鳥さんのお留守番について~お留守番の注意点、ペットカメラのことなど~

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ボタンインコについて、ラブバードの飼いかた

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は鳥さんのお留守番について。鳥さんのお留守番で気を付けたいこと、オススメのグッズの紹介などしていきまーす

鳥さんのお留守番について

短時間でも長時間でも、人が出かけると鳥さんは「留守番」をしないといけなくなりますよね

短時間のお留守番はとにかく、3時間以上の長いお留守番の時にはケージの中で楽しく過ごしてもらえるように心がけています

まずは鳥さんに留守番してもらう際に私が気を付けていることを解説していきます

留守番させる時に気を付けたいこと

  • ごはんは多めに入れていく、餌入れは複数個所設置
  • 日をまたぐ長期間の留守番の場合は底網を外して落としたフードも食べられるようにしておく
  • 水入れは複数個所に設置しておく。1か所が汚れて飲めなくなっても大丈夫なように
  • テレビやラジオをつけていく。1羽なら特に無音は寂しいものなので(日頃から慣らしておくこと)
  • 明かりはなるべくつけていく
  • ペットカメラがあると安心
  • 暑さ寒さに気を付ける。暑い時はエアコンを入れていく。寒い時には暖房を入れたり保温電球をつけていくなど保温を
  • 日をまたぐ留守番は、できて一泊二日まで。2泊以上はペットホテルに預ける、知人友人に預けるなど対策を
  • 留守番させたら、帰ってきたときにとっておきのおやつを。頑張ったご褒美
  • 退屈しないようにおもちゃを多めに入れたり、フォレイジングをセットしていく(ただし事故を起こしたり危なくないかきちんとチェックを)

ざっと箇条書きにしてみました。

ここから解説していきます

ごはんは多めに入れていく

ごはんをこぼしてしまったり、帰る時間が遅くなってしまったなど不測の事態も考えられるので、なるべく多めに入れていきます。
しかし、食事管理したり食事制限している子も多いと思うので、そこは各自でどうすべきかご判断くださいませ

短時間の外出なら特に多めに入れる必要はないでしょうし、仕事先が遠くて帰りが遅くなる、お世話している人が自分しかいない、帰宅時間が不定期などならば、少し多めに入れておいた方が安心かと思います(その分体重管理が難しくなるのですが…)

日をまたぐような長時間の留守番の際には底網の下に落ちたフードも食べられるように、底網は外していきましょう

餌入れは複数個所に設置していくのがオススメです。特に飼い主さんがいないと食べないような子の場合、下まで降りてごはんを食べなかったりするので、よくいる止まり木の近くに餌入れを設置していくといいですよ
お腹がすいた時につまんでくれると思います

水入れは複数個所設置する

我が家は2か所に設置

水入れは複数個所に設置します。1つだけだと汚れた時に他に飲める水がなくて、鳥さんが水を摂取できず弱ってしまう可能性があるからです

以前、ボトル式の水入れを使っていたら、そこにペレットがたまってしまい水が飲めず、弱ってしまった鳥さんの話を聞いたことがあります。
水が飲めないのは鳥さんの命に関わりますので、水入れは複数個所設置しておくと安心です

テレビやラジオをつけていく

こちらは以前どこかで見かけてから、そうするようにしています(我が家は人がいようがいまいがずっとTVつけっぱなしです)。

留守番の時に無音は鳥さんもやはり寂しいので、音楽をかけていく、テレビやラジオをつけていくなど何か音があるといいそうです
特にいろんな音が流れるテレビやラジオは、聞きなれない音を聞いても動じなくなるので非常にオススメです。社会化につながります

鳥さんが病院に行くことになったなどで移動するとなった時に、人ごみの音や電車の音、車の音などいろんな音を聞くことになりますが、その時に動じずにいられる子になります

反対に無音の中で過ごしている子は、ちょっとした音にも敏感になるそうなので、やはり人と一緒に暮らしている以上、そういういろんな音に慣らしておくことは、鳥さんのストレス軽減にもつながりますのでオススメです

明かりはなるべくつけていく

5460160によるPixabayからの画像

こちらは人によってそれぞれだとは思いますが、我が家はつけたまま行きます。特に帰りが夜になる場合はつけたまま行きます

一度暗くなって、また明るくなったらそれは鳥さんに可哀想だし生活リズムも崩れそうなのでそうしています。
以前1泊の留守番をしてもらった時に、病院で相談したら電気はつけたままでいいということでつけたままにしました。電気がついたままでも、鳥さんは眠れるので問題ないということでした

夜は日が暮れたらそのまま寝かせている、または鳥さんが眠そうにしているならば電気はつけずにそのままのがいいと思います

ほかにも遠隔で明かりを操作できる機器もあるので使うのもありかと思います

ペットカメラがあると安心

我が家で使用しているペットカメラ

留守番中、どうしてるのか心配ですよね。ペットカメラを導入するのをオススメしています
今のペットカメラは3000円~買えますし、スマホのアプリで見られるので大変便利です!

ペットカメラは暗視モードがついてるものもあり、留守番以外にも夜寝てる時の様子を見るのにも使えて便利です

ペットカメラも、首が360°動くタイプとか、温度湿度を表示してくれるタイプとか、録画機能があるとかマイクで話しかけられるとか、いろいろあるのでよく確認した上で購入されるのをオススメします
(下の方にてペットカメラの紹介もしています)

暑さ寒さに気を付ける

鳥さんが暑すぎたり寒すぎたりして体調を崩したりしないように、温度管理はしっかりと。

夏ならばエアコンを入れていき暑すぎないようにしましょう。
鳥さんにもよりますが、例えばラブバードは暑さに強く寒さに比較的弱いです。

鳥さんも暑いと熱中症になってしまいますので、エアコンを28度くらいで入れていくことをオススメします。
鳥さんによっては28度でも暑く感じる子もいるかもしれません。その時はエアコンの設定温度を調節してください

特に梅雨の時期は、暑くないと思ってエアコンを入れていかなかったら、気温が高くなって熱中症になってしまい助からなかった…なんて子もいたそうなので(病院で聞きました)、温度管理には特に気を付けてみてあげてください。

反対に寒くて体調を崩したりもあるので、季節の変わり目は温度湿度に気を付けて見てあげることをオススメします。ヒーターはすぐ出せる場所にしまうか、年中出しっぱなしでもいいと思っています

寒い時も同様で、寒い時はエアコンと保温電球などをつけていってください。
寒いときは羽を膨らませたり首に顔をうずめて寝たり、動きが鈍くなったりします。いつもより大人しいな?と思ったら温めてみたら元気に動くようになった(体験談)なんていうのもあるので、温度は気をつけて見てあげることをオススメします

日をまたぐ留守番は、できて一泊二日まで。2泊以上はペットホテルに預ける、知人友人に預けるなど対策を

Darkmoon_ArtによるPixabayからの画像

旅行などで宿泊するような場合の留守番は、できて一泊二日までと言われています。それ以上となるとフードや水の問題が出てきますのでオススメいたしません

一泊二日の留守番の時

以前1度だけさせたことがありますが、病院で預かって欲しいと言ったら環境が変わる方が鳥さんにとって良くないからと自宅での留守番になりました

私が鳥さんをお留守番させた時にしたこと
  • 電気はつけっぱしにて、部屋のシャッターは閉めていきました。ケージに少し布をかけて暗い部分も作っておき、眠くなった時にそっちで寝られるようにした
  • 底網は外して落ちたフードも食べられるようにしておき、餌入れは複数個所に設置し、かつ多めに入れてごはんが食べられない、ということのないように
  • 水入れは複数個所に設置(普通の水入れとバナナ水入れ)を設置していきました
  • エアコンも入れて、当時は冬でしたので暖房を入れる
  • TVはつけっぱなしで音がない状況を作らないようにした(寂しくないように)
  • おもちゃも多めに入れて飽きないように(ヒモが足に引っ掛かるなどの危険がないかを確認してから設置すること)

…と言った感じです

2泊以上の場合

2泊以上の留守番は、ペットホテルや病院に預ける、もしくは友達や親族に預けましょう

長期間の留守番というのは、鳥さんにとってそれだけストレスの大きいことです。

ホテルや病院に預けたことで体調を崩したり、毛引きしてしまう可能性があるということは、予め知っておいた方がいいかと思います
預け方については預け先のサイトを確認してみてください

留守番させたら、帰ってきたときにとっておきのおやつを。頑張ったご褒美

鳥さんにとって留守番というのは、大好きな飼い主さんと一緒にいられずストレスを溜めてしまったりするし、鳥さんに我慢をさせてしまっているわけなので、頑張ったね、ありがとうという気持ちを込めてご褒美をあげるようにしています

頑張った時こそとっておきのご褒美(おやつ)をあげたいですよね。ちなみに私はナッツをひとかけらあげるようにしています

退屈しないようにおもちゃを多めに入れたり、自作のフォレイジングをセットする

留守番中は退屈しやすいので、おもちゃを多めに入れたり、フォレイジングを作って設置していくのをオススメしています。

留守番中も楽しく過ごして欲しい、いや、留守番中のが楽しい!って思ってもらえたらいいなと思っています。私は在宅ワークですが、仕事中はおもちゃや自作のフォレイジングを設置して、一羽でいつも楽しく遊んでもらってます。最近はむしろそっちのが楽しいみたいで、設置する時間になるととてもソワソワしています(笑)

フォレイジングもおもちゃも、留守番時につける前に、人が見てる時に設置して遊ばせて、危なくないかチェックした上で設置してください
留守番中に何かあっても私たちは助けることができないので、危なくないかのチェックはとても大事です

フォレイジングはおやつも食べられるし、遊べるし、頭も使うので普通に食べるよりも満足度が大きいようです。すぐ食べ終わってしまったとしても、一日の満足度を上げることができると思っています

フォレイジングについての詳しい話はこちらをどうぞ

お留守番にあると便利グッズ

switchbotシリーズ

switchbotシリーズは、お家をスマートホーム化してくれる大変便利なアイテムです。私は温湿度計だけ使っています。温湿度計単体だとBluetoothのみしか対応していませんが、ハブと組みあわせることで離れた場所にいても確認することができます。

ほかにもエアコンのスイッチとswitchbotを連携させることで、温湿度計をチェック→エアコンのオンオフや温度調整が可能になります

最近ペットカメラも発売になったそうです。こちらもあわせてご紹介

switchbotの詳しい説明はこちらをどうぞ

ペットカメラ

自分の使ってるのは高いしイマイチなので、調べてみてよさげなのをご紹介。上のはカメラが上下左右に動きます。お値段もそこそこだったのでよさげかなと思いました

atomは鳥友さんが使っており、リーズナブルで複数のカメラをスマホで一度に閲覧できるようです。多羽飼いさんにはいいかもしれません

バナナ水入れ、ボトル型水入れ

ケージに設置する普通の水入れのほかに、こちらを餌入れの近くに設置しておくと、鳥さんも水につけてごはんを食べられるし(※水が汚れます)、とても便利です

こっちの水入れは汚れてしまっても、もう一個の水入れは綺麗に保つことができますね

他にこちらもオススメです。水入れにも、餌入れにもなりますね

おもちゃやフォレイジングトイ


鳥さんのおもちゃやフォレイジングトイは、ペットショップでは充実していないことが多いので、ネットショップを利用するのをオススメしています。ペレットも通販の方がかなり充実しています

オススメのショップをまとめていますので、是非ご参考にこちらの記事をどうぞ

お留守番Q&A

Q.鳥さんを留守番させるのが心配です

A.とてもわかります。しかし、自分がどうしても長時間出掛けないといけない用事が出来たとき、突然鳥さんが一人でポツンと取り残されることになったらどうでしょう

そっちのが鳥さんにとって辛くないでしょうか。そういった「もしも」の時に備えて、いろいろ経験させておくことが非常に大事だと思っています

最初は短時間の留守番から始めて、徐々に留守番させる時間を伸ばしていくといいです。留守番出来たら頑張ったご褒美としておやつをあげると、「留守番=おやつ→いいことがある」と留守番に悪い印象をつけずに済みますよ

Q.出かけようとすると大声で鳴きます

A.鳥さんは仲間がどこかに行くので心配だったり嫌で鳴いてます。しかし、鳥さんって意外と切り替え早いので、いないとわかると案外ケロッとしたりしてます。
そこまで心配することはないですが、不安なようならペットカメラを設置して確認するようにするといいと思います

Q.鳥さんが分離不安で、自分がいないとストレスを感じてしまいます(たとえば毛引きや呼び鳴きなど)

A.分離不安を解消できるようにまずはトレーニングしていくのが大事だと思います

いつも部屋の中で鳥さんの近くにいるようなら、毎日少しずついる場所の距離を離していきます。不安にならないように声かけをしたりして、距離が離れていても大丈夫と理解してもらう、慣れてもらいましょう

次に短時間(5分程度から始めてみる)姿を消して、戻ってきたらご褒美を。慣れてきたら徐々に時間を伸ばしていきます。5分、10分、20分、30分…といった感じ

この時いきなり5分→30分というように一気に飛ばさず、その子のペースを見ながらちょっとずつ進めていくのが大事です。日を分けたり、午前と午後で分けてトライしてみるといいと思います

Q。留守番させるとごはんを食べていません、食べているけど少量

見えにくいですがケージの上の方に餌入れを2つ設置しています

A.好物のおやつを入れていく、餌入れをいつもいる止まり木の近くに設置してみる

留守番させると食べてなくて痩せてしまう、というお悩みって多いです。我が家も以前はありました。そういう時はケージの上から大好きな粟穂を吊るしていったり、ケージの上の方にも餌入れを設置するようにしていました

鳥さんって、最初の頃はケージの下部に降りるのが苦手なようで。
餌入れって下の方につけるじゃないですか。そっちまで降りられなかったり、降りるのが不安だったり(野生ならば地面に降りることになるので外敵に襲われる可能性が上がりますものね)するみたいなんです

なのでいつもいる止まり木の近くにごはんを設置するとか、ケージの上部にも餌入れを設置してあげると食べてくれたりします

それでも多少体重が減っていたりしますが、それは飼い主さんが帰ってきた夜に、なるべく食べてもらうことで解決できるかと思います

Q.出かけるとわかるとすごい不機嫌になる、または怒る

うちがこれでした(笑)

最初の頃はお留守番するってなったらブチ切れで大変だったので、いつも大好物の「ぽんせんべい」をケージの金網の間に挟んであげていました。それを夢中で齧ってる間に出掛けていました

CAP!さんにて販売しているぽんせんべい

そんな感じで、何か好きなおやつをあげて、それを食べている間に出掛けるようにするといいかもしれません。しかしそのうちそれをあげたら「おでかけする!」って気づいて怒り出しちゃうかもしれないけど…(;´∀`) 我が家はそういうことがなかったので未確認ですが、そうなってしまったらまた次の一手を考えないといけませんね…

そのほか悩みや困ったがあるならバードトレーナーに相談を

うまくできない、または他にも困った問題があるようなら、バードトレーナーに相談してみるのがオススメです。有料なのでお金はかかりますが、悩みを聞いた上で、応用行動分析学を用いて解決策を考えてくれるので非常に心強い存在です。

まとめ

今回は、私がお留守番時に気を付けていることをまとめてみました

最初の頃はお留守番するってなったらブチ切れで大変だったのですが、最近はケロッとして「あ、いってらっしゃーい」って感じです(;´∀`)

ケージの中が楽しいので、フォレイジングをガサゴソしたり楽しそうに過ごしているようです。ペットカメラで確認すると、常に動き回って何かしています(笑)

人がいない方が楽しそうまであるなぁと思って見てますが、とにかく留守番中も楽しそうに過ごしてくれているのでとても助かっています

ちなみに。留守番させる時の反応や対応も鳥さんによってまちまちで、鳥さんは常に学習しているので「これが起きたら出かける合図!」とか覚えてしまうこともあります
反対に「TVや外からこの音や音楽が聞こえてきたら帰ってきた!」とか。

それによって困ったことが起きてしまう場合は都度対応を考えないといけないし、こっちもいろいろ知恵を絞らないとで大変なんですが。困ったことがあれば一人で悩まずにバードトレーナーさんにご相談くださいませ。早めの対応がカギです

少しでも鳥さんをお留守番させる際の参考になりましたら幸いです

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