鳥さんをお迎えしたら動物病院に健康診断に行こう~お迎え健診は大事です~

お迎え

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は、鳥さんをお迎えしたら絶対行っておきたい健康診断についてです。なぜ健診に行かないといけないのか?について解説していきます

お迎え健診って?

お迎えしたばかりの鳥さんは、言い方が悪いですが病気を持っている可能性があります

幼い時期は人間の赤ちゃんなんかと一緒で、身体の抵抗力も弱く病気に感染しやすい、かかりやすい時期です。この病気というのが、見た目には健康に見えてても感染している、またはかかっていることがあるのです。

なので、お迎えしてなるべく早くに病院で健康診断を受けることで病気があった場合は早期治療ができ、病気がなかった場合は健康とのお墨付きをもらうことが大事になるわけです
これは鳥さんだけではなく、すべての動物に言えることです

これを「お迎え健診」と呼んでいます
病院には「鳥さんをお迎えしたので健康診断をお願いしたい」と伝えるといいでしょう
もしくは普通に「鳥さんの健康診断をお願いしたい」でも大丈夫です

この時何か気になる症状があれば一緒に伝えるのが良いですね。

ショップで検査済みでもお迎え健診に行かれることをオススメします

、ショップで「検査済み」とあっても、それは感染症の話で感染症以外の病気を持っている場合もありますから、必ず病院で健康診断を受けて欲しいと思います

ショップの店員さんも病気に対してはプロではありませんし、見た目からはわからない病気もありますので、一度獣医さんに診ていただいた方が安心です

病気(感染症)とは?

PBFDになると羽が抜けたり正常に生えてこなくなったりします

感染症以外にも本当にさまざまな病気がありますが、ここではまず代表的な感染症について挙げていきます。

~感染症~

・PBFD(オウム類嘴羽毛病)

・BFD(セキセイインコ雛病 セキセイインコの雛から最初に見つかったのでこの名前がついただけで、セキセイインコに限らず感染します)

・CHL(クラミジア=オウム病)

・マイコプラズマ

・PDD(腺胃拡張症 ボルナウイルス)

~真菌症~

・アスペルギルス症

・メガバクテリア(マクロラブダス症)

…など

感染症に関しては採血による遺伝子検査をして判断します

真菌のアスペルギルス症も遺伝子検査、メガバクテリアは糞便の検査から判断します

これらは感染していた場合は早期発見早期治療が非常に大事です(今回感染症の細かい説明は省略しますので、気になる方は検索して調べてみてください)

逆に早くに見つからなかった場合、発症してしまったら命に関わる病気もありますし、治りにくくもなります。

病気を持ったまま他の鳥さんと会わせるようなことがあれば病気がうつる可能性もあります。

まずは検査をして、感染症に感染していないかを確認することが非常に大事です

どんなことを検査するの?

病院では、鳥さんの体重測定、触診、糞便検査、必要であればそのう検査をします

保定

鳥さんを保定します。小さい鳥さんならばそのまま手で保定しますがサイズの大きい中、大型の鳥さんはタオルを使って保定します

体重測定

鳥さんの体重測定は非常に大事です。
健康を測るバロメーターでもありますし、肥満かそうでないかを判断することもとても大事なことです

鳥さんも肥満大敵!です。

胸骨の出っ張りぐあいからキールスコアという痩せている、太っているを測る基準があり、それで評価する場合もあります(病院による)

ほかにお腹や首の付け根などに脂肪がついている場合、黄色い脂肪が見えます
(販売されている鶏肉についてる黄色い部分、まさしくアレです)

これがついていたら太っていますので、ダイエットが必要になります

病院に行ったら、必ず「適正体重」を聞いてきましょう。
適正体重は平均体重ではなく、その子の体格ならば大体このくらいが適正だよ、というものです

同じ鳥種でも体格はさまざまです。たとえばオカメインコでも100g超えて普通な子もいれば、80gが適正の子もいます。

体格によっても全然違いますので、必ず病院で獣医さんに適正体重を聞きましょう(/・ω・)/

糞便検査

糞をプレパラートに乗せて生理食塩水をかけてのばし、プレパラートで挟んで顕微鏡でフンの状態をチェックします

病院に初診でかかる場合はフンを1週間集めて持ってきてくださいと言われる場合が多いです。
というのも、フンからわかる真菌が病院に来た日のフンから検出されるかわからないので、数日分のフンをチェックして判断するためです

フンを(おそらくどの時間帯のフンでもいいはず)つまようじですくいとって、それをラップの上にのせて、乾燥防止のためにラップで包みます

それを冷蔵庫へ。100均などで売っているお弁当用の小さいフタつきのカップにいれて、フタに日付を書くとわかりやすいです

1週間分たまったらそれを病院に持っていきましょう

病院の予約を取る際に、電話で説明されると思うので言われたら用意するのでいいはずです

ぽんず
ぽんず

2回目以降はキャリーにしてあるフンでチェックすることもあり、必ずしも数日分採取する必要はないみたいです

そのう検査

そのうに「ゾンデ」と呼ばれる器具を挿入し、そのうの液を採取します

採取したそのう液をプレパラートに載せて顕微鏡で異常がないか確認します

そのう検査に関しては病院によって認識が違くて、かかりつけの場合は基本そのう検査は何か疑わしい症状が見られないならばしない方針です

病院によっては必ず検査するというところと、見た目や状態から見て問題なさそうであればしないところとあります

検査の他に飼い方指導、相談も受けてくれるところも

飼い方の基本について説明をしてくれる病院もあります。

かかりつけは最初に行った時にどんな飼い方してるのか問診票に書いた記憶があります。あと保温についての説明の紙を渡されて読みました

他に食事指導(高脂質のシードは与えないなど)をしてくれたりします

私は行くたびに気になることを先生に質問しています。

先生は飼い方のプロではありませんが、病気と普段の飼い方暮らし方というのは密接に関係しているものです。
病気の予防には、まず普段の生活環境から、ということで先生方もある程度はわかるはずです

気になることがあれば質問して聞いてみましょう

遺伝子検査

実際の遺伝子検査結果の用紙

遺伝子検査をします。代表的なのはPBFD、BFD、クラミジアの3種類の検査ですね
小型の鳥さんだと基本はこの3種類、気になることがあれば項目を追加します

大型に近い中型の鳥さん、大型の鳥さんはこの項目プラス抗酸菌(鳥結核)、ボルナウイルスをされておくと安心かと思います(参考:大型飼育完全飼育)
最近はボルナウイルスの名前も聞くようになってきました

検査というのは採血をして、その採った血液を専門機関に送ってPCR検査をし、その検査結果が病院に送られてきます(上の写真がそうです)

結果が出るまでに時間がかかることが多く(検査機関の混雑具合によって変わります)、長いと2週間くらい待つことも。

検査結果が陰性ならば問題なし、陽性ならば陰転できるように治療していきます

採血の方法は病院によっていろいろで、

・足の爪を深爪して血を採血する場合(聞いた話によると痛いようです)
・首の血管から注射して採血する場合
(こちらの方が痛みは少ないけれど保定等によるショックの心配もあります)

があります。病院の先生によってやり方は違いますね(かかりつけは深爪方式)
どちらもしたことありますが、うちの子はケロっとした顔で戻ってきました

遺伝子検査はお金がかかりますので、多めに持っていくことをオススメいたします
3種類で15,000円くらいはみた方がいいですかね…
(※この金額はあくまで目安です。病院によってもまちまちです)

他にも診察料、糞便等の検査代なども加算されますのでお会計の合計金額は2万超えることもあります
鳥さんのサイズがあがれば値段もあがりますので注意しましょう

そのほか

・バードドック(病院によっては実施しています)

・レントゲン

・血液検査(採血して血液の成分を調べる)

・超音波検査

・外科手術

…があります。病院によってできる検査は違いますし手術はできない病院もありますので、気になる場合は先生に聞いてみましょう

病院の選びかた

キャリーケージに入れて暖かくして連れて行きましょう

お迎え健診!とか言ってますが、まず鳥さんを正しく診られる病院は少ないです。

獣医師になるまで

獣医師になるための大学では主に家畜しかカリキュラムでやりませんので(家畜の中に猫や犬も含まれるようでこちらは授業で習うそう)、鳥は鶏しか習わないそうです

大学を卒業し、鳥さんを診られる動物病院に就職してそこで数年修行し、自分でも独学で勉強して、やっと鳥さんが診られる獣医さんになるわけですね…(長い…)

実習で経験を積まないことにはどの動物も正しく診られませんからね…動物病院を開業するまでのプロセスの長いこと…

しかし!
とても残念なことですが、実は自分で開業する場合、診られる動物の表記は好きなのを言えるそうなんですよ。
なので鳥さんの勉強をしていなくても鳥を診られますと言えちゃうわけです。そこが私たち飼い主を混乱させてる元なわけですね

どうやって見分ける?

鳥さんが診られる病院をどうやって見分けたらいいでしょうか?私が思うポイントを書いていきますね

・鳥専門と書いてある(これはもう100%診られる病院)

・ホームページに鳥の飼い方の説明、または病気の解説が載っている

・診療案内に細かく診療内容が書かれている。特に遺伝子検査についての記載があると完璧

・鳥類臨床研究会に入っている

・ブログなどで来院された鳥さんの診察内容が掲載されている

・クチコミに鳥を診てくれる、と書かれている(私の中では少し優先度が低い情報ですが)

・先生の職歴の中に鳥さんを診られる病院が入っている(最近チェックしちゃう項目 笑)

・鳥さんを飼っている友達に聞いてみる

※ここに挙げたのはあくまで判断する基準の一部であり、これに当てはまるから診られるわけではないこともあるかもしれません。あくまで目安にどうぞ

最近は鳥専門ではなくエキゾチックアニマル全般が診られる病院が増えており、その中に鳥さんも入っていることが多いです。
そういう病院の先生は、鳥さんについてもしっかり勉強されている方が多いので、一度行かれてみることをオススメします

私もかかりつけは鳥専門病院なのですが、市内に3件病院が新しくできまして、そのすべてがエキゾチックが診られる病院です。
2件は実際に行きましたがしっかりと鳥さんを診られるとてもいい先生で、何かあった際の選択肢が増えたことをとても喜ばしく思っています

実際に行ってみないとわからない場合も

これは私が体験したことですが、鳥が診られる病院だけど、その診察のしかたが「ええ…」と思うことがあったんです

情報が、、、古いのかな…?ちょっと私はここはもう行かないぞ的な…

情報が古くない?とか、診察本当にあってる…?とか、この先生とちょっと相性合わないかも…?とかいろいろあると思うんですが。

先生も人間ですし人としての相性もあるし、勉強していない場合は知識が古くなっている場合もあるし。

ちょっとでも「おかしいな?」と思ったらそこはやめて、別の病院を探しましょう

複数の病院にかかっておこう

かかりつけがお休みで他の病院にかからないといけなくなった時、探して診てもらえるか聞いて…というのは非常に大変です

プラス、容体が悪い状態で初診というのは病院側にとっても正常な状態の数値もわからないし、持病があるのかなど不明な状態で受け入れるのは大変なことです

日頃からいくつかの病院に診察券、カルテを作っておきましょう。

私もなんだかんだで病院は5件行ってますね…(;´∀`)
私が実際に病院をまわった話も書きました。参考にどうぞ(/・ω・)/

実際に複数の病院に行ってみて、病院によっても対応もさまざまで知らなかったことを知る機会になったりしています。
先生との相性も知ることもできますし、同じ病気でも治療方法が違う場合もあります

かかりつけだから、、、とそこだけと決めずに、複数の病院に行ってみて知見を広げることの大切さを学びました

ではどうやって行くのか?といいますと、各病院には「健康診断お願いします」と言って行きました。
健康診断自体は大抵は糞便と触診、体重測定くらいなので鳥さんの負担も少ないです。

病院ですから病気の子も行く場所なので、感染症にかからないように例えば病院の外で待たせてもらう、キャリーを布などで覆って他の鳥さんと接触しないなどの工夫は必要です

健康診断はどのくらいのペースで行くもの?

私個人の考えですが、1歳までは毎シーズンごと(3ヵ月おき)、1歳になったら半年~1年に一回は行かれるといいと思っています

1歳までは病気が心配なことと、各シーズンで気になることもあるかと思いますので病院で先生にわからないことを聞くのがいいかと。
小型の鳥さんならば1歳までに大抵発情も始まりますので、その辺についての注意点なども聞いておくといいでしょう

ほかに鳥初心者さんだと調子が悪いのがわからない場合があるので、定期的に病院で診てもらうことで病気の早期発見につながると思っています

そのあとは半年ごと、または1年に1回ですね。
それ以外にも様子がちょっとでもおかしいと感じたらすぐに連れて行ってください

遺伝子検査はどのくらいのスパンでしたらいい?

遺伝子検査はお迎え健診以降は、他の鳥さんと会わせられる場所(バードランなど)に行きたい場合は必ず検査が必要です。

もし感染症に感染していた場合、その同じ空間にいた子たちにも感染のおそれがありますので、感染症にかかっていないことを証明するために前もって検査します。
開催日の前に検査結果を提出するところもあります

行かない場合でも3歳までは毎年検査しておいた方が安心かな、と思っていますがここは飼い主さんの考え方次第かなと思います

鳥さんを診られる病院は少ないです

先にも書きましたが、鳥さんが診られる獣医師になるまでには大変時間がかかります。そのため病院もまだまだ少ないのが現状です

病院まで1,2時間かかるという方が多いのが現状です。。。

県内に病院がない場合、隣の県には病院がある場合が多いですので範囲を広げて探してみてください

大変ですが、鳥さんのためにもお迎え健診は必ず行って欲しいと思います。感染症以外にも鳥さんの病気はたくさんあります。
発見が遅れればその分落鳥の危険もあがりますから、病院で診て頂いて健康かどうかのチェックをお願いしたいです

鳥さんは早期発見早期治療が非常に大事です

メモを持っていこう

動物病院にかかる際に、いろいろ気になることを聞いておきたいですよね

ですが、先生を目の前にしたら頭が真っ白になってしまって忘れてしまった、聞きたかったのに診察が素早くて聞きそびれた、なんてことがあると思います

そんなことにならないようにメモに書いて持っていきましょう。そのメモを元に先生に質問するでもいいですし、そのままメモを渡してしまってもいいでしょう

とにかく診察の時間にしか聞けないので、聞き忘れることのないように準備をしていきましょう(/・ω・)/ 
私も最初はやりましたし、今でもポストイットやスマホのメモにメモっていたりします

気になるしぐさなどがあれば動画や写真に撮っておこう

足裏が赤くなっていて気になったので写真を撮りました

鳥さんの動きで気になる動きやしぐさなどがある場合には、動画や写真に撮っておきましょう。
病院でその気になる動きをしてくれるとは限りませんので、撮っておいて先生に見せられるというのは非常に大事です

私も、気になる動きがあって動画に撮って見せたら、マイコプラズマじゃないかと言われて遺伝子検査をし、マイコプラズマが判明したことがあります

他にも鳥さんがパニックを起こしたと思ったら実はてんかんの発作だったケースもあったりしたので、気になる動作や身体の部分などあれば動画や写真に収めておきましょう

2羽目以降のお迎え健診について

濃厚接触は検査結果が出てから

先に先住の鳥さんがいる場合、2羽目3羽目とお迎えしたい場合は注意が必要です

そのお迎えした鳥さんが感染症や他の鳥さんにもうつる病気にかかっていた場合、先住の鳥さんと同じ空間にいたり濃厚接触(同じごはんを食べる、クチバシ同士が当たるなど)をするとうつる可能性があります
そうなると全羽検査、治療することにもなりかねません

そうならないように、可能ならばお迎えしたその足で病院に行き健診と遺伝子検査を出し、検査の結果が出るまでは隔離しましょう。
お世話した手も消毒して、病気が先住の鳥さんにうつらないように気を付けてください(念のため病気がある前提でお世話した方が安心)

陰性なことが確認できたら先住の鳥さんと一緒にしましょう。少し面倒ですが鳥さんを守るためです。
これを怠って全羽に病気がうつってしまったら本当に大変なことになってしまいます
ここは頑張りどころです(/・ω・)/!

まとめ

いかがでしたでしょうか…。大分長くなりましたがお迎え健診に行く上で知りたい、知っておきたい話をまとめました

病院もピンキリで、鳥が診られると書いてあるのに保定ができない、なんてところもあるそうです…。ここだ!という病院が見つかるまで大変な場合もありますが、とにかくきちんと診られる病院を自分の足でまわって見つけるしかありません

特に地方だと大変な場合が多いです…。病院の探し方のポイントも書きましたので、是非参考にしてくださいね

少しでもお迎え健診の大事さが伝わりましたら幸いです

あ!!最後に。

病院に行ったら消毒しましょう

病院に行ったら消毒とお風呂に入って着替えてから、鳥さんをキャリーから出した方が安全です
(病院は病気の子が行くところなので感染症には十分お気を付けを)

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