こんにちは、ぽんずです
…といった疑問にお答えしてきます(/・ω・)/
次亜塩素酸水とは?
次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)は、塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解することにより得られる、次亜塩素酸(HClO)を主成分とする水溶液である。本品には、強酸性次亜塩素酸水、弱酸性次亜塩素酸水、および微酸性次亜塩素酸水がある
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) より
次亜塩素酸水とは、塩酸または塩化ナトリウムの水溶液(食塩水)を電気分解し、 PH2.7~5.0のものを「弱酸性次亜塩素酸水」と呼びます
弱酸性次亜塩素酸水が一番扱いやすく、消毒、消臭に優れています
プールの水のようなにおいがしますが、それはプールの水が塩素で消毒しているから。
塩素の匂いが少しするのが次亜塩素酸水の特徴です
★ここで間違えないでほしいのが、使われているのは「次亜塩素酸水」であって、「次亜塩素酸ナトリウムを希釈したもの」ではないことです。次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別ものです
非常に紛らわしいし難しいのですが、別ものなんだ、ということは覚えておいてください
次亜塩素酸水についてのもっと詳しい説明はこちらのサイトがわかりやすいです
次亜塩素酸ナトリウムとの違い
次亜塩素酸ナトリウムの商品で有名なのは「ミルトン」や「ハイター」でしょうか。
次亜塩素酸ナトリウムは強いアルカリ性で、ハイターもそのまま原液をさわると指がヌルヌルしますよね。あれは指の皮が溶けてるからだとか。
そのまま扱うのは危険なので必ず希釈してから使用します
次亜塩素酸水より消毒スピード、安全性が劣ります
人や動物に対して安全である
有機物に触ると水に戻る性質があり、もし舐めてしまっても問題ないということで、ペット用品、赤ちゃん用品に使用しても大丈夫と言われています
時間が経つと水に戻っていく
次亜塩素酸水の最大のデメリットはここです。
次亜塩素酸水はどんどん水に戻っていく性質がありますので、保存がきかないのです。一番いいのはその場で作ってその場で使用することでしょうか(そういった商品も出てきていますね)
①水に戻っていくということは、効果が薄くなるということです。それって水をかけてるのと同義になっていってしまうので意味がなくってしまいますよね
②性質として有機物に触れると水に戻りますので、汚れがついていた場合汚れに反応して消毒する前に効果が消えてしまいますから先に汚れを落として、少し水けを拭いてから使用するといいでしょう
③光に当たっても分解して水に戻っていきますので、使うスプレー容器は透明ではなく中が黒いなど光を通さない仕様になっていないと意味がありませんので注意しましょう
(大抵は次亜塩素酸水を出してるメーカーが、スプレーボトルも一緒に販売しています。中が黒いなど光を通さないようになっているかよく確認しましょう)
④次亜塩素酸水は水に戻っていくため、保存がききません
私が使っている「ジアニスト」には「3か月くらいで使い切ってください」とあります。これはどんどん水に戻っていってしまい効果が薄くなるためです。
私は「ジアニスト」を5~10倍に希釈して、1週間ごとに希釈水を作り直して使っています
鳥さんと暮らす上で使う意味
安全性
まず、鳥さんが万一舐めたりしても安全なこと(水に戻る性質から)
ウェットティッシュやアルコール消毒は鳥さんが舐めると危険なので使用しない方がいいでしょう
(肝臓にメタノールの成分が溜まり死に至るケースもあると言われているようです)
鳥さんがかかる感染症のウイルスに有効
鳥さんがかかる感染症 (PBFD、BFD、CHL、ボルナウイルスなど)
これらに対して有効なのが「次亜塩素酸水」なのです。
他の消毒液より効果が高く、特にPBFDは普通の消毒液では効果がありません(アルコール消毒など)
が、次亜塩素酸水ならばPBFD(サーコウイルス) を不活化できるといわれています
(ノロウイルスに有効なのが次亜塩素酸水のため、ノロウイルスに有効ならばサーコウイルスにも有効、ということのようです。
ここら辺は私個人の認識の話なので真偽はわかりません、ごめんなさい)
普段の消毒に
ふだん鳥さんが使うエサ入れや止まり木、おもちゃ、ケージなどの消毒に使えます
消毒で有名なのは日光消毒、熱湯消毒ですが、できないものも中にはありますよね
そういったものに使えて有効なのが次亜塩素酸水なのです
スプレーボトルに入れてシュッシュとかけるだけでいいので非常に手軽に使用できます
次亜塩素酸水の特徴 まとめ
どの商品がオススメ?
たくさん商品が出ているので、どれがいいかわかりませんよね
私はまず、次亜塩素酸水がなんだかわからないのでかなり調べました(笑)
商品の選び方
次亜塩素酸水という消毒液の特性を考えて、
ホームページや通販の商品紹介ページに
を目安に私は選びました。製造方法にもいろいろあり、よく見て自分が納得できる製造方法のものを選びましょう
いろんな商品を検討しましたが、最終的に「ジアニスト」に落ち着きました
ジアニストとは?
ジアニストにした理由
実際に注文して届いたら、パンフレットが同梱されていました。パンフレットの方にも使用用途に応じた希釈率、使用期限についてなどしっかり記載があったため、使う側としても安心して使えます
パンフレットの存在には感動しました。次亜塩素酸水をはじめて使う人も安心して使えると思います
私が使い始めた頃は、ちゃんとここまでしっかり記載されている商品の存在は少なかったです
使ってみた感想
量もたくさん入ってるのでジャバジャバ使ってもなくなりません(笑)
ですので、私は1週間ごとに希釈水を新しく作り変えて使用しています。主に鳥さんの飼育用品の消毒にしか使っていませんが、専用の噴霧器(市販の加湿器等に入れて使用するのは故障の原因になったりしますのでやめましょう)に入れて使ってもいいと思います
3ヵ月使っても全然余ってしまいましたが3カ月でこの値段ならいいかなと思い納得して使用しています(/・ω・)/
飼育用品の消毒と、鳥さんがいるような場所から帰ってきたときの消毒に主に使っています
他にふきんの消毒など、使い道はいろいろあるのでそちらに使ってもいいのかなと思います。
ジアニスト、かなりオススメです!
その他オススメの消毒液
以前ツイッター上で「消毒してますか?」「消毒液、何使ってますか?」とアンケートを取りました。その時の結果が参考になるかと思いますので掲載いたします
みんなが使ってる消毒液は?(アンケート結果)
本当にたくさんの消毒液があるんですね。中には次亜塩素酸水ではないものもありました。次亜塩素酸水じゃなくてもいいんだなーと思った覚えが…。
他に、一番有名なのは「ビルコン」ですよね。ただこちらは色がついてるのと量が多いこと、人も使うと手荒れをするレベルなので次亜塩素酸水より成分が強く、使用には注意が必要だと思います。
上記の理由から一般家庭では扱いにくいかなと思います
ご家庭で使うなら次亜塩素酸水のがより手軽で安全ですね
モーリス
ジアニストの前はモーリスを使用していました。ツイッター上でフォロワーさんが使ってるのを見て、なら私も!と。
マツキヨで販売している「次亜塩素酸水」の中身も実はモーリスなんです(商品裏に書いてあります)。手軽に買えますし、とりあえず次亜塩素酸水を試してみたいという方にオススメです
(リンクは今コロナの影響で値段がかなり跳ね上がってます( ノД`)本当はこんなにしません…)
ハセッパー
他に「ハセッパー」もありますね。こちらもだいぶ前からある商品なので安心かと思います
ドクタープラス
あとは「ドクタープラス」。こちらは3カ月以上持つようなので、コスパも考えるといいかもしれません
選ぶ際の参考までにどうぞ
消毒って?
鳥さんの飼育用品をなぜ次亜塩素酸水で消毒するのか、という声もあるかもしれませんが、鳥さんの使用する物に対して洗剤は使えませんし、消毒して鳥さんの使うものは清潔に保ちたいですよね
その際に、熱湯消毒、日光消毒ももちろんいいですが、できないものもありますよね。その際に次亜塩素酸水を使った方が楽ですし、細菌やウイルスに有効ならば使わない手はありません
特に餌入れなどプラスチックのものは熱湯消毒はできませんのでそういうものに次亜塩素酸水を使うのは非常に有効です
使い方について
対象物を水洗いする→軽く水けをきる→50-100PPmくらいに希釈した次亜塩素酸水をかける→5分おく→水洗いする
というのが我が家の使用方法です
本当は5分も置かずに1分くらいでいいと思うのですが、なんとなく(笑
ちなみに、次亜塩素酸水は金属を腐食させますので(phも弱酸性ですからそこまで強くないようですが念のため)ご注意ください
まとめ
いかがだったでしょうか。ジアニストの紹介というより次亜塩素酸水ってなんぞ?って説明の方が長くなってしまいましたが(苦笑)、参考になりましたら幸いです
今回いくつか次亜塩素酸水の特徴について書きました。このポイントを理解した上で、ご自身の納得された消毒液を使用されるのがいいと思います
次亜塩素酸水はノロウイルスに有効ということで注目され、製造方法も塩酸または塩化ナトリウム(要は塩)と水を電気分解してできるとあって非常に簡単です(※専門の機械を使用しないと作れませんで誤解なきよう)
そのため疑似商品やこれは本当に次亜塩素酸水なの?というのが出てきているのでは?と私は思っています。実際かなりの商品数ありますしね
そんなわけで、その中からどうやって自分の納得のいく商品を選べばいいのかの指針にしていただければと。
長くなっちゃうの私の悪いところだと思ってるのですがー、、、いろいろ説明したくなっちゃうんだもん(泣
てなわけで、お読みいただきありがとうございました!