インコさん、オウムさんが「噛む」ことについて~前編~

お迎え

こんにちは、ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は、お悩みの方も多いであろう鳥さんが「噛む」ことについて、私の考えを書いていこうと思います

無論私もかなり悩みました。そんな自分の体験と、オススメの本と、自分が思う対処法について解説していきますね

対処法については後編で解説していきます

「噛む」って、どういうこと?

Q.インコさん、オウムさんは「噛み」ますか?

A.イエスかノーでいえば、イエスです。というか噛みます

一部からすごいブーイングのきそうな答えですが、はっきり言います

噛みます。

だって、鳥さんにあるのは翼と足と、クチバシしかないですもの。
何かを掴むにはクチバシを使わないといけないわけだし、感情を表すのも、他の鳥さんと何かをするときも、ケンカするときも、クチバシを使いますよね

クチバシは、いわば鳥さんの手です

手を使って、自分の気持ちを表現しているにすぎません
クチバシを使って感情を表現したり、自分の主張を主張しているわけですね

なので、、、鳥さんを飼うということは、噛まれるということですよ(反論いっぱい来そうだけど、でも本当のことだもん)。
この覚悟がないと、飼ってはいけないと思っています

その子が噛む噛まないは置いておいて、動物を飼うということは、人間が痛い思いをするかもしれないということは念頭に置いておかないといけないと思います
嫌な時は抵抗しますし、噛んだり引っかいたりします。それでも対応しないといけない時はあります

向こうに悪気がなくても爪が当たってしまったとか、クチバシで噛んでしまったとかはありますからね

時には鳥さんの嫌がることをしないといけない時(たとえば健康診断とか、ケガをしたから保定して確認する、病気の治療のために点眼、点鼻するなど)もありますし、鳥さんからしたら人間の行動が気に入らなくて噛むとかもあります

どんなにいい関係を築けていたとしても、多かれ少なかれ噛まれはします。甘噛みだろうと本気噛みだろうと。
ただ、その本気噛みをこのくらいまでなら噛んでいいよ、と教える、または一切噛まないで(これはあまりいい方法とはいえないけど…)と教えることはできます

上にも書きましたがクチバシは鳥さんのコミュニケーションツールです。
気持ちを伝えるためにクチバシを使いますから、お互いにここまでならいいよ、という範囲で許容しあって生活したいですね

「噛む」にもいろいろある

噛む、と一言言ってもいろんな意味を含みます

どんな「噛む」があるの?
  • 好きなもの、人、動物等に対して甘噛み
  • どこかに移動するのにクチバシで噛んで移動する
  • これはなんだろう?と噛んでたしかめる
  • びっくりして噛む
  • 怒って噛む
  • 嫌だから噛む
  • ヤキモチを焼いて手近なものに八つ当たり(大抵人だったり)
  • 怖くて噛む
  • 毛づくろいしてあげたくて、結果噛む(チミり噛み…)
  • 嫌いだから噛む
                             …etc

これだけの意味があるわけです。噛むという言葉の含む意味、多すぎない?(笑)

なので、鳥飼いさんたちの間でも「噛む」という意味を取り違えて(どの意味か勘違いして)しまう場合も往々にしてあるのではないでしょうか

Q.鳥さんは噛みますか? A.はい、噛みます(感情表現として甘噛みで)

とか

Q.鳥さんは噛みますか? A.はい、噛みます(びっくりした時に思いっきり)

とか、そんな感じ。噛むことに対してネガティブな意味でとられがちですが、そうではなく、広い意味があるんだよということはここで一言申しておきたいです

今回記事を書くにあたって参考にした書籍のご紹介

インコと飼い主さんの事件簿」という本です

こんなに語っておりますが、これもこの本から学びました。私のバイブルです。あんずさんをお迎えした次の日くらいにたまたま目に留まり、電子書籍で買って読みました

そのあと本で買いなおしています。以来何度も読み返している本です

鳥さんの行動には理由があるよ、それを読み取るのは飼い主だよ。
鳥さんと暮らす上で、鳥さんとの間に間違ったルールができていませんか?それを正しいルールに直すために、鳥さんとトレーニングしようね、といった内容がこの一冊の多くのページを割いて、たくさんの実例と共に書かれています

鳥さんと暮らす上で、なんでわかってくれないの?どうして噛むの?どうして大声で鳴くの?…など、鳥さんとの関係で悩んでいる、困っている方、是非読んでほしいです

この本に解決のヒントがあると思います。

もちろん、噛みつきに関する記事も掲載されています。

噛まれた時の対処法として正しいのはどれ?とか、噛まないことを教えるにはどうしたらいい?ということが書いてありますので、お悩みの飼い主様、必見ですよ

他に、同じ著者のこちらもオススメです

そのほかこちらの書籍もオススメです

こちらは鳥さんといい関係を築くには?から、クリッカートレーニングの方法まで書いてありますので、併せて読まれるとなおわかりやすいかなと思います

どうして噛むの?

ここでの「噛む」は、人に対してどうして噛むのか?という話です
私が思う噛む理由について書いていきます

①成長期で噛む

鳥さんは他のヒナや親鳥とじゃれ合ったりすることで、社会性や噛む加減を身につけていくと言われています。早い段階で親鳥や兄弟から離された鳥さんは、社会性を身に着けることができていないため、人間が教えないといけません

噛む強さや強く噛んではいけないこと、もしくは噛んではいけないことをルールとして教えていきましょう。あと人間側も、鳥さんに対する接し方(ボディランゲージの読み方だったり間合いの取り方)を理解しないといけないのかなぁと思います

②換羽でイライラしてるから噛む

換羽期はたくさん羽を生やすために肝臓がフル回転している時期です。鳥さんはとにかくしんどい時期ですね。辛いからケージから出てこないという子もいれば、指まで破壊してやるという破壊神になる子もいます(笑)
うちもちょっとイライラして噛んでくる時ありますね。こういう時はそっとしておきましょう。

③換羽で自分がかゆいから、相手のことを毛づくろいしてあげようと噛む(チミる)

まさしく我が家の鳥さん…(笑)人の柔肌を狙ってチミりまくります。本鳥に悪気はなくて、毛づくろいしてあげたいといういじらしい気持ちから来ています(泣)
あまりにチミりが酷いので、じゃあ私もやってあげるね!とお返しすると後ずさりします。善意には善意で返してみるのもいいかもしれません(笑)

④これはなんだろう?って確かめるために噛む

鳥さんはまず噛んでみて、感触や噛みごこちを確かめていますね。手も似たような感じで噛まれるのかもしれません。ちなみに手袋をしていると、これはなんなんだ!!と手袋の下にある手のことなどおかまいなしに本気噛みされます(泣)
分厚い手袋でクチバシが届かないならばするのもありかと。

⑤手や人が怖いから噛む

怖い!あっちいけ!と先にクチバシをあけて威嚇していると思います。そういう場合は手を近づけるのをやめましょう。
まずはなるべく一緒にいるようにする、ケージ越しに話しかけるなど信頼関係を築くのが先決かと。その次に、ケージ越しにご褒美をあげたりして徐々に手が怖くないと理解してもらいましょう

⑥手を噛んだら人が喜ぶ!と思っている

これは間違って覚えてしまったパターンです。手を噛んだら、いたーい!とかリアクションしてしまい、鳥さんがそれを「喜んでる!」と勘違いしてしまったのでしょう
鳥さんに言葉は通じませんから、リアクションしてくれた→いいこと、嬉しい!と思っちゃったのかも。

⑦噛んだら手が引っ込んだ、何か状況が変わったから噛む

こちらも、噛んだことで状況が変わったので、噛めば状況を変えられる、と覚えてしまったパターン。いろんなケースが考えられますが、
噛んだことで手がいなくなった→噛めば手はいなくなる 
噛んだらケージに戻された→ケージに戻りたかったからちょうどよかった。噛んだら戻してもらえるんだな
…と、そんな風に鳥さんからしたら噛むことでいい状況が生まれたので、噛むといいことが起きると思ってしまっているのかもしれません

⑧ケージに手が入ってきたから噛む

なわばりに入ってくるなー!!って噛んでるのかも。手が嫌いとかじゃなくて、ケージに手を入れた時だけ噛むならば、その可能性が高いと思います
ケージに鳥さんがいるときに手を入れられるのが嫌ならば、ケージにいないとき(放鳥時)にケージ内のことをすればいいですね

⑨興奮して噛む、不機嫌で噛む

興奮しているとき、不機嫌なときはまず手を出さない。人間もイライラしている時に声をかけられたら「話かけるな!」とか思ったり言ってしまったりしませんか?
そんな感じで鳥さんも機嫌が悪い、興奮しているときに手を出したら噛みます…鳥さんも人もいい気にはなりませんのでできるだけそっとしておきましょう
どうしても手を出さないといけない場合は、タオルなどを差し出して先に怒りの一撃を受け止めてからにしましょう

⑩発情期で噛む

発情期で気が立っていたり、縄張り意識が上がっていると噛んだりしますよね。まずは発情させないようにすることが大切かなと思います

⑪反抗期(思春期)で噛む

鳥さんにも反抗期があります。反抗期というとネガティブなイメージを持ってしまいますが、性成熟期に入り、身体と心のバランスを崩していて、鳥さんもとてもつらい時期です。大人になるために通る鳥さんも多い成長のステージですね。

私もだいぶ悩みました。何もしてないのに、「そこに手があったから噛んだ」みたいなことが3ヵ月続きました。見てた感じ、自分でもあり余るエネルギーのやり場に困ってる感じでしたね
とにかくそっとしておくのが大事だと思います。ここで無理に関係を築こうとしたり、怒ってしまったりすると余計に溝が広がるだけです。鳥さんの好きにさせてあげるのが一番かなと私は思いました

これ以外にも噛む意味や理由、状況はたくさんあります。上に紹介している事件簿の本にたくさんの事例が書いてありますので、是非参考にしてみてください(n*´ω`*n)
上に書いた内容も、少し参考にして書いております

噛まない子はいい子なの?

噛まないからいい子、噛むから悪い子、というのは少し違う気がします

噛むというのは感情表現の一つであり、その子は噛むことで自分の気持ちを表現しているのかもしれません

逆に噛まない子は、噛むということで表現ができないので他のことで自分の気持ちを表すこともあります
気持ちに気付きにくく、感情を読み取りにくい、わかった時には問題が深刻化している、なんてことももしかしたらあるかもしれません

人間でいうと内気な子と活発な子のような…

どちらがいい、悪いではありませんので、鳥さんの様子をしっかり観察して、適切なアプローチをすることが大切だと思います

まとめ

これは私の手をチミるあんずさん

噛むということの意味、理由、こんなにたくさんあることがおわかりいただけだでしょうか?
どうして噛むのか?も、鳥さんが噛むことの理由の参考にしていただけたら嬉しいです。もちろん理由はこれだけではないですが。

後編では、鳥さんが噛んでくることに対しての対処法、鳥さんのボディランゲージの読み方などについて解説していきます(/・ω・)/
人側が変われば鳥さんは必ず私たちに応えてくれます

鳥さんに対して適切な行動を私たちがとることができれば、鳥さんは賢いですからしっかり理解してくれます。

参考文献:インコと飼い主さんの事件簿

後編はこちら↓

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