こんにちは!ぽんずです

鳥さんがキャリーケージに入ってくれなくて困ってる…なんてことありませんか?無理やり入れるともっとキャリーが嫌いになってしまって、もっと入らなくなってしまいます。
今回はどうやったらキャリーに自分から入ってもらえるのか、について解説していきます(/・ω・)/
合わせてプラケースに入ってもらうコツも解説しました
鳥さんにキャリーケージに慣れてもらうには?
あんずさんはキャリーに入ることに全く抵抗がないので、こんな感じでおやつがあれば簡単に入ってくれます。扉を閉めても怒りません(n*´ω`*n)
では、どうしたら鳥さんがキャリーを好きになって、入ってくれるのか?についてお話していきます
ちなみに。
粟穂をあげるために食事制限してるとか、主食はペレットオンリーとかじゃないです。シードもあげてるし、ごはんはたしかに決まった量を測ってあげていますが。
粟穂が大好物なので、好きなものでトレーニングをしています(∩´∀`)∩
おやつで食べた分は主食を減らすとか、調整するといいですよ
ストイックではなくゆるーくいきましょ
キャリーケージに入ってもらうためのポイント
まず、ポイントとして嫌なイメージもいいイメージもまだついていないキャリーを使うのがオススメです
無理やり入れたことがあり嫌な記憶のあるキャリーだと、嫌な気持ちが先行してトレーニングがうまくいかないことがあるからです
あんずさんはハートフルキャリーを買う前に、別のキャリーを使っていて。そちらではどうしてもトレーニングがうまくいきませんでした

それには理由があって、
以前は病院に行ったりするのに無理やりキャリーに入れていました…(;´Д`
(無理やりと言っても掴んで無理に入れるとかじゃないけれど、入れるために10分格闘するとかザラでした)
自分がそんなことされたら、トラウマになるくらい嫌ですよね…(;´Д`)そんなわけでキャリーに入るのをかなり嫌がるようになりました
上から扉が閉まるのが怖いみたいで、閉める瞬間にものすごい勢いで出てきてしまって入ってくれませんでした…
それで、ケージと同じように下から閉まる扉を探して、ハートフルキャリーになったのでした。ハートフルキャリーには嫌な思い出もいい思い出もまだないまっさらな状態から始めることができました
使っているキャリー、プラケ紹介
ホーエイ ハートフルキャリー
頑丈だし、大きさも大きめなので使いやすいです。あと餌入れ水入れの扉がついているのも使いやすくていいですね
キャリーケージについてはいろいろ出ていますので、ハートフルキャリーに限らずいろいろ探してみてください。ペットショップや鳥専門店なんかにあります。通販で探すのが一番早く種類も見つかるかと思います(通販でないと買えない商品もあります)
プラケース SANKO パーテーションケース 中
本当はこちらではなくカインズで買ったものを使用していますが、サイズはこちらとほぼ同じものです。フォロワーさんに教えていただきました
狭いケースに入れるのは抵抗があり、エサ入れ水入れを設置すると考えるとある程度の広さが必要なので、こちらか 大 を使おうかなと思っています
ほかにルーミィを使うという人や水槽を使うという方もいらっしゃいます。いざという時のためにいろいろ探して見ておくといいかもしれません
(我が家は看病するとなったら、プラケースをケージに入れて保温して使いたいのでとりあえずプラケースを買ってみました)

①まずはキャリーに慣れてもらいましょう

キャリーを出してくるのが病院に行くときのみなど、鳥さんにとって嫌なことがあるときにキャリーが出てくると、キャリー=いやなこと とイメージがつきがちです
先にも書きましたが嫌なイメージのあるものに近づきたいですか?近づきたくないですよね
そんなわけで、まずはキャリーを好きになってもらおうキャンペーン!!
まずは放鳥時からキャリーを見せて、アスレチックのようにするといいですよ
中におやつを入れておいて、キャリー→「放鳥時に美味しいものが食べられる場所」というイメージをまずはつけていきましょう
下におやつが置いてある状態が怖いようなら、上から吊るしてみるとか、入り口付近におやつを置くようにするとか、その子が無理なくおやつを食べられる場所を探してみてくださいね
キャリー自体に近寄れない場合
キャリーが怖くて近寄れないようなら、
①置くおやつの量を増やす、お気に入りのおもちゃをセットしてみる
②キャリーを分解して、底部分のみにしておやつを入れて置いてみる
③ケージから見える場所に置いて慣らす
④どうしても無理そうなら違うキャリーを買ってみる(リセットする意味でも)
まずは「キャリーが怖くない状態」から始めるのが大事なので、おやつを増やしたりキャリーを上下で分けて、下部分におやつを入れて見せたり、そこを一緒に遊ぶ場所にしてみたり。
慣れてきたら上の金網部分も一緒に遊ぶ場所にしてみるとか。他に少し布などで隠して見える部分を少なくしてみるのも有効だと思います
とにかくその子が無理なくスタートできる状態はどこかを探るのが大事です(/・ω・)/
そしてキャリーを好きになってもらうキャンペーンを始めましょ
これは以前キャリーに慣れてもらおうキャンペーンをしていた頃のツイートです↓
②キャリーに慣れてきたら
キャリーに慣れてきて、自分から入って(ここ重要)おやつを食べられるようになったら、今度はちょっとずつ扉を閉めてみましょう
人がおやつを見せてホレホレってしたり、誘導するのではなくその子が自分からそこに入るようになるまでじっと見守りましょう
自分からキャリーに入っておやつを食べたということが非常に重要です。「自分で勇気を出してできた」って、人でもかなり嬉しいし自信につながりませんか?
鳥さんも一緒です。自分でできたという自信をつけさせてあげることが非常に重要なのです(/・ω・)/
扉を閉めてみるのは最初は一瞬だけ。それで鳥さんの反応を見ます。怖がるようなら扉を開けたときにたくさん褒めてとっておきのおやつをあげて、またしばらく様子を見て間を空けましょう
再度チャレンジしてみて、怖がらなくなってきたら、徐々に閉めている時間を伸ばします。最初は一瞬、次は5秒、10秒、30秒…と言った感じに。
扉が閉まって閉じ込められた、と思うと私たち人でも怖いですよね。でも、開けてもらえる、閉じ込められたわけじゃないんだと理解してくれば、安心できますよね
少しずつ練習することで鳥さんに慣れてもらいましょう
キャリーの扉を閉めた時、開けた時、鳥さんをたくさん褒めてあげてくださいね
キャリーに慣らすポイント
①とにかくいい印象をつける
②時間をかけて慣らす、放鳥時の遊び場にする
③鳥さんの自主性を大切に。自分から入ったらたくさん褒める
④扉はいきなり閉めないで、徐々に閉めるようにして恐怖心を与えないようにする、頑張ったらたくさん褒める、おやつをあげる
⑤どうしても無理そうなら別のキャリーを買ってそっちでやってみる
(嫌なイメージをリセットする)
…大体こんなところでしょうか。大体2週間~1か月くらい、様子を見ながら少しずつ進めていくのが大事です
キャリーを閉めても大丈夫になったら、キャリーに入った状態でおうちの中をお散歩してみるのをオススメします(/・ω・)/
キャリーでお家の中をお散歩してみよう
私はトイレや洗面所など、家の中で行けるところはキャリーに入れた状態で一緒にまわりました。あんずさんも知らない場所を見るのは楽しそうでしたよ
他にお庭に少し出てみるとか
※お外にお散歩に行くのは身体ができてくる1歳すぎてから。それまではお部屋の中や少しだけお外に出てみるくらいをオススメします。体調崩すと大変なので
ビビッてしまうようなら見える部分を少なくしてみるとか、徐々に慣らしていくといいです。鳥さんも怖いものが怖くなくなってくると、だんだん自信がついてきます
できればその自信をたくさん増やしてあげたいですよね。無理のない範囲からはじめて、徐々に慣らしていきましょう
プラケースに入ってもらうには?

①おやつが食べられるスポットにする
プラケースも同様です。怖がる場合は最初にケージから見えるところに置いて2,3日見せておくといいでしょう
そのあとはプラケースを横にして、そこにおやつを入れて、放鳥時におやつが食べられるスポットにします
ここからはツイートを貼りながらご説明していきます
こんな感じで、最初はおやつスポットに。
②プラケに止まり木をつける穴を開けました
次に立てた状態でプラケースを使用するのに止まり木をつけたくて。
電動ドリルでプラケに穴をあけました
③入った!
プラケを立てた状態で、下に降りやすいようにはしごをかけ、止まり木を設置したらつたって降りました…!!
粟穂につられて降りてくるとは、なんてちょろい(笑)
いえ、自信があるから怖いことよりもおいちーが優るんでしょうね。すごいね!
入るのに頑張った動画です↓
④フタをつけた状態で入ってもらう
今度はフタがついた状態に慣れてもらうために、フタをつけた状態で粟穂を中に入れました
これでも入るとは恐れいった
⑤フタを閉めてみる
フタを閉めてみました
動じてないのは今までの積み重ねがあるからだと思います。怖がるようならすぐ開けましょう
私もこのあとの、「プラケで過ごしてみる」をまだ実践していないので、そのうちやってみます(/・ω・)/
キャリー、プラケに入れるようになったら?

ケージの大掃除の時に入ってもらったり、病院への通院にも使えるし、病気になった時の看護ケースとしても活躍しますね
他に、日光浴するのに使ったり、一緒にキャリーやプラケでお散歩に行ってみるのもいいでしょう
鳥さんもキャリーやプラケに入るのが楽しくなってくれるかも
日光浴、お散歩についての注意点などはこちらに詳しくまとめていますので、是非一読されることをオススメいたします(/・ω・)/


オススメの本紹介
今回の、プラケースに入ってもらうトレーニングについては、「遊んでしつけるインコの本」の方でも教え方が掲載されています
本はおそらく書店にほとんどないと思うので、ネット通販で探してみるのをオススメいたします
まとめ
キャリーやプラケに慣れておくことは、病院に行くときや災害などで避難する事態になった時に大事ですよね
無理に入れようとせずに、鳥さんの自主性を大事にして自分から入るようにしむけてあげると、鳥さんは驚くくらいしっかり応えてくれます
もしこのトレーニングがうまくいかない場合は、鳥友さんに相談してみる、SNSで聞いてみる、ほかにバードトレーナー、バードインストラクターに相談してみるのがいいかと思います。ほかにオンラインのセミナーでも解説していることがあるのでチェックしてみてくださいませ

一人で悩むより、人に聞くのが一番です
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