鳥さんの「困った」についてその① ~噛みつき~

飼育情報

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は鳥さんの「困った」についてです。ビビリで困ってます、噛みついてきて困ってます、呼び鳴きがうるさくて困ってます、、、などなど、「困った」っていろいろあると思うんです

それについて一つずつ、私の経験と解釈と、対処について説明していきたいと思っています

その中から、まずは悩んでる方も多い「噛みつき」から解説していきます

鳥さんの「困った」について

なんでうちの子はこんなに私が困ることばかりしてくるの?いじわるで性格が悪い、頭が悪いの?とか、なんで言うこと聞かないんだろう、とか、鳥だから仕方ない、なんて思っていませんか?

鳥さんは、本当はとても賢いので、ちゃんと彼らなりの方法で気持ちを伝えてきています

それを私たちがちゃんと読み取れてなかったり、間違った解釈をしてしまっていたり、お互いに快適に暮らすための方法を鳥さんにうまく伝えられてなかったりすると、上記のようなことが起こってしまいます

私も最初はどうしていいかわからず、あんずさんに酷いことをしてきたと思っています。無理やりキャリーに入れるとかもそうですし…

しかし、ちゃんと鳥さんの出しているサインを読み取り、鳥さんにこちらのして欲しいことを適切に伝える、アプローチすることができれば鳥さんはしっかり応えてくれます

これから鳥さんをお迎えする方や、お迎えしたけどどうしていいかわからない方、現在進行形でお困りの方に向けて、どうやって解決したらいいのか、実際に私がどうしたのかについてお話していきたいと思います(/・ω・)/

鳥さんの困った その① 噛みつき

噛みつきについては以前も別の記事にて解説しましたので、そちらもどうぞ

鳥さんが噛むのには理由があります。動機もなく噛むことはまずないです。人も行動には理由を伴いますよね?それと一緒です

大きく分けてこのような理由が考えられると思います

①嫌なことをされた
②噛んだら鳥さんにとって面白いことが起きた
③噛んだら鳥さんにとっていいことが起きた
④興奮している
⑤人の指は噛むものと思い込んでいる

①については鳥さんにとって嫌なことをした、が多いのではないかと。

こちらは鳥さんのボディサインを読むことで解決できると思います。鳥さんは噛む前にきちんと威嚇したり、サインを出しています。それを無視すると、じゃあ噛むぞ!と実力行動に及ぶわけですね

②については、飼い主さんは鳥さんを罰しようと思って怒鳴る、睨む、ケージに戻す、真っ暗な空間に閉じ込める、、、、など、嫌だと思うことをしたとします

しかし鳥さんにとって、それは「すごく楽しいこと」だったとしたら?

飼い主さんが大声でしゃべってくれて楽しい、じっと見つめてくれて嬉しい、ケージに戻りたかったからちょうどよかった!、真っ暗な空間にしばらくいたら、飼い主さんがまた構ってくれる、面白いアトラクション…という風に鳥さんは感じているかもしれません

鳥さんにとってすべては「遊び」です。人にとって嫌だと感じるものが鳥さんもそうとは限らないんですよ

③も同様ですね。鳥さんを罰しようとタオルで包む、抱きしめる、クチバシをぎゅっとするなど、これ全部鳥さんの好きなことだったら?

鳥さんからしたら楽しい、またやりたい、またやってよ、と同じように噛むことでしょう。噛んだらタオルで包んでもらえる、抱きしめてもらえる、クチバシをぎゅってしてもらえる。その結果を引き出すためにまた同じように噛むことでしょう

④については、まず興奮しているときに手を出さないこと。人も不機嫌だったり怒っている時に話しかけて八つ当たりされたりすることありますよね(;^ω^)
あれとおんなじです。こうなったら落ち着くまでそっとしておきましょう

ほかにおもちゃで遊んでいて興奮してくる、手で一緒にプロレスのように遊んでいて興奮してガブリ…なんかもよくあると思います

⑤これについては間違って学習してしまったパターンですね。どこでそう学習してしまったかはわからないし、もしかしたら上記のことから学習してしまったのかもしれません。これについては人との適切な距離や付き合い方を教える必要があります

あとは人慣れしていない鳥さんにも同じことが言えるかもしれません。こちらも人との適切な距離や付き合い方を教えていく必要があります

解決法は?

さて、解決法です。

答えは「鳥さんのボディサインを適切に読む」「鳥さんに適切に正しいことを教える」「興奮してきたらクールタイムをとる」です

ボディサイン

ボディサインについては長くなったので別の記事にて解説しました

動画つきでわかりやすく解説したつもりです。よければこちらも読んでくださいね
ボディサインは人間同士が「空気を読む」のと同じくらい大事なことです。是非知って欲しい大事な話です(/・ω・)/

鳥さんに適切に正しいことを教える

「望まない行動はノーリアクション」

ネットでよく言われる「噛まれたら息を吹きかける」、「手を揺らす」など。
これらは「対処法」としては間違ってないこともあるのですが、「解決法」としては機能していません

なのでこれらをしたところで解決には至らないのです

正しくは、

「望まない行動をしたらノーリアクション」

です

先に書いた噛む理由の②、③はリアクションをしてしまっていますよね。
飼い主さんがリアクションするから、面白い!と思わせてしまう側面もあるわけです
なにかをやめて欲しい時の方法はいくつかありますが、一番は「ノーリアクション」。

鳥さんは「つまらない」と感じたことはしないのです。

たとえば人も「これは面白いぞ~」って思って人に話したら、リアクションが薄くて「なんかもうこの話するのやめよう…」ってなったりしませんか?
相手のリアクションが薄いとテンション下がっちゃったりしますよね。またその行動をしたいかというと、、、、もうしないか、またはするまでに時間が必要かもしれませんね

そんなわけで、「望まない行動はノーリアクション」です
これは人にも言えますね(笑)

最初は効果がなくても、ゆっくり見守ることが大事

鳥さんに今までの積み重ねがある場合、上記のことを試してもすぐに効果がでないことがあります。
だって鳥さんには今までの実績があるから。
簡単にはその実績を覆すことはできません
それと、鳥さんが上記の意味を理解するのに時間がかかる場合もあると思います

なので、最初は効果がないかも、と思っても続けることが大事です。他の「困った」もそうですが、すぐには効果は出ません。長期的に見て、まずは1週間。
効果がある場合には1週間くらいで変化が表れるそうです(本より)

そのあと1か月後、3か月後に改善されてきた、または改善されたね、と言える状況に持っていけるように頑張りましょう(/・ω・)/

しかしあまりに変化がない場合(大体1週間が目安と本にはあります)、それはやり方が間違っているかもしれないのでやり方を見直してみましょう

ノーリアクションと書いたけど…

ノーリアクションを取るのが難しい場合や、間違って使われることもあり(呼び鳴きに無視をするのは間違ってないけど使い方を誤るとどちらもつらい思いをするだけですし)、使うのが難しいです

なのでできるならばノーリアクションを取らずに解決に持っていく方法を考えた方がお互いにとってもいいと思います

そのためにもボディサインを読む、クールタイムをとる、興奮させないなどの「噛ませない」ようにすることが大事です

鳥さんと遊んでいて噛まれる場合はクールタイムを

先にも少し書きましたが、遊んでいて興奮してきて噛まれるって、けっこうあるあるだと思うんです

鳥さんと一緒に手を使って遊んだりプロレスごっこしたり(これはローリーさんとかシロハラさんなどに多いかな)する場合に、だんだん目がすわってきて興奮してきたな…と思ったらその遊びを一旦切り上げてクールタイムを作りましょう

または他の遊びに誘うようにしたり、手ではないおもちゃを差し出したり、まず興奮する状態を作らないようにするのがオススメです
手を使って遊んでいた場合は手を鳥さんから少し離してみるといいです

興奮してきて噛んでしまった場合、ここで一緒の遊びは一旦中断になりますよね。そうすると鳥さんにとっては「楽しい遊びの終わり」「飼い主さんがリアクションする→面白い遊び」となります

「楽しい遊びの終わり」は鳥さんにとって遊びが終わるので鳥さんは残念な思いをしますよね

「飼い主さんがリアクションする→面白い遊び」は噛むことを楽しい遊びと間違って認識してしまうので、よくない状況を強化してしまうことになります

なので…「興奮してきたら少し距離をとってクールタイム、または別の遊びに誘う、または手以外のもので遊ぶ」のがオススメですよ

我が家は興奮してきたらおもちゃに当たってもらっています。ボタンインコは「ダッシュ噛み」をすると言われますが、我が家もあります
興奮してきたらおもちゃに向かってダッシュ噛み!あれはダッシュっていうかジェットのようなのでおもちゃが吹き飛ぶこともあります(苦笑)

そのあとはケロッとしているのでこの方法を採用しています

⑤の、間違って学習してしまった子の場合は?

こちらについては、上記の解決法プラス、クリッカートレーニングが有効です。
クリッカートレーニングによって正しい距離感を学ぶのがいいようです

クリッカートレーニング?と思われる方もいるかもしれません。クリッカーとは、「音が鳴る道具」のこと、音が鳴ったらおやつ(ご褒美)がもらえるというルールを鳥さんと人の間に作ることで、鳥さんにいろんなことを教えることができる遊びのようなものですね

今回はタッチトレーニングを使います(こちらについては「インコ&オウムの困ったお悩み解決帖」の20P~24Pにて解説しています)

人慣れしていない鳥さんにも有効なトレーニングです

一番いいのは噛まれることを「恐れる」ことではないか

つい鳥さんにしつこくしすぎて「噛まれた」、興奮しているときに手を出して「噛まれた」
私は「噛まれた」を軽視しがちなのではないか?と思うのです。

鳥さんが噛むというのは相当なことだと思うんです。鳥さん自身も本当はよほどのことがないと噛みたくないし噛まないはず。
それが起きるということは、相当なことがあった、ってことなんです

噛むくらい嫌なことというのは鳥さんも覚えていて、フラッシュバックのように起きる気がしています(あくまでこれは私個人の意見)
それで思い出し噛み…なんかもある気がするんです

なので、そんな思いをさせないように、「噛ませない」「噛む理由になることはあらかじめ取り除いておく」ことが大事ではないかと考えています

もちろん甘噛みはありだと思います。そうではなく、威嚇からの本気噛みをさせてしまうような事態は避けたいなと。

人為的な理由での噛みはこれでなくせるのではないかな?と。びっくりして噛まれたとかそういうのは仕方ないですけども(;´∀`)向こうも悪気ないからね…

反対に噛むことで指が「楽しいもの」と認識させてしまうと、単純に噛んだ時の感触が楽しいから噛む、噛んだ時の反応が楽しいから噛む…と、噛むことを助長させてしまうこともあります

どれも「噛ませない」ことで防げるわけですね。もっと鳥さんが強く噛むことへの認識を、人側が改めるべきではないかと、私は思っています

今回参考にした書籍のご紹介

私も最初から鳥さんの「困った」に対して解決できたわけではありませんでした。困ったからこそ、本を読んだりセミナーに行ったりして考え方を養ってきたわけですね

この考えを養うというのは非常に大事です。鳥さんに対処するのは飼い主である自分しかいませんから、解決法を考えるのも飼い主である自分です。そのための考えを養うために、一番手軽なのは「本」かなと思っています

好きな時間に読めますし市販されているものなので手にも入りやすいです。本は苦手…という方には「漫画で楽しむ インコと飼い主さんの事件簿」の方をオススメしたいです。漫画も入っていて非常に読みやすいので。

同じように悩まれている方はたくさんいるので、非常に共感できますし読み物としても面白いですよ

インコ&オウムのお悩み解決帖

バードトレーナーの柴田さんが、birdsgroomingshop にお勤めの頃に受けていた個別相談の内容をまとめたものです

毛引き、自咬、噛みつき、呼び鳴きなど、飼い主さんのお悩みに寄り添い解決法を提案し、改善していった話が掲載されています

お悩みの方に非常に参考になる本だと思います。また、今困っていなかったとしても今後のために読んでおくのも非常にいいですよ

漫画で楽しむ インコと飼い主さんの事件簿: トラブル事例から予防、回避術 満載

こちらも同じく柴田さんが書いた本です。こちらもお悩み相談の実際のケースについての話が掲載されています

こちらは鳥さんをお迎えしたばかりの飼い主さんにぜひともオススメしたいです。お迎えした際に知っておいた方がいい情報が満載です
それによって今後起きるかもしれない「困った」に、対応することができたり予防することができると思います

こちらはその2冊の元になったであろう、個別相談を受けられていた時のブログです。とても多くの相談を受けていたようで、この話を読むのも非常に参考になりますのでオススメです

私は最初の頃はひたすら読んでましたね(笑)

バードトレーナーさんのセミナーに参加する、個別相談をお願いする

本を読むほかに、セミナーに参加して話を聞く、トレーナーさんが行っている個別相談に申し込みをする方法があります

セミナーの情報は各先生のHP、こくちーず、SNSなどで告知をしていますので、是非検索してみてくださいね
セミナー…?と思われるかもしれませんが、鳥さんともっと仲良くなるための情報満載のセミナーです。決して怪しいものではありません(笑)

こうして今鳥さんの困った、について解説しているのも、元々はセミナーに参加したことで知ったこと、理解したことをお話しているわけです
知ることで得られることがとても多いです。是非参加してみてくださいね(/・ω・)/

まとめ

まーた長くなりましたが、よく言われる「鳥さんが噛むのには理由がある」「噛ませないようにするのが大事」という理由、わかっていただけたでしょうか?

私もわからなくてずっとモヤモヤしていましたが、今回鳥友さんの協力のおかげでやっと理解することができました

「興奮させないようにする」

「興奮してしまったら距離を取ってクールダウンを」

「ボディサインを読むことで鳥さんが嫌と感じる瞬間を回避できる」

そのほかもっと詳しいことや具体的な解決のケースについてはぜひ紹介した本だったり、バードトレーナーさんが開催しているセミナーに参加して聞いてみることをオススメいたします

同じ悩みを持つ人も参加しているので一緒に話し合いもできますし、動物を飼うのに大切なことは「相談できる人がいる」だと思うんです

なのでそういう出会いもそうだし、自分の悩みを解決するために行動することも非常に大事です。私もそうやって今ここにいるわけですからね(/・ω・)/

少しでもお役に立てたら幸いです

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