こんにちは、ぽんずです

ケージレイアウトに悩む方も多いと思います。私自身レイアウトがうまいと思っていませんが、私の思うレイアウトのコツについて書いていきたいと思います(/・ω・)/
プラス、ケージで一番使う大事なもの、止まり木についても解説してみました
ケージで使用するものについて
止まり木
鳥さんにとってずっと使う大事なもの、そんな止まり木について解説していきます
自然木の止まり木を使おう
まず、自然木がいいです。
というのも、ケージに付属してくる純正の止まり木だけでは表面がツルツルしているので足にかかる負担が大きいのです
負担が大きいとどうなるの?といえば、「バンブルフット(趾瘤症(しりゅうしょう)」になる可能性があります。
純正の止まり木を使っていなくてもなることはありますので、足の裏も赤くなっていないか、タコができていないか、こまめにチェックするといいですよ。うちも赤くなっていたので止まり木変えました…
バンブルフットについての記事はこちら
バンブルフットの予防にはいろんな太さ、表面の止まり木を入れるのがいいそうです
表面が木の皮でデコボコ、ザラザラしている、太さがそれぞれ違う止まり木によって足裏にかかる負担が違ったり当たる場所も変わりますよね
オススメはカクタスパーチ。あまり売ってない&即完売のため入手しにくいですがとてもいいのでオススメです
備長炭の止まり木
最近出てきた新しい止まり木です。人気なんですがご存じの方もまだまだ少ないようで。
備長炭は硬いので、こちらの止まり木を使うと自然と爪が削れて爪切りの回数、頻度が減ったと大人気なんです
ちょっと太めのサイズを使うと爪が木に当たるのでいいそうですよ
備長炭は鳥さんがかじってしまっても問題ないようです。しかしお値段するのでできればかじらないで欲しいですよね(;^ω^)笑
ショート丈の止まり木が便利
ショート丈の止まり木は非常に使い勝手がよくて便利です
ケージの中にメインの長い止まり木と、ショート丈の止まり木を何本かつけてあげると鳥さんも移動しやすくなったり、とまれる場所が増えるので好きな場所でゆっくりできたりするようです
ショート丈は鳥用品店で販売していますし、他に市販のかじり木コーンなんかが止まり木がわりになって非常にいいです。かじってもいいですしね 笑
最近はけっこう見かけるようになってきたので、鳥用品ショップで探してみてください。我が家はショート丈のカクタスパーチをcotte cotteさんにて買って使っています
スパイラルパーチを大胆に使っても
ケージの中に入る少し小さめのスパイラルパーチも最近出てきています。それをケージの中心にぶらさげて、周りにショート丈や普通の止まり木を配置する…なんていうのも面白いですよね
ロープパーチが便利
ロープパーチは中に針金が入っていて自在に形を変えて使えるので便利です
針金が入ってないタイプもありますね(リンクのは入ってないやつだと思います)
自在に形を変えて好きなように配置することができます。何本か持っているとレイアウトに幅が出ていいですよ
ただし、糸をかじって飲み込んでしまう子の場合、糸がそのうに溜まってしまい亡くなってしまった…なんて事故もありましたので、必ず飲み込んでいないか、安全かどうか確かめてから常設にするのか決めてくださいね
セメントパーチ、サンドパーチカバーの使用には注意
なぜかというと、爪が削れていいという触れ込みですが爪が削れる前に足の裏が削れる恐れがあるからです…
削れて赤くなってしまっている子がいるそうなので、あまりオススメはいたしません…
見た目にもちょっと痛そうですよね…
それならば備長炭の止まり木を使った方がいいと思います。足の裏が削れるおそれもありませんからね。
ステージ
ステージ、本当に便利なのでめちゃくちゃオススメしまくってます
最近はケージにつけてる人を多く見かけるようになってなんとなく嬉しいです
ステージという平らな場所があるのは鳥さんにとってもいいらしく、そこでくつろいだりご飯を持ってきて食べたりしている姿がよく見られます
他に足への負担も少ないので足が弱ってきた子にもいいようです。
フィンチさんから中型のインコさんまで幅広く使っているようですよ。大型の鳥さんでも使えると思うんですが、サイズがあるか不明なのと使っている方が周りにいないので評判がわかりません(;^ω^)
オススメですが、女の子でステージを巣と見立てて発情してしまうような場合には、つける場所を見直す、または撤去するなどの対策が必要になります
餌入れ、水入れ
ケージの付属品を使用している方も多いと思いますが、底が深くて食べにくい上に、ごはんがたくさん入ってしまうので肥満の元になりやすいかと思います
市販のエサ入れで底が浅く食べやすいものがあるのでそちらをオススメしたいです(/・ω・)/
餌入れにはその日食べる量だけ入れて、毎日ごはんは取り替えましょう。
水入れは、何個か取り付けてあると安心です。普通の水入れとバナナ水入れや小動物用の給水器が便利です
給水器を使えば水は汚れないのでとても便利です
給水器は舌が挟まってしまったとか、ペレットを水につけて食べていたらペレットが詰まって水が飲めなくなってしまったという話も聞くので、使う際は気を付けて見た方がいいと思います。
使えるとキャリーケージでの移動も楽になりますし、便利ではあるかと。私もそのうちチャレンジしてみようと思います(/・ω・)/
おもちゃ
おもちゃは鳥種にもよりますが、なるべく多く入れてあげたいところです。
日本ではなかなかできませんが、しかしなるべく大きなケージにたくさんのおもちゃを付けて退屈しないようにはしてあげたいなと思いました
鳥さんにとっておもちゃは非常に重要です。遊ぶのもそうですが、見慣れないものを入れることで緊張や興味など、ケージでいつも同じ暮らしをしている鳥さんにとっては良い刺激になります
遊ばないから…怖がるから…と入れないのではなく、その子の好きなものを探すべくいろいろチャレンジしてみて欲しいですし、遊んでくれなくてもしばらく経ってから突然遊びはじめて好きなおもちゃになることもあります
我が家はおもちゃを多めに入れるようにしていますが、どれもお気に入りですし遊んでくれています。そこに至るまでに随分とトライアンドエラーを繰り返しましたがおかげで新しいおもちゃにも動じず遊んでいます(/・ω・)/
おもちゃの詳しい話についてはこちらをどうぞ


ケージレイアウト

さて本題です。今まであんずさんと暮らす中で、ケージレイアウトはいろいろ考えて試行錯誤してきました。
その中で得た私が思うケージレイアウトのコツについて書いていきますね
ケージ全体を使う
結構ケージ上部だけを使っている方多いですし鳥さんも最初の頃ってケージ上部にいたがる子が多い気がします(我が家もそうでした)
ですがなるべくケージ全体を使うと広くレイアウトすることができるので是非意識してみるといいんじゃないかと思ってます(/・ω・)/
動線を考える
鳥さんがどう動くかをイメージして止まり木を配置するといいですよね。設置して鳥さんをケージに戻してから、動きを見て微調整するとかよくあります
あと止まり木にうんPが当たらないようにも気を使います…笑
メインの止まり木を何本かとショート丈の止まり木を配置する
止まり木、純正の2本だけ…だとケージの中に動きも出ませんから、プラスアルファでショート丈の止まり木やロープパーチなどのいろんな止まり木を足すと鳥さんにも動きが出ますのでオススメです
(その際に純正の止まり木から自然木の止まり木に変えることをオススメ)
止まり木って、実はすごくいろんなバリエーションがあるので、検索して見てみるのも楽しいですよ。プラスチックの止まり木や、ロープ状になっているもの、自然木の止まり木やぐねぐね曲がってる木の止まり木など…うちの子にはどれがいいかな?と考えるのもまた楽しいですよ
おもちゃにもバリエーションを
いろんな素材、色、形のおもちゃに触れることで鳥さんにとってもいい刺激になるので、いろんなおもちゃを試してみるのをオススメします(/・ω・)/
好きなおもちゃを探すのも飼い主冥利に尽きるなと思います。好きなおもちゃを見つけた時にはものすごくうれしいですよね
餌入れをつける場所もバリエーションをつけてみる
ケージに餌入れ水入れを設置する用に小さい扉がついてることがよくありますが、ここを使わないといけないわけではないんですよね。
使わずにお皿にごはんを載せて底網の上に置く、ケージの上部に取り付けるなどいろんな方法があるので、たとえばメインのエサ入れはケージの小さい扉のところにつけて、サブのエサ入れはケージ上部に…など複数のエサ入れを設置するのもありですよ
ステージを入れてみる
私がめっちゃ推してるというのもありますが(笑)、ステージがあるだけで見た目にも動線的にも動きが生まれるのでオススメです
お気に入りなのでステージかカクタスパーチにとまっていることが多いです
ここでご飯を食べたりくつろいだり、ケージでの生活にもハリが生まれると思います
おもちゃをケージ側面に取り付けてみる
以前TSUBASAさんのブログでこちらを見かけてからケージの側面にもおもちゃをぶら下げています。そうすることでおもちゃを取り付けられる場所が増えてとても重宝しています
ケージ全体を使うことができるようになるので鳥さんの動線も広がりますよ
ケージレイアウト例
これは我が家のケージレイアウトですが、こんな感じです。
写真を見ていただくとわかるかと思いますが、長い止まり木を2本、中くらいの高さと下の方に2つ設置しています。それプラス、ショートの止まり木を何本か配置することでケージの中でのとまれる場所を増やしています
あんずさんはケージの中をぴょんぴょん跳ねるように移動するので止まり木が多めです。
ほかにステージを多めに入れています。ここにごはんをわざわざ持ってきて食べたり、くつろいだりしています
おもちゃも少し多めに入れています。それぞれで遊んでいるのでそれなりに楽しんでいるようです。オカメさんのようにパニックを起こしてしまう子にはおもちゃはあまり入れずシンプルな方がいいと思います
我が家はエサ入れを落とすのが好きなので、ならばと落としていい餌入れをと、中におもちゃを入れて設置しています
ケージの底網の上に降りて、その餌入れ(おもちゃ箱)をガシャンガシャンやって落として、中に入っているおもちゃで遊んでいます
発情が全盛期の頃にテントに発情して一日中スリスリしていたので、夜だけテントをつけるようにしました。朝にテントを外してテント下に取り付けてあるステージの位置を少しあげます。寝るときはテントをつけるのでステージの位置をさげてテントを設置しています

あとTwitterにて皆様のケージレイアウトについて写真を募集したところ、多くの方からお写真提供していただきました。感謝!!
下の写真はマメルリハさんの飼い主さんから写真をお借りしました(許可いただいております)
かじるおもちゃが好きだそうなので、かじる系のおもちゃが多めですね
ロープパーチをうまく使って動線も確保しつつ賑やかで素敵なケージだと思いました❤

シロハラインコさんを飼っているMさんよりお写真お借りしました(こちらも許可いただきました)
ジェックスのアクリルケージを使われているそうです。金網じゃないので綺麗に中が見えますねー!こちらもロープパーチがいい感じに配置してあって、とても勉強になります。ありがとうございまーす!

その他にもたくさんいただいております。よければツイートをクリック、またはタップして見て見てくださいね(/・ω・)/
たくさんの方にケージレイアウトを提供していただき感謝です!
止まり木を多めに使ってうまく配置してる印象でした。あとおもちゃ多め!
セキセイさんはおもちゃに興味がないそうなので、それでおもちゃが少なめです(どちらも女子なので食欲が優るのかな…)
他にここには写真ありませんがオカメインコさんもオカメパニックが気になるのでシンプルなケージが多いようですよ
ケージのレイアウトは鳥種や年齢、病気があるなどその子によっても適切なレイアウトは違うと思いますので、是非参考の一つとして見ていただければと思います(/・ω・)/
オススメの書籍
「おうち拝見 小鳥のいる暮らし: 飼育書では教えてくれない、鳥さんとの暮らしのちょっとした工夫」がオススメです
雑誌「コンパニオンバード」に掲載された、鳥さんの飼い主さんのインタビューと、ケージレイアウトコーナーをまとめた本です
コンパニオンバードの「となりのケージレイアウト」コーナーは目を皿のようにして穴があくほど見ました 笑
私もケージレイアウトをどうしたらいいのかわからなくて、ネットで「ケージ レイアウト」と入力して画像検索したり 笑
「となりのケージレイアウト」に載っていたケージレイアウトは、どれも飼い主さんの愛にあふれていて、「そんな使い方あるの!?」っていう驚きと発見に満ちていました。ケージレイアウトでお悩みの方、読んでみると参考になる部分があると思いますのでオススメですよ(/・ω・)/
まとめ
ケージレイアウトでお悩みの方をよく目にするので何かお力になれたらいいなぁと思い記事を書いてみました。けっこうシンプルなケージを目にしますが、鳥さんが長く過ごす場所なので、止まり木やおもちゃなどで工夫をすることで少しでも過ごしやすい空間にしてあげられたらいいなぁと思っています
私もレイアウトはものすごく悩んで、ネットの画像検索で「インコ ケージ レイアウト」とかで検索したり、コンパニオンバードの連載の、「となりのケージレイアウト」コーナーを参考に、使っている用品やおもちゃを探して買ったこともあります(笑)
今回ケージレイアウトのお写真を多くの飼い主さまからお借りいただけて感謝です(n*´ω`*n)少しでもケージレイアウトを考える上で参考になりましたら幸いです
そのほかオススメの記事はコチラ



