回はそんなトレーニングを、みんなで体験しませんか?というお話です

トレーニングについての詳しい話はこちらをどうぞ

みんなで鳥さんにカスタネットを教えよう

トレーニング~?という方も当然いらっしゃると思いますし、なんでする必要が?と思われる方もいると思います
なぜするのか?それは人も鳥さんも楽しいからです。単純に何かができるようになるのって、楽しくないですか?それを是非鳥さんと一緒に体験して欲しい。

そう思って今回の動画作成に参加したChiさん、ういまるさん、Maoさんと私でこんな企画を考えてみました(n*´ω`*n)
鳥さんとみんなで一緒にあそぼ!

カスタネットが叩けるようになったら、その様子を動画に撮っていただきネット上にアップロードしていただいて、それを編集して上の動画のようなセッション動画を作りたいと思っています
※こちらの企画は終了しています

まずはカスタネットをたたくことを鳥さんに教えるやり方について解説していきます

カスタネットをたたくことを鳥さんに教えるには?

実際にカスタネットを叩くことを鳥さんに教えていきます

用意するもの

・カスタネット
100均、学生用の用品を販売しているお店、Amazon等の通販でも買えますね

・(あれば)クリッカー
なければないで全然大丈夫です(/・ω・)/

・ご褒美
その子が好きなものを。普段食べられないようなちょっと豪華なのがいいです。
高脂質のシードは割って中身を出して、それを細かく刻むといいですね。それで回数を稼げます(笑)うちは粟が大好きなので粟で今はやっています

※ご褒美はあげすぎると肥満の元になってしまうので、一日のごはんから取り分けて用意しましょう

ポイント

★カスタネットはそのままだと口が大きく開いていて鳴らしにくいので、少しゴムをゆるめて口を小さくしましょう

★鳥さんが空腹でないとやろうという気になってくれないので、たとえば放鳥時間の後半、おなかがすいてきたかな?というタイミングで練習してみる、放鳥時間の1時間くらい前から餌入れを抜いてお腹を空かせておくといいです

私たちもお腹が空いてない時に好物を目の前に出されても「別に…」ってなりませんか?そんな感じです。
鳥さんはそのうにごはんが入ってるので、エサ入れにごはんがない状態でも1,2時間は大丈夫と言われています
全くの空腹にする必要はないので、おなかが空いてきたかな?というタイミングを見てチャレンジしてみてください

★ご褒美の量は一日のごはんから少しだけ取り分けて用意してください。我が家だと一日に4~5g食べてるのでその中の大体1gくらいです。食べすぎて肥満になってしまう、逆にご褒美分を多く取りすぎて日中はごはんが食べられない…ということのないようにしてあげてくださいませ

口を少し小さく開くようにしたカスタネット

カスタネットチャレンジを始める前に…

まずはクリッカーの音またはかけ声とご褒美を鳥さんの中で結びつけてもらいましょう。
ここができてないと音とご褒美の関連性が薄いために「なんかよくわからないけどご褒美もらったー」で終わってしまいます
すると「またやろう」にもつながらないのでまずはここの紐づけから始めましょう

Maoさんはケージ越しにやっていますが放鳥時でもOKです。
クリッカーを鳴らす、または「good」「そう!」など声をかけてからご褒美をあげます
合図を出してからすぐご褒美!そうでないと鳥さんの中で声または音とご褒美が結びついてくれないんです

わかってくると鳥さんの動きも如実に変わってきますよ。なになに?声(音)がしたらご褒美もらえるの?って。
最初はわからないかもしれないので数日かけるつもりで。一日のごはんから取り分けた分のご褒美がなくなったらおしまいにしてまた次の日チャレンジ!
これができたらカスタネットチャレンジにいきましょう(/・ω・)/

カスタネットチャレンジ

まず、カスタネットを怖がってしまうようなら最初は離れたところから見せるだけ。
近づくそぶりが見えたらOKの合図をしてご褒美をあげてください
近づくといいことがある!と思ってもらえたら、またちょっと近づいてみようかな?次はタッチしてみようかな?と思ってもらえるはず

ここでポイントなのが、カスタネットを鳥さんに近づけたりしないこと。
鳥さんは、自分で考えて行動しているわけです。ちょっとやってみようかなと思っているところに人間から近づけてしまうと、急に怖いものになってしまいます。こっちだよ、と優しくヒントを出しながら、鳥さんが心の準備ができて自分から近づくのを待ちましょう。

カスタネットに触れるようになったら次のステップ!
Maoさんが教え方の動画を作ってくれましたのでご紹介。
Twitterをされていなくてもタップしたら動画が見られるはずです

動画を見てもわかると思うんですが、バンバンご褒美あげてますよね(笑)最初はそれでいいんです。鳥さんが自分から行動したらバンバンご褒美あげちゃってください!(できたのハードルは低く行きましょう(/・ω・)/)

これが実は楽しいの元。嬉しい楽しいが繰り返し起こると、それが好きになっちゃいます

タッチしてくれたらクリッカーをクリックまたは「そう」「よし」など短い言葉でOK合図を作ってあげてください。そしてすかさずご褒美!
ご褒美は指でつまんででも容器に入れた状態のを差し出しても、鳥さんの近くに置いてもいいです。
褒められるのが好きな子には、ご褒美食べている間に褒めてあげるのもいいですね
「すごいねー」とか声をかけてあげてくださーい(/・ω・)/

これをワンツーワンツーみたいなリズミカル…じゃないけどどんどん繰り返しましょう

そうするとその行動がどんどん強化(またやってみようと思う)されていきます(/・ω・)/カスタネット大好きになっちゃいますね(笑)

カスタネットにタッチできるようになったら、次に押し込むことを教えていきます
カスタネットを鳴らすには押し込めないとですからね

カスタネットにタッチしたらタッチした瞬間に指で押し込みます。それを何度か繰り返すことで押し込んだらいいんだと気づいてくれます

そしたらその行動を繰り返しすることで定着していってくれるわけですね(/・ω・)/

Maoさんはカスタネットを教えるのに7分でできたそうですが、これはトレーニング慣れしているから。

はじめての場合は一度にやろうとするのではなく、一回の練習時間を1分くらいと決めて、ゆっくりステップアップしてやっていくことをオススメします(1分でなくてもいいけど最初は短時間から始めた方がいいと思います)

というのも最初は鳥さんもなんのこっちゃ?でわからないと思うし、人の方もトレーニングがまったく初めてならばまずトレーニングに慣れていかないとなので。

最初はうまくいかなくてもわからなくてもいいんです。みんなそこから始まってます

鳥さんにご褒美を渡すのが最初はうまくいかなくても、やっていくうちにどうすればいいかわかってきますので(^^)/
もし難しいようならご相談くださいませね。私もうまくできなくて苦労しました(´;ω;`)ウッ…

トレーニングに慣れていて足を使うのが好きな子ならばカスタネットを足で押すこともできますよー

徐々にできる!楽しいを増やしていきましょうヾ(*´∀`*)ノ

教える際のQ&A

・クリッカーはないとダメなの?

A.まったくそんなことはありません。かけ声でもOK!私もかけ声でやっています。
掛け声を短く「そう!」「いい!」など短いワードで言ったあとに一拍おいてご褒美を食べている時に、「すごいねー」など褒めるとメリハリがついていいそうですよ(^^)/

続けて言ってしまうと、OKの合図の「そう」とほめるが一緒になってしまってわかりづらくなっちゃうので、一拍置くのがポイントです

・ご褒美ってどのくらいあげたらいいの?

ご褒美をあげすぎるとあっという間にお腹いっぱいになってしまってトレーニング時間が少なくなってしまうので、基本は一粒がいいです
が、それではやる気が起きないというなら最初は多めにあげてもいいです。徐々にわかってくれば量が減っても大丈夫になります(経験談)
最初は粟穂をひとかじり、徐々に粟1粒に移行していく、なんていうのもありますよ

・ご褒美にばかり目がいってしまって全然やってくれない

ご褒美が出しっぱなしになってませんか? 目の前に美味しいものがあるとそれしか目に入らないものです。楽しいを作りだしてあげるには、クリッカー鳴らしたあとにおやつを目の前に出しましょう。そうすると、クリッカーの音も好きになり、一緒に遊ぶ事が楽しくなるはずです。

・ご褒美のおやつを嫌がる

ご褒美は食べ物だけではないのです。飼い主さんに話しかけられるのが好きな子には「褒める」ことがご褒美なんです(n*´ω`*n)
なので、「よし」「そう!」などOKの合図を出して一拍おいてから、褒めてあげてください。
両方声の場合「OK合図」と「褒める」がつながってしまうと、OKの合図をどの時点でだしてもらったかがわからなくなってしまうので、カスタネット触れたら一度「そう!」と短くはっきりOK合図、そのあとゆっくり褒めてあげましょう。

それ以外に、ご褒美がその子にとって魅力的じゃないからいらない、ということもあります。その子が喜ぶご褒美どれかなーとまずは探してみてくださいね。
鳥さんによってはペレットが好き!という子もいます(n*´ω`*n)いろいろ探ってみてください

・指からあげても食べてくれない

我が家もあげても食べてくれなくて大変でした(泣)そういう場合はすぐ近くにご褒美を置く、容器ごと差し出しすなど指からあげなくて済む方法を試してみてください

・かけ声をかけるタイミングがわからない、クリッカーを押すタイミングがわからない

これはした瞬間ですね。なので鳥さんがする瞬間を逃さず見ている必要があります。できた瞬間に「やったー!!」って気持ちを込めて「よし!」「そう!」と言いましょう

クリッカーならば、あ、今する!と思ったらもう指に力を込めておいて、した瞬間にやった!という気持ちを込めて押し込むといいですよ(笑)

・カスタネットの音を怖がる

怖がらせないために最初はほんの小さな音を聞いてもらいましょう。音→ご褒美が繰り返される事で、カスタネットの音が好きになります。
もしご褒美のおやつが食べられなかったら緊張している証拠かも。もっと距離をとる、テーブルの下で慣らしてみるなど音を小さくして、小さな音から少しづつ始めましょう(/・ω・)/

・新しいステップに進んだらうまくできない

カスタネット教えててうまくできない場合は、出来るところまで戻って、そこから出来るくらいの小さなステップで進んでいくといいですよ(/・ω・)/
できるところまで戻ることで、また自信を取り戻して次のステップに進むことができます

練習の様子を動画に撮ってツイートしましょう

練習の様子を動画に撮ってツイートして欲しいです(/・ω・)/こんな感じ↓

動画に撮ってみることで自分の行動を振りかえって見ることができます。鳥さんの様子も確認できるので、あ、今わかりにくかったかな?とか、鳥さんはどんなこと考えてたかな?なんていうのがわかります

あとそれをツイートすることで、人に教えてもらったりもできるのでぜひツイートしてみてくださいね(/・ω・)/
あと企画は終了していますが、みんなが練習風景を「#カスタネットチャレンジ」とタグをつけてインスタやツイッターで発信してくれています。みんなはどういう風に教えたのかな?できるようになったのかな?を知ると、非常に参考になると思いますので是非参考にしてみてください

まとめ

トレーニングで大事なのは、教えるステップ(段階)を小さくすることです。
いきなりカスタネットを叩いて!といったところで鳥さんは意味がわからないので、ちょっとずつ正解に近づけるステップを計画してそれを達成していくことで、最終目標の「たたく」に近づけていくわけですね

私たちがダンスやスキーを教わる時、いきなり上級求められたら引くけれど、簡単なところから徐々に「あれ?できてる!」が増えると嬉しくなりません? 人も鳥さんも、「できる体験」って楽しいんですよね

難しく考えすぎず、楽しくやるのがポイントです。トレーニングというと厳しく教えないとでしょ?と思いがちですが、全く逆です。
楽しく教えるのが大事。鳥さんも楽しいと感じてくれていればまたやろうと自発的にチャレンジしてくれるはずです

是非みんなで素敵なカスタネットセッションしましょー(n*´ω`*n)

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