インコのバンブルフット(趾瘤症 しりゅうしょう)について

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消毒、病気、通院、病院

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

愛鳥がバンブルフット…というには症状が軽いですが、ちょっと足裏が赤くなりまして。それの話になります

バンブルフットについて、少し解説していきますね(/・ω・)/

バンブルフット(趾瘤症 しりゅうしょう)とは?

鳥さんは横になることができないので、ずっと足裏を地面につけて立っています

そのため足への負担が身体の構造上大きく、合っていない止まり木や体重の増加、加齢などによって足裏への負担が大きくなると、足裏が赤く腫れたり、魚の目や趾瘤(タコ)ができたりします

そのままにしておくと、そこから細菌が入り込んだりして炎症を起こします。症状が進んでいくと歩けなくなったり、足の指が動かなくなったりするそうです

何より、かなり痛いのに足を床や止まり木につけずに鳥さんは生活できませんので、痛い状態でずっと止まり木にとまっていなくてはならず、とても苦痛だと思います

その他詳しいことは、「バンブルフット」「趾瘤症」で検索してくださいね
画像やもっと詳しい説明、対処法などいろいろ出てきます(/・ω・)/

どうしたら予防ができる?

合わない止まり木を使用している、体重が重くて足への負担が大きい、老化によるものなど原因はいろいろあります

鳥さんの足には「自然木」の止まり木がいいと言われています。

木の皮がついた状態の止まり木ですね。
表面がごつごつしていて凹凸があるので、鳥さんの足への負担を逃がすことができるのだそうです

自然木の止まり木はペットショップやAmazon等の通販サイト、鳥用品ショップなどで販売しています

ケージに付属でついてくるツルツルとした止まり木も悪くはないのですが、ケージ内にいろんな太さ、材質の止まり木を設置することで、足にいろんな刺激を与えられる環境がいいようです

自然の中では同じ太さ形の止まり木にいることはないですし、自分で好きな太さや木の感触を選べますものね。
人と暮らしている鳥さんにも、少しでも多くの選択肢(選べる喜び)を与えてあげたいなと思います

止まり木はいろんな太さ、材質の止まり木をケージ内に設置して、こまめに足裏チェックするのがオススメです

その中で我が家で使用しているのは、カクタスパーチです

カクタスパーチとは、サボテンの骨からできているパーチなのですが、こちらが鳥さんの足に負担がかからないと人気なんです
太いのでとまりやすいようで、我が家は気に入って何本か購入しケージに設置しています

カクタスパーチは販売しているお店が少なく、通販で買えるお店も少数です

いくつか扱っているお店のリンクを貼っておきます

ほかにも今はいろんな足にいいパーチが出てますので、探してみてくださーい
鳥用品のオススメ通販ショップをまとめた記事もあります↓

ちなみにロープパーチもオススメですが、ほどけてきた糸が足に絡まって鳥さんがケガをしたりがあるので
こまめに危なくないか、ほつれてないかチェックしてのご使用をオススメします

実際に足に絡まって亡くなったり、糸をかじって飲み込んでそのうに繊維が溜まって手術で取り除いたなど、いろいろ事故を聞いてます。しかし、

どのおもちゃや止まり木でもそういった危険がゼロではないので、人側がこまめにチェックをして対策をすることが鳥さんを危険な目に遭わせないために重要です(結局ここです)

止まり木に関して

止まり木の太さに関して、鳥さんの足にあった太さがいいという話がありますが、私はそれよりも太すぎたり、細すぎる(これはいらないかな…)など、いろんな太さの止まり木がある方が大事なんじゃないかと。実際我が家もいろいろ入れてますし。

あとはステージを設置したことで、平らな場所にいることは鳥さんにとっても楽みたいなので、それももしかしたらいい影響があるのかもしれません

こまめにチェック、肥満にしない、気になるようなら病院へ

ケージに張り付いているときに足裏が見えますので、こまめにチェックと、あとは病院で健診の際に診てもらうといいと思います。
とにかく悪化するのが早いと言われているようですので、早めに異変に気付けるようにしましょう

病院でその鳥さんの適正体重を聞いて、それを維持できるように日々の食事量を調節しましょう。
その子の体格によって適正体重は違いますので、必ず病院で適正体重について聞いて覚えておきましょう
鳥種の平均体重とその個体の適正体重というのは違います。適正体重はその個体の肉付きなどから獣医さんが判断してくれるものです

肥満だと足にかかる負担も大きくなりますので、肥満にしないよう気を付けましょう
詳しくはこちらを

他にやたらと足を気にしている、寒くもないのに足をあげているなどの様子が見られたら、すぐに病院へ!

それは病気のサインかも。

バンブルフットになってしまったら?

病院で薬をもらって治療になります。私自身はまだそこまでいっていないので詳しいことはわかりません

とにかく早期発見早期治療が大事になります

足が痛いので、鳥さんの足に負担をかけないように、医療用のテープ(ベトラップなど)を止まり木に巻いて、止まり木の表面をフカフカした状態にして足にかかる負担を軽減したりするようです。他にケージの底にタオルを敷いたりして、とにかく足への負担を減らします

今回足裏をチェックしたきっかけ

実は、、、、赫茄子さんが鳥さんを病院につれていった話がきっかけになります

足の裏にタコがあるしかも足の裏が平たいって言われた、と聞いて。

あんずさんをお迎えして比較的最初の頃に、すでにバンブルフットについて知っていたのでそれを聞いてすぐにピンときました

しかし、祝ちゃんは2歳でまだ若いのに、バンブルフットの症状があるなんて。うちもチェックしてみよう、と思ったのが最初でした

下がその時の実際の写真。

え、、、、赤いじゃん…!!!

わかりますかね?中心から左、1つめのちぎりパン(足裏)が少し赤くて大きくなってるの。

実は以前から気になっていましたが、今回の赫茄子さんの話を聞いて、これはまずいんじゃなかろうか、と早速行動を開始

※ちなみにこの写真は2020.4.26のものです

足裏改善のために、止まり木を変更

今ののレイアウトとちょっと違いますが、我が家のケージの中はこんな感じ

現在でも写真のとおり、いろんな止まり木を入れていますが、現状赤くなっているということは止まり木が合ってないということ。

なので、ケージ上部、手前についているショート丈の止まり木をカクタスパーチに変更しました。以前は買って使っていましたが、なんとなく使わずしまっておりました

カクタスを設置するまではステージの上か、奥の左右のステージの真ん中あたりに設置してあるショート丈の止まり木にとまっていることが多かったです

止まり木を変えてから

まず、いる場所が圧倒的にカクタスパーチの上が増えました!!

これにはかなりびっくり!!
いつもは昼間はケージを窓際に移動する際に、窓の方にケージの正面を向けるのでひとがいる側にケージの背面側がきます(これ、あんずさんがこっちがいいというのでそうなっております 笑)

なので人の近くにいたくてステージの上にいることが多かったのですが。

カクタスの上にいることが増えて。昼寝もカクタスの上でするんです。
この上でくつろぐことが増えました

足裏の変化

わかりますかね…?すこし足裏の赤みがひいてるのが。

ちぎりパンはちょっと大きいままですが、赤みがひきました!

本当に感動しました~!そして自分の怠慢さを反省しました。

バンブルフットについて知ってたのに、すっかり軽視していました…老鳥になると身体の機能が衰えてくるので発症する確率があがることは知っていましたが、若くしてもなることをすっかり軽視してましたね…マメなチェック大事!!

現在の様子(2020.5.11現在)

えっ…足の溝復活してない!?

腫れがひいて、ちぎりパン(足の溝)が深くなりました!!

うおおおお…!!よかった!!(´;ω;`)ウッ…

そんなわけで、とても綺麗になりました。病院にかかるほどひどくなかったし、止まり木を変えたおかげで治ってよかったです

赫茄子さんにも祝ちゃんの様子を教えていただきました

そしたらですね、驚きの事実が発覚!
祝ちゃんの足も、タコができたり平べったくなっていましたが、治ったとのこと

その写真がこちら。

ビフォー← →アフター

おわかりいただけるでしょうか…左の写真、足の裏が赤くなっていますが、右の写真では赤みがひいています

そのうち ちぎりパン(足の溝)も復活するかな?

赫茄子さんに足のことで対策したことを聞きました

「長時間同じところにずっといることによって足に負担がかかってるのがいけないので、お気に入りのおもちゃをつける位置を変えてみました」

「ケージ内に平らな場所(ステージ)を作ったこと、使っている自然木の止まり木をぐるっと回して凸凹面を変えました」

とのことです(/・ω・)/

動かない子の場合、動くようにするケージ内のレイアウトも大事なのかもしれませんね

赫茄子さん、教えていただきありがとうございました!(n*´ω`*n)

そのほか(2020.10.28 追記)

バンブルフットになる原因として、止まり木から動かないことも理由に挙げられます。赫茄子さんも言ってましたが長時間同じところにずっといないようにするために

  • ケージのレイアウトを見直す
  • 身体を動かすようにショート丈の止まり木を多く配置してみる
  • ケージのサイズを大きくしてケージ内で移動できるようにレイアウトを作る(ケージのサイズは非常に大事!)
  • フォレイジング(採食)トイの設置、フォレイジングの自作にチャレンジしてみる(フォレイジングをすることで運動量を増やすのが狙い)

…ということにチャレンジしてみてはどうでしょうか。ケージが狭くてあまり動ける場所がないとなると必然的に動かなくなりますので、ケージのサイズの見直しをしてみるのもありかと思います

関連記事のリンクを貼っておきますので、よければ参考までにどうぞ(/・ω・)/

まとめ

そんなわけで、足裏の変化についてでした

悪化する前に、こまめなチェックと早めの対処が大事になります

是非ともこれを機会に、愛鳥さんの足裏についてもマメなチェックをされるといいと思います(/・ω・)/

ちなみに・・・・・

熱帯魚用にカクタスというのは販売しておりまして、自分で加工できるのならばそれを買って止まり木に加工するのもありですよー

あとガーデニングもしくはインドア植物関係の方で探すと見つかるかもという情報をいただきました。自作してみたい方、参考にどうぞー

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