インコさんオウムさんのフォレイジング、フォージング~フォレイジングとは?アイディアも紹介しました~ その①

バードトレーニング
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こんにちは、ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回はフォレイジングについてです。フォージングとも呼ばれますね。鳥さんの発情抑制だったり毛引きの改善だったり、とにかくいろんなところで耳にするこのワード、我が家はどんなフォレイジングをしているかもご紹介していきます(/・ω・)/

フォレイジングとは?

フォレイジングというのは「Foraging」と書きます。英語を日本語で読む際に最初に「フォージング」と読まれてしまったそうでフォージングというワードをよく見ます。フォージング、フォレイジング、どちらも指す意味は一緒です

で、フォレイジングとはどんな意味かと言いますと「採食」「採餌(さいじ)」という意味です

鳥さんに限らず動物は、常にごはんがあるわけではないので常に探していますよね。それで一日の大半を過ごしています。ですが人との暮らしはごはんは好きなだけあるし、食に関して不自由しませんよね

するとどうなるか。

時間があるので採食以外に時間を割けます。となると、次はお嫁さん、お婿さんを探したいという発情につながるわけです。野生ならば餌が乏しい時期には子育てはできませんから今は無理だね、となりますがごはんがいっぱいあるとなったら話は別ですよね

今なら繁殖に時間も割けるしごはんもいっぱいあるから安心して子育てできるよ!お嫁さんお婿さんどこ~!ってなります

他にも暇だしちょっと自分の羽で遊ぶか…からの毛引き、毛かじりにつながったり、暇だから大声で鳴くかーとか、飼い主暇だよ遊んでもっとそばにいて~!につながるかもしれません

そんなわけで退屈=問題行動につながるおそれがあるわけです

そういった問題行動に困っていてどうしたらいいのかわからない、、、、
人に聞いたら忙しくするんだよ、とかフォレイジング(フォージング)はどう?と言われた方も多いのではないかと思います

採食することの意味

上にも書きましたが退屈は(人にとっての)問題行動を引き起こす可能性があります。では退屈じゃなくするにはどうしたらいいでしょうか?

野生と同じく採食に時間をかけてもらうことで、退屈ではなくそうというのがフォレイジングです
鳥さんにも仕事を与えましょう(/・ω・)/

このフォレイジングについては、鳥以外にもいろんな動物で取り入れられています
動物園では動物のエンリッチメントを考え、その動物の特性や習性も考えつつフォレイジングを作って実践しているそうです(ツイッターで 「エンリッチメント 動物」 「エンリッチメント」 など入れれば出ると思います)

頭を使うことで動物退屈な時間を減らそうというのがフォレイジングです

フォレイジングをすることで問題行動を減らせる?

鳥さんの退屈はいろんな問題行動を引き起こす可能性があります。鳥さんも一日を忙しく過ごすことができれば問題行動をしている時間は少なくなると思います

ケージでぼーっと過ごすことが少なくなるので、充実した日々を送れるのではないかと考えています。
いろんな経験ができるので自信のある鳥さんになりますし、新しいものも受け入れやすくなると思います

夢中になれることがある鳥さんはそれだけで楽しそうで、夢中になれることを探したいと常に思っています(/・ω・)/
フォレイジングに限らずおもちゃもフードも遊びもなんでもです(n*´ω`*n)

「疲れた鳥はよい鳥だ」という言葉があるそうです。「疲れるくらい忙しい鳥さんは充実している」といった意味と解釈してるんですが(セミナーでちゃんと意味聞いたのにふんわりしか覚えてなくてすみませんorz)、そのことからも鳥さんのエンリッチメントに効果があると考えらえると思います

フォロワーさんの鳥さんで毛かじり、毛引きをしてしまっている鳥さんがいますが、その子は齧ることが大好きすぎて自分の羽を齧ってしまったようなんですよね(他にも理由はいろいろあるとは思いますが…)
それでかじるおもちゃをいろいろ提案したら、毛齧りの改善には至っていませんがおもちゃを齧りまくって(笑)日々を楽しそうに暮らしてくれています。新しい刺激(おもちゃなど)にワクワクキラキラしている様子は見ているこちらも嬉しいです

問題行動の改善につながらなかったとしてもそういったワクワクキラキラを増やしてあげることで日々の生活が楽しいものになったらいいなぁと思いました(/・ω・)/

実際にどういう方法があるの?

ここからは私が実際に取り組んでいるフォレイジングついてご説明していきます(/・ω・)/

初めての場合、いきなり難しいフォレイジングに挑戦しても わからない、できない やらない になってしまうので、最初は簡単なのから

はじめてやってみるなら

①まずは餌入れを複数個ケージに設置してみよう

まずはメインのエサ入れの他に複数個餌入れをケージにセットしてみましょう。

ごはんを食べるところが複数個所になることで、鳥さんもケージ内を探すのに動きまわるので運動と、探す楽しみが生まれますね。これは鳥さんをダイエットさせる際にも有効な方法です。あと一気食い防止にもなります

②メインの餌入れではない餌入れに、工夫をしてみよう

メインの餌入れも工夫をしてしまうと、もし食べられなかった時に困ってしまうのでこちらはそのままで。鳥さんによってはメインの餌入れにもお邪魔虫を入れてみるのもありだとは思います。そのあたりは鳥さんの様子を見ながら決めるといいでしょう

こんな感じ↓

工夫の方法はいろいろあります。粉末にしたペレットの中に固形のペレットを隠してみるとか(粉末のペレットを食べないならば有効な方法。食べてしまうなら…太ってしまう可能性があるのでやめた方がいいですね)

あと好きな食べ物だけでなく、嫌いな食べ物を入れることで選り分けて食べたり、大きさの違うペレットを入れることでそれがお邪魔虫になってくれたりいい刺激になります

見た目に何が入ってるのかごちゃごちゃしててぱっと見わからないごはんだと、鳥さんもワクワクしてくれるのではないかな?と思います

餌入れを食べにくいところに設置してみるのもありです。
お邪魔虫におはじきやビー玉を入れる手もあります。おじゃま虫をたくさん入れて見えなくするとか。
ただ、食べられないと意味がないし可哀想なので、やってみて難しいようならもう少し簡単にするなどトライアンドエラーによる調整は必要です

③フォレイジングトイを試してみる

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いろんなのが販売されているので試してみるのもいいですね。簡単に攻略されてしまうようなら中にビーズ等のおじゃま虫を入れて簡単に取れなくするのも手です

自分でフォレイジングおもちゃを作ってみよう!

自分でフォレイジングおもちゃを作ってみるのも楽しいですよ。ここからは私が実際に作ったフォレイジングを紹介していきます。

小型の鳥さんが主になってしまいますが、ALETTAバードインストラクターのChiさんのフォレイジングもご紹介していきます(/・ω・)/

ちら見せ系

隠さず、隠しても少し見えているので「この下にもしかしておやつ入ってる?」と気づきやすいです

ちょっとどかすとすぐおやつが出てくるので、フォレイジングがはじめての鳥さんでも取り掛かりやすいです。慣れてきたら切込みを入れて見せるのをやめて見えないようにすると、「お、たしかこの中って入ってたはず」と自分から開けたり探してくれると思います

最初はヒントを多くして、それから徐々にヒントを少なくしていきます(/・ω・)/

ガサゴソ系

お皿(形状は本当になんでも)にごはんとお邪魔虫(紙を細く切ったものとかストローとか生野菜、乾燥野菜、ぽんせんべいなどいろんなものを入れてガサゴソ選ぶ楽しみやこれはなんだろう?って楽しんでもらえるフォレイジングです

お菓子なんかの空き箱を使うのもいいそうですよ(/・ω・)/
私は個包装のお菓子の空き箱をこうして使っています。お菓子以外だと紅茶のティーバックの空き箱とか。匂いがうつってないかなどチェックした上で使用しています

新しい形状のものは「なんだなんだ?」といい刺激になりますし、五感を刺激してくれるいいおもちゃだと思います

お邪魔虫として、ペパーレットがオススメです。私も教えてもらって使っていますがたくさん入って安いですし紙なので安全です(齧ってしまう子には不向きですが)

お邪魔虫としてはほかに鳥用品店で売ってるハーブミックスとか、野菜チップス、シードの穂の茎、バルサ材などの齧っていい木などもいいと思います。ガサゴソしてかじって遊んでとかできると楽しそうですよね

少し難易度をあげてみました

準備も楽だし何度も探しに行くという点で飽きが来にくくずっと楽しめるフォレイジングだと思ってます

そんなわけで何度も楽しんでもらえるようにいろいろ混ぜてみました

①お邪魔虫は多めに入れて一見して何が入ってるかわからないようにする(探す手間が増えますね)

②ガサガサ&キャンディ包み&シード入り紙ストローを入れることで、3つのフォレイジングが楽しめる。その分手間がかかる

③ビーズなどを入れることでポイポイ捨てたり遊んだり楽しみが生まれる

④画像2枚目はお弁当のカップで隠してみました→カップをどかす手間が発生

…といった感じで少し手間をあげています

他にこんなのも

お弁当のカップとお花状にしたペーパーナプキンを紙ヒモで固定して見ました(足を引っかけないようにだけよく見てあげてください)

こうすることで探す手間が増えますよね。こういうのも楽しいかなと思いました

水に浮かべて

これはChiさんがツイッターでツイートされていたものです。考え方が面白いですよね。

ペットボトルのフタにシードや野菜を浮かべて鳥さんに選んでもらうというフォレイジングアイディアです。浮かぶならなんでもいいかなと思って他のものを浮かべて使ってみました

簡単にできるのでオススメです(/・ω・)/

ストローにシードをつめる

こちらもツイッターで見かけてやってみました。

紙ストローはセリアやホームセンターにて販売されているものを使っています。タピオカサイズと普通の太さとあるので、小型の鳥さんなら普通のサイズ、中大型の鳥さんならばタピオカサイズを使うといいと思います

怖がってしまうようなら最初は中身が見える状態からはじめて、中にシードが入ってるとわかるようになったら最初は片方、徐々に両端を閉じて渡すと喜ばれますよ
中身が見えないのでやりたがらないようなら太めの針などでストローに穴を開けて少し中が見えるようにするといいと思います(/・ω・)/

紙で包んでみる(キャンディ包み)

とても簡単なのでオススメです(/・ω・)/

ただ、ごはんが見えないと見えない→いらない、やらない になってしまうので、最初は包むところを見せます→シードが包まれているところを鳥さんに齧ってもらって中に入ってると理解してもらう、または少し破って中を見せるなど、中に入ってると理解してもらいましょう

中に入ってるとわかれば、自分から「それやりたい、ちょーだい」って言ってきますよ(n*´ω`*n)
そこまでいけばあとはアレンジもたくさん効きますし大変便利なフォレイジングです

キャンディ包みしてケージ越しに渡したりもできます

包んでしまうと興味を持ってくれないようなら紙に少し切込みや穴あけパンチで穴をあけて、中身が見えるようにすると興味を持ってくれると思います❤

バードトレーナーの石綿美香先生がキャンディ包みの食べ方を鳥さんに教えるための動画をYouTubeにアップロードしていたので、是非ご覧ください

いきなりキャンディ包みはハードルが高い場合が多いです。こうして段階を踏んで鳥さんに教えてあげると非常に親切です

ばど美紙包みフォレイジング

Chiさんのセミナーでキャンディ包みしたシードを紙ひもでつなげてぶら下げてみる、というのを紹介してましたのでやってみました

紙ヒモにキャンディ包みしたシードをくくりつけて、両端にチェンリングをつけてケージに吊るしました。こんな感じで食べてくれました(n*´ω`*n)アレンジがいろいろ効いて楽しいですよ♪

キャンディ包みをケージの網の間に挟んでみるのも

こんな感じでタピオカ用のストローにキャンディ包みを入れて、金網に刺して探してもらうというのもできますよ(/・ω・)/

写真ではストローの片側つぶしてますがそのままでOK。ストローは紙でもプラスチックでもどちらでもいけます

これをケージのいたるところに設置すれば、取りに行く手間が増えてよきフォレイジングになりますよー

フォレイジングをする際の注意

普通に食べる分も一緒に入れておく

フォレイジング=採食 →ごはんを全部隠せばいいのかと言ったらそうではないです。

ものすごい食いしん坊で早食いで普通にあげたら一日分を5分で食べてしまうようなら子ならすべてのごはんをフォレイジングであげてもいいかもしれませんが、普通の子ならば普通に食べる用のごはんも一緒に入れます

その上でおやつや楽しみとしてフォレイジングを楽しむといいと思います。もしフォレイジングを攻略できなくて食べられない、なんてことがあっては鳥さんが困りますからね

成鳥期の鳥さんならまだ必要ないかも。健康な鳥さんが行いましょう

成鳥期の鳥さんは食べるのが仕事なので、まずは食べてもらうことを中心に。そこから退屈しているようならフォレイジングを検討していけばよいと思います

病気の鳥さんも同様にまずは食べることが大事ですから、フォレイジングは病気が治ってから。

難易度は段階を追って

いきなり難しいのは鳥さんもどうしていいかわからず食べられぬまま終わってしまうかも。最初は簡単なのから始めて徐々に難易度をあげていきましょう

ちなみにその子によって難易度は変わります。例えば見慣れないお皿に入ってるだけで食べられない子もいます。おやつがむき出しで見えてても。

その場合は、より小さいお皿に変えてみるとか、おやつをすぐ取れる位置に移動するとか、「その子はどこまでハードルを下げれば食べられるのか」を探ってみてください

ここは飼い主さんのアイディア次第です。

上に例を挙げました。画像で紙皿が写ってると思います。この紙皿を怖がるようなら半分に切って使ってみる、それでも怖がるならば半分隠してみる(お弁当のカップで隠してみました)、または切るとか。その子が怖がらないところまで工夫してみるのが大事です

これはシリコンの型を使ってみた例ですが、これをそのまま見せたら怖かったみたいで手をつけずじまいでした。では切ってみたらどうだろう、と切ってみたのが2枚目の画像です。こうしたら普通に食べてありました(写真は食べた後です)

…といった風に、人から見たら大したことじゃなくても鳥さんからしたら大したことの場合があります。そういう場合は小さくしたり、隠してみたり、工夫してみてその子のOKラインを探ってみてください(/・ω・)/

フォレイジング=採食 だけど、鳥さんの暮らしに変化や刺激を与えるものでもある

フォレイジングって見えてたらいけない、隠さないといけないと思ってましたが全然そんなことなくて。鳥さんにとって新しいものや見慣れないものはいい刺激になりますので、そういう刺激を増やしてあげたくて最初はいろんな容器ではじめてみました

その子によってもいろいろなので、難しくしすぎるとできない子もいれば、反対に食いしん坊すぎて難しくないとすぐ攻略しちゃうという子まで様々です

お皿に乗ったシードすら食べるまでに時間がかかる子もいます。お皿に乗せただけのおやつってフォレイジングなの?と思われるかもしれませんが、それも立派なフォレイジングです(/・ω・)/

匂い、見た目、形、色など、五感を刺激することが「フォレイジング」だと以前セミナーで教わってなるほどと思いました

こんな感じです。すべてケージの中に設置してあげています(/・ω・)/

吊るせるものはケージに吊るして、置いて使うものはケージの底網の上に置いてあげています

ケージの底網に置くとシードなど下に落ちてしまうので、フォレイングのおもちゃの下に紙(ペーパーナフキンなど)やお皿などを敷いて落ちないようにしています
フォレイジングを撤去するときに下の紙も一緒に撤去しています

ぜひいろんなお皿や容器であげてみてくださいね

後編につづく

長くなりましたので後編に続きます(/・ω・)/

後編では他のアイディアとフォレイジングをする上でのQ&A、オススメの書籍、チラチラ名前が出てきているChiさんのフォレイジングアイディアも掲載しています

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