鳥さんと一緒にやってみよう!バードトレーニング(クリッカートレーニング) ~実践編~

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バードトレーニング

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

こちらでは、トレーニング実践編ということで、実際に私、ぽんずが愛鳥のインコ あんずさんと共にやってきたバードトレーニング動画の紹介や、トレーニングについて詳しく解説していこうと思います

トレーニング内容のアイディアのひとつとしても参考にしていただけたら幸いです

書籍のご紹介

出版から時間が経ってますがトレーニングについて書かれた本のご紹介です

トレーニングのやり方は基本的なことは変わっていないので参考になると思います。他にトレーニングでできる技(といったらいいのかな)の例がいくつか掲載されていますので、鳥さんと一緒に遊ぶメニューの参考になりますよ

クリッカートレーニングって何?どんなの?という方はこちらもオススメです

トレーニングを教える前に~チャージング~

まずは鳥さんにトレーニングのルールを覚えてもらいましょう。

トレーニングのルールというのは「音がしたらご褒美が出る」です。

なのでまずは「チャージング」をしてトレーニングのルールを覚えてもらいましょう。
チャージングをしないでそのままトレーニングをすることも可能ですが、先にチャージングをした方がその後がスムーズだし、鳥さんにも負担が少ないです(意味わからないままご褒美もらった、より丁寧で親切ですよね)

カチッ、または「そ!」「good!」などの「音」や「かけ声」がしたらご褒美。
クリック→トリーツ ワンツーのように繰り返していきます

これを繰り返して音がしたらご褒美はどこから出てくるのかな?ってソワソワしたら理解している証拠です。まずはこちらをやってみてくださいね

トレーニングのやり方について

ここからはトレーニングの具体的なやり方について解説していきます(/・ω・)/

OKの合図を出すタイミング

上の動画はクリッカーを実際に使っている動画です。鳥さんがターゲットスティックの玉部分にタッチした瞬間に鳴らしてるのがわかりますか?

このくらいのタイミングで鳴らします。割とすぐですよね

動画と一緒に鳴らしてみるとわかりやすいですよ(/・ω・)/

簡単なトレーニング(対象にタッチする、スタンドなどに乗る、ターンする、など)ならばかけ声でも十分教えることができますが、たとえばおもちゃの取っ手部分を持ってモッテキテをさせたい、一部分だけタッチするように教えたいなどの細かいポイントを伝える場合は、クリッカーを使った方が鳥さんにも伝わりやすいです

最初は簡単なトレーニングからはじめて、徐々に複雑なトレーニングをしていきたいと思ったら、クリッカーにチャレンジしてみるのもいいのかなと思います(/・ω・)/
クリッカーが使える方が、鳥さんに伝えられることの幅も広がるのでオススメです(私も受け売りなんですけども。実際そう思います)

トレーニングで一番大事なのは、難しく考えすぎないこと
私は難しく考えすぎて失敗したなと思っているので。最初はよくわからなくて当然ですし、やってみたことが大事だし、やり方よりも「お互い楽しいと感じているか」が大事かなって思っています
(楽しくないことをやりたいかって言ったらやりたくないし 笑)

トレーニングの具体的なやり方について

こちらの動画は実際にトレーニングをしてる時の動きを撮影したもの。テーブルの下におやつの入った容器があります

一つの動作を教えるのに、いろんな伝え方があります。
たとえば「ターン」(鳥さんがその場で1回転する)を教えたいとして、

・ご褒美のおやつを鳥さんの上に見せながら、指を回して誘導する
・ターゲットスティックで誘導してターンしてもらう

など

いろいろ伝える方法があります。この先では伝え方の一つを紹介していきます

教え方として、教える段階を細分化していくのがコツです。例えばターンなら

ターンの教え方

上の動画は、私が間違えて右回りで教える過程を再現したのですが、本当は鳥さんは左回りで理解してました(;´∀`)
以前伝えたのは左まわりだったみたいです…
参考程度に動画見てください、すみません…!ちなみに両方のターンを伝えることは可能ですが、それについては今回は解説していません

~ターンの教え方~

・おやつを持った手を鳥さんの頭の上にあげて、少し手を回すように動かしてみる→45度くらい動かしたら一度ご褒美

・次にその状態で半分まで回ったらおやつ渡す

・150度回ったらおやつ渡す

・一周出来たらおやつ渡す

・ご褒美を見せて誘導した状態で1週出来たらおやつ渡す→これを繰り返す

・徐々に手の動きを小さくして回していくを繰り返す

・すると上にご褒美をかざしただけでターンするようになる(完了)

…といった感じです。過程、めちゃくちゃ細分化していますよね?
教えるってこのくらい段階を踏んで教えているんです(できる場合はこの過程のいくつかを飛ばしてる場合もあります)
できないところがあったら、一つ前の段階に戻ってやってみて、できたらまた次のステップにチャレンジしましょう

この伝え方がわかりやすい、細かいステップで少しずつステップアップしていけると、鳥さんは早く理解してくれます。
ご褒美もたくさんもらえますね

反対にわかりにくかったり、できない(エラーが出る)のが続くと「もう嫌!」「飽きた、やらない」になってしまうので、いかにエラーレスで教えていけるかがコツです

エラーが起きない環境設定、伝え方を考えるのがとても大事

全ては鳥さんではなく人側の伝え方にかかっています(マジで)

最初は簡単そうなものから徐々に鳥さんの「できた!」「楽しい」を引き出していきましょう(n*´ω`*n)

そんな最初にやりたいトレーニングの紹介です↓

タッチトレーニング

タッチトレーニングとは物にタッチするトレーニング。初めて見たものを怖がる子にもいいですよ。

新しいものって怖がってしまいとてもタッチができる状態にはない場合が多いです。
まずは対象が怖くないものと認識してもらうところから始めて、最終的にタッチまでもっていこう、という流れです

・対象を離れたところから見せて(怖がらない距離)、見てくれたらクリック➡ご褒美

★動画では鳥さんの目線の上に出してしまってますが、テーブルの下からニョキッとゆっくり出してみせるといいです

目線より上に物があると威圧感だったり、恐怖を感じやすいので、目線より下から出すのが重要です

・対象に近づく動作が見えた、またはご褒美を対象から離れたところで見せます➡食べに来てくれたら対象に徐々に距離を近づけていきます。
怖がるようなら怖がらない距離まで戻りましょう

・これを繰り返して対象にタッチできたら終了(完了)です

タッチする対象はなんでもいいです。できれば手に持ちやすいものだと後でターゲットを使った誘導に使えるのでオススメです
大きいものだと手に持ちにくかったり誘導しにくいので。できれば小さいものの方がいいかなと思います

棒状のもの(ターゲット)が怖いならば短い棒にしてみたり、色を変えてみる、材質を変えてみるなどいろいろバリエーションを試して怖くないものを探すのも手ですよ
無理に棒状のものじゃなくてもいいのでなんでも大丈夫です

我が家で使ってるターゲットスティック

他に人形とかビーズとか本当になんでもいいです。新しいものに触れる時にするとても重要なトレーニングです

棒状のものを使いたいならボールペンでも、耳かきでも、なんでも。動画で使っているのは割りばしの先を削ってビーズをさしたものです。

他にbirdsふぉるすさんの通販でもターゲットスティックを販売していますのでそちらもオススメです↓

タッチする対象は棒状じゃなくてもなんでもいいです、っていう一例を置いておきます
こんな遊びもできますよ~!

シールにタッチ

ターゲットタッチはいろんな応用が効くのでいろんな遊びができます。

タッチトレーニング、こんな風に応用することも可能です。
ただ「タッチ」するだけなので、一見つまらないように見えるかもしれないけど、実はたくさんのことに応用ができる遊びなのですよー(/・ω・)/

これはシールを「マーク」にして、ここに「タッチ」するっていう遊びです

トンネル、ターン

・トンネルの向こう側からおやつ、または上記のターゲットを見せて、誘導します。
ターゲットに触れた、または見せていたご褒美を食べられたらOK(ターゲットに触れた場合はOKの合図➡ご褒美)
・これを繰りかえしてトンネルくぐるとおやつ、と覚えてもらいます

・そのうち自信がついてくると自分からくぐるようになります

いきなり長い筒は怖いという場合
最初は1cmくらい長さからはじめて、次は3cm、5cm、7cm、10cm…と長さを変えていくと鳥さんもやりやすいと思います

チップスターなどの筒を輪切りにしてもいいですし、紙を丸めてそれをカットしいろんな長さの筒を作るのもオススメです

当時やってた頃のツイート↓

トンネルをくぐるトレーニングです。我が家はチップスターの筒を使用しています。
小型の鳥さんならこれでいけるかな?

他にもくぐれればなんでもいいので、トンネルになりそうなものを探してみてください(/・ω・)/
厚紙を丸くしたのでもいいし、クリアファイルを曲げて半円型にしたり、けっこう工夫すればやりやすいのでチャレンジしてみてくださーい(/・ω・)/

難しくないので是非チャレンジしてみてくださいね(/・ω・)/

モッテキテ

手のひらや入れ物にビーズなどを入れてもらうトレーニング。
入れ物はなんでもいいので見た目的にもいろんなバリエーションがつけやすいです

モッテキテはすぐできちゃう子もいれば、うまくいかなくてできるまでに時間がかかる子と両方います(あんずさんは後者)
物をくわえたまま動くというのがなかなか難しいようで。プラス人側もエラーレスになる環境設定や伝えかたで悩むことが多いです

もしうまく伝えられなくてつまづくようなら、トレーニングのセミナーや個別レッスンをお願いするのが近道ですしオススメです

伝えかたですが、
これも鳥さんに伝える方法はいくつかあります。今回はそのうちの我が家がやってる方法を解説します

・まずは鳥さんがチェンリングにタッチするところから始めます。チェンリングじゃなくてもいいです。
今回は名称を「チェンリング」で統一して解説していきます
チェンリングはこちらです↓



・リングを見たらクリックトリーツ 繰り返します
・リングに近づいたクリックトリーツ
・リングにタッチできたらクリックトリーツ
(ここまではターゲットにタッチの時と同じ要領です)

・タッチする→クリックトリーツを繰り返し、リングを咥える動作(クチバシを開ける、舌でさわる、持とうとする)が出たらクリックトリーツ
咥える動作が出てくる頻度があがったら、徐々にそちらを正解としていきます

・くわえる行動➔クリックトリーツを繰り返し、リングを自分でくわえられるようになったら、今度は人がリングを手に持ち、それに鳥さんがタッチした(またはくわえた)瞬間に手を離して下に落とします
これで「リングをくわえて下に落とす」を伝えます

・↑を何度も繰り返します

・リングを人が手でつまんだ状態で、つまんだ手の下あたりに容器(または手のひら)を置きます。お皿は平らなのがいいです

・リングに鳥さんがタッチしたら、手を離してリングをお皿(または手)に落とします
一つ前のただ下にリングを落とすから、容器に落とす形に変えます
これを繰り返します

・繰り返してるうちに動きがだんだん大きくなるので(自信がついてくると行動が大きくなります)、そしたら今度はお皿の近くにリングを置きます

・①リングをタッチ→クリックトリーツ ②リングをくわえる行動が出た→すかさずクリックトリーツ。からの、③リングをくわえたら、といった順で正解を移行していきます

今までやってきた動作を、今度は平らなところに置いた状態から持ち上げて、お皿(または手)に乗せる練習です

・リングをくわえたときに、すかさず下に手のひらか平な容器を下に置く(または差し出す)して、キャッチします。
ずっとくわえたままではいないと思うので、離した瞬間にキャッチします

・これを繰り返します(繰り返してお皿や手のひらに乗せるんだってことを理解してもらう)

・繰り返すうちに行動が大きくなってくるので、そしたら容器を1cmずつくらい離していきます

・また行動が大きくなってきたら1cm離して、行動が大きくなってきたら1cm離して…と言った感じで徐々に距離を離していきます

・うまくいかないようなら1つ前のステップに戻します。
できない行動が出たときは一つ前のステップに戻って再度やり直します(これはどのトレーニングでも共通)

リングはテーブルの上に複数置いてOKです。複数のリングを置いた状態でやってみる方がうまくいく場合もあります
うまくいかないようならアイテムを変えてみるのも一つの手です
このあたりがよくある「うまくいかない時に起きるポイント」です

参考になりそうな動画がなくて、近い動画を貼っておきます

やり方の手順を見ると「簡単じゃん」と思うかもしれません

でも実際には想定していない行動が出やすいです。リングを咥えたら投げてしまう、キャッチができない、お皿に持ってくる間に落としてしまう、手やお皿に持ってこない、など

それぞれに解決法がありますが、実際の鳥さんの動きを見ないとどうすればいいとは言えないのです。実際の鳥さんの様子を見ないと判断できないことも多いのです

なのでうまくいかない、鳥さんに間違って伝わってしまった、この先にどうやって進めばいいかわからない、という場合には、プロの方(トレーナー)にご相談ください

私もできない場合にはトレーナーさんに相談したり、オンラインのレッスンを受けたりしています。金額も高くないので(ALETTAのインストラクターさんのレッスンなら、1回3800円くらい)、お気軽に相談してみてくださいね

オンラインで「zoom」というサービスを使い、カメラで鳥さんを映して実際のトレーニングの様子を見てもらってアドバイスいただきます。難しくないので操作や設定方法などはトレーナーさんに聞いてみてください
レッスンについて解説した記事のリンク貼っておきます↓

バスケのゴールに入れる

バスケのゴールにボールを入れてもらうトレーニング。モッテキテと同じですが高さがあるので少しだけ難しいかも。
覚えてくれると少し高くても頑張っていれてくれるようになります

バスケもモッテキテと同じように教えていきます(/・ω・)/

バスケの道具について

バスケも比較的教えるのが楽でした。バスケはスドーさんの少し改造して使っています

ついてる棒は引っ張ると外せるので、棒とチェーンをはずします
使ってる土台は、ダイソーさんのピアススタンドです
高さも変えられるので便利ですよー

他にブックエンド(穴が開いてるやつ)に、差し込んで固定することもできますよー
(キリンさん可愛くないですか…!?穴のサイズがわかりませんが、うまく入れば高さを変えたりもできていいですね)

アクシュ

握手、できると本当に可愛いですよね!うちもすごくやりたかったのですが、足を触られるのすごい嫌がるんです。それはもう、すごく(笑)

今は余裕でアクシュしてくれますし、ハーイやバイバイなんかもできるようになりました(/・ω・)/

あんよに触るというのは嫌がる鳥さんも多いので、とにかく鳥さんの反応を見ながら慎重に、時間をかけて進めていくのが大事です

最初は指を(写真のように)横にして、鳥さんに近づけます。指を見たらクリックトリーツ

・次に徐々に指を足に触れるか触れないかのところまで近づけたらクリックトリーツ

・爪に触れたらクリックトリーツ


この時嫌がってクチバシが出ることがありますが、クチバシが出たらクリックなしです。
クチバシで指をタッチしたらおやつ出た、となるとクチバシで指をタッチすればいいが正解になっちゃうので。

クチバシが出たら一度手を遠ざけて、また再度チャレンジします

・つま先に触れられたらクリックトリーツ

・指で爪先をちょっと持ち上げられたらクリックトリーツ
徐々に持ち上げる範囲を広くしていきます

・そして足を載せられたらクリックトリーツ 

…という感じです

できなかったら、一つ前の段階に戻ってもう一度チャレンジしてみるといいです
とにかく鳥さんの反応を見ながら慎重に進めていくのが大事です

とまり木に乗せてやった方が足に指をかけやすくて伝えやすいです。
今ではテーブルの上にいる状態でもアクシュできるようになりました!

他にもできることたくさんあります

紹介しきれないのでここで終わりにしますが、鳥さんとできるトレーニングってたくさんあります。
具体的にどんなことができるのかは、YouTubeの方に動画投稿してますのでそちらを参考にどうぞ

他に「トレーニングってどんなことができますか?」という記事の方にもまとめてあります

トレーニングを学ぶのに、オススメのオンラインレッスン紹介

トレーニングは人から教わるのが一番わかりやすいですし上達の近道です
自分でやってて難しい、わからない、鳥さんにうまく伝えられない、という場合には一度相談されてみるのをオススメします

トレーニングを学べるコースもありますが、1回だけのレッスンや2回だけなど、教えて欲しいことだけを学ぶこともできますので詳しくはバードトレーニングインストラクターさんにご相談ください

みんな優しく教えてくれます(/・ω・)/
私も今、ALETTAのバードトレーニングコース受けて学んでる最中です

まとめ

鳥さんとトレーニングするのに、こちらの記事が参考になりましたら幸いです

こちらに載せたのはあくまで一例で、他にもして欲しい行動の伝え方はあります。もっと鳥さんにわかりやすい伝え方や、その子にあった伝え方もあります

紹介しているのは教え方の一例と捉えていただければ幸いです

トレーニングはじめて長くなりましたが、鳥さんとできることが増えるというのはとても楽しいです。
人に教わって、具体的にどう進めて行けばいいのか、エラーレスなやり方ってどうすればいいのかなどを知るとますます楽しくなります

他にもトレーニングのやり方について解説した記事がいろいろありますので、是非そちらも参考にしていただけたら嬉しいです(/・ω・)/

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