鳥を飼い始めた人に知ってほしい、鳥に危険な20のもの、こと

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知って欲しい大事なこと

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は鳥さんを飼い始めた人に是非知っておいていただきたい、鳥さんを飼う上での注意点をまとめてみました。知らずにしてしまって愛鳥を危険に晒したりすることのないように、是非読んで知っていただけると嬉しいです(/・ω・)/

  1. 鳥を飼い始めた人に知ってほしい、鳥に危険な20のもの、こと
    1. 1.人の食べ物は鳥さんにとっては良くないもの
    2. 2.特に危険な食べ物 5選
    3. 3.匂いは鳥さんにとって危険なものの場合がある
    4. 4.マニキュアや化粧も気を付けて
    5. 5.フライパンはテフロン加工じゃないものを
    6. 6.水浴びさせるならコップではなく浅いお皿やキッチンバットを使いましょう
    7. 7.塩土は不要です
    8. 8.高脂質のシードにご注意!
    9. 9.観葉植物は鳥さんのいない部屋に置こう
    10. 10.放鳥時に気を付けたいもの
      1. 金属(中毒)
      2. 食べ物が落ちてないか?
      3. 鳥さんが隙間に落ちたりしないように
    11. 11.逃がさないように、迷子にしないように気を付けて
      1. 戸締りをしっかり
      2. 網戸での放鳥は危険
      3. クリッピング=安心 じゃない
    12. 12.鳥さんのごはんはムキ餌ではなく殻付きのシードを
    13. 13.触る前、触った後は手を洗おう(または消毒しよう)
    14. 14.食事中、調理中の放鳥、ちょっと待った!
    15. 15.ケージを掃除するなら鳥さんはキャリーケージに入れましょう
    16. 16.病院やペットショップから帰ってきたら消毒しよう、ショップのはしごはやめましょう
    17. 17.ペットショップのケージに指を入れるのはよくないかも?
    18. 18.2羽目からのお迎えは病気の有無を確認してから先住の鳥さんと会わせよう
    19. 19.口移しやキスはやめておこう
    20. 20.鳥さんは人に近い、です
  2. まとめ

鳥を飼い始めた人に知ってほしい、鳥に危険な20のもの、こと

1.人の食べ物は鳥さんにとっては良くないもの

RitaEによるPixabayからの画像

人の食べ物というのは人が食べるように味付けされたものを指します。野菜やフルーツ等は含まれません(野菜やフルーツの中にも鳥さんが食べない方がいいものはありますが)。

人用に味付けされたものというのは、人よりずっと身体の小さい鳥さんにとっては砂糖が多かったり塩分が多かったりします。他にも添加物だったりいろいろ入ってますよね。鳥さんが食べてはいけない食材が入ってる、なんてこともあるでしょう
身体が小さい分、食べた時の影響も大きいです。食べたときはすぐにはどうにかならなくても、ずっと食べていたら徐々に身体を蝕んでいきます。するとその鳥さんは病気になって短命になる確率がぐっとあがります

昔はあげてた、とか、あげても大丈夫だった、とかあるかもしれませんが、鳥さんのことを考えるならあげない方が良いです

2.特に危険な食べ物 5選

Juraj VargaによるPixabayからの画像

アボカド、チョコレート、コーヒー、ネギ類、お酒は厳禁です

まず、アボカドはペルシンという成分がインコに循環気障害や呼吸器障害を引き起こすそうです(細川博昭著 インコの食事と健康がわかる本 より)

アボカドは本当におそろしくて、海外でアボカドの天ぷらをあげていたら、その空気を吸った鳥さんが具合を悪くして亡くなったという事例があるそうです。これはとても有名な話です
食べるな、とは言いませんが食べるなら食べたあとに手を洗う、歯を磨く、まな板は鳥さん用と別にするなど細心の注意を払った方がいいでしょう。あとは火を通さない、とか
十分注意してください

チョコレートやコーヒーのカフェインも中枢神経の障害や循環器の障害を引き起こすそうです(細川博昭著 インコの食事と健康がわかる本 より)
放鳥前にはあらかじめ片付けておきましょう

ネギ類は鳥さんにとって有害です。
ネギ類として挙げられるのはネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラなどです。実は何が有害なのかを書かれている書籍などがないようで具体的にどうとは言えないのですが、犬猫でもNGの食べ物ですので鳥にも有害と考えた方がいいと思います

アルコール(お酒)も厳禁です。
「細川博昭著 インコの食事と健康がわかる本」にお酒を飲ませて死んでしまった鳥さんがいると記載がありました。
こちらも放鳥時に出したままにしてて鳥さんがお酒の缶を舐めてしまった、お酒に口をつけてしまった、なんてことがあるかもしれません。鳥さんに危険なものはあらかじめ片付けてから放鳥しましょう

3.匂いは鳥さんにとって危険なものの場合がある

鳥さんは空気に敏感です。タバコの煙、工事の際の煙や空気(化学物質を使用している場合もある、鳥さんに有害の可能性)、除草剤、バルサンなどの殺虫剤、アロマもNGです。蚊取り線香などもやめておいた方がいいでしょう

それから、最近話題の「柔軟剤」。匂いつきのものが多く出ていますが、人でもこの匂いの成分によって「化学物質過敏症」と言われる病気になったりしています。鳥さん他動物にも有害と言われてます

柔軟剤は使用しない、または無香料のものを使用されることをオススメします
ちなみに私は「ヤシの実洗濯洗剤、柔軟剤」を使用しています。環境にも優しいのでオススメです♪

他に新築の家の場合は鳥さんに有害な薬品を使用していないか確認するなどした方がいいかもしれません。新築の匂い、新しい家具の匂いなんかも注意した方が安心です

他に塩化ビニールの匂いも鳥さんの肝臓に影響を与えますので、かならず匂いを飛ばしてから使用しましょう。鳥さんのケージを覆うビニールカバーや、鳥さんのキャリーバッグなどにも塩化ビニールは使われています

ウェットティッシュも鳥さんのケージを拭いたり鳥さん関係での使用はやめておきましょう。「エタノール」という成分が鳥さんの肝臓によくないという話があります。
お水か次亜塩素酸水を使うようにしましょう

4.マニキュアや化粧も気を付けて

マニキュアや化粧品も鳥さんが飲み込んでしまうと危険なものです。特にマニキュアは有機溶剤など化学物質などが多く含まれています。除光液もそうですね

マニキュアを楽しまれている鳥飼いさんもたくさんいます
ですが鳥さんがかじったりしたら危険なもの、ということは覚えておいてください

除光液を使用する際は鳥さんと別室で換気をしながら使用しましょう

これは化粧品も同様です。鳥さんを放鳥するときは鳥さんに化粧品が付着してしまったり舐めてしまうことのないようにお気をつけください。
ヘアスプレーやワックスも同様ですね

5.フライパンはテフロン加工じゃないものを

フライパンといったらテフロン加工、というくらいテフロン加工のフライパンをよく見かけます。

ですが「テフロン」というのは空焚きをしてフライパンの表面温度が300℃以上になると有害なガスを発生させると言われています。こちらの有害なガスで鳥さんが亡くなる、という事故が実際に発生しています
鍋は煮るのに使用したりするので空焚きをすることがないと思うので問題ないと思いますが、フライパンに関してはテフロン加工ではないものを使用した方がいいでしょう。参考のリンクを貼っておきます

ちなみに。このテフロン加工というのはアイロンやオーブンなどにも使用されており、オーブンの方は使用前に空焚きをしてから使用する必要があります。鳥さんを家の外に避難させた上で、十分に換気をして空焚きを行いましょう(部屋を分けても意味がなかった、という話もあるため)

テフロン加工ではないフライパンとしてオススメなのは、「セラブリット」、「グリーンパン」、「セラフィット」ですね。あとは鉄のフライパンを使用されるとずっと使えていいかもしれません(お手入れの手間はありますが)

ほかに焦げ付き防止のアルミホイルに使用されていることもありますので、購入の際に材料を確認された方がいいかと思います

6.水浴びさせるならコップではなく浅いお皿やキッチンバットを使いましょう

水浴びで高さのあるコップを使用するのは危険ですのでやめましょう。鳥さんが落ちて溺死したという事故も起きています

コップでの事故についてはちょっと前に話題になりまして、Hint-Pot様の記事のリンクを貼ってご紹介します。是非お読みください

では、何で水浴びすればいいのかというと。
鳥さんの水浴び用の容器がいろいろ販売されていますのでそちらか、底の浅い平たいものがいいと思います。個人的に勧めているのはキッチンバット

浅くて広いしサイズもいろいろ選べますので鳥さんのサイズに合わせられるのがポイントです。お皿でもいいと思いますが手軽さと手に入りやすさ、安全さからキッチンバットをオススメしています(/・ω・)/ ちなみに100均等で買えます

最近発売になったこちらもオススメです

7.塩土は不要です

昔はあげてた、とか、普通に販売してるからあげるものだと思ってた、みたいな意見を見ますが。
最近では塩土は不要と言われています

塩土をあげる理由はミネラル摂取、グリッド(鳥さんが体内で食べたものをすりつぶすのに使う石のようなもの)摂取のため、と言われてきましたが、ミネラルはペレットやビタミン剤から摂取可能なこと、グリッドはボレー粉で代用できることがわかってきています。

ペレット食の子でも、レントゲンを撮ったら以前食べてたボレー粉がグリッドになって残っていたそうで、塩土を食べていなくても問題ないことがわかります(ちなみにペレットメインならばカルシウムもペレットに含まれるのでボレー粉は不要と言われています)

塩土を食べすぎると、グリッドインパクションといってグリッドを摂取しすぎて胃筋にたまりすぎてしまう症状を引き起こすおそれがあります。ほかにも塩分の摂りすぎにもつながります

本当に不要なのか心配な場合は病院で相談してみてください。あわせて横浜小鳥の病院のグリッドインパクションの記事のリンクを掲載しておきます

8.高脂質のシードにご注意!

よくシードミックスにも入っている「ひまわりの種」「サフラワー」「麻の実」、これらは「高脂質シード」ともよばれ、とにかく脂質が高いシードです。
ひまわりもサフラワー(べに花)も油がとれますものね、そりゃオイリーなシードですよね

こちらをたくさん食べすぎると、肥満の元、高脂血症、動脈硬化などの病気を引き起こすことがわかってきています。これは鳥種問わず、鳥さんのサイズも問わずです。大きい子から小さい子まで、同じです

好きだからといってたくさんあげていたらあっという間に肥満になり、病気になる確率がぐっと上がります。1日にあげる数を決めてあげるようにするなど制限をしてください
小型の鳥さんならばとっておきのご褒美にするといいかもしれません。

麻の実はそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、ひま種とサフラワーは注意して与えましょう(ヒマワリの種は成分の50%前後が油と言われているそうです…)

9.観葉植物は鳥さんのいない部屋に置こう

観葉植物は鳥さんが食べたり齧ったりすると有害なものも多いです。また、鳥さんに害がない種類だったとしても、鳥さんが土を食べてしまったりもありますので、鳥さんのいる部屋には置かない方が無難です

花も同じく鳥さんが興味を持ってしまうようなら別室に置きましょう

10.放鳥時に気を付けたいもの

Anna DahlhausによるPixabayからの画像

ベルタイプではなく「鈴」タイプは開いている隙間に舌をはさんだり舌が切れたり、クチバシを挟んだりするおそれがあるので注意が必要です。実際にクチバシを挟む事故は起きています

使用するならよく点検してバリがないかをチェック、クチバシを挟んだりがないように人が見ている時だけ使用する、または使わないのが安心です

特にケージに入れたままはやめておいた方がいいでしょう

金属(中毒)

意外と起きています。どうやら金属に対しての感受性が高い子低い子いるのかな、といった印象です(個人の感想です)。一度中毒になるとクセになるのか再度なる子もいますので、十分注意が必要です

ケージを舐める子ならステンレスのケージが安心だし、金属のおもちゃも素材がステンレスと表記されているもの以外は亜鉛メッキなど他の金属でできていると思った方がいいです

亜鉛メッキは鉄などを亜鉛でコーティングしている金属です。コーティングがはがれてくると黒くなって中の金属が出てきますので、黒くなってきたら念のため新しいおもちゃと交換した方が安心です

カーテンのウェイト(おもり)としてカーテンの下部分に入ってることがあります。カーテンウェイトを齧って飲み込んで金属中毒を起こす子が多いようです。カーテンをかじらせに行かないように十分注意すること、また放鳥中は目を離さないようにしてください
カーテンウエイトによる金属中毒は非常に多く起きています。カーテンの下部分に硬いものが入ってないか一度確認しておきましょう

他にもファスナーを齧ってて誤飲とか、特に中型以上の身体の大きい鳥さんはクチバシの力も強く破壊力もありますので誤飲の可能性になりそうなものはあらかじめ着ない、撤去しておくことも大事です(服についてるビーズなんかもよくない)

金属中毒になるとぐったりする、元気がない、嘔吐、フンの色が緑色(深緑だったり鮮やかな緑だったりするっぽい?)、食欲不振、などの症状が出ます。早めにキレート(解毒)剤を飲ませないと命に関わりますので、おかしいな?と思ったらすぐ病院に行ってキレート剤を飲ませてもらいましょう
ちなみに中毒を起こして数時間以内にキレート剤を飲ませないといけないと言われています

ちなみに肝臓へのダメージもとても大きいので、1週間入院となったりします。金属中毒にはくれぐれもお気をつけを
こちらのサイトにて金属中毒を起こす金属製のもののリストが掲載されていましたので、参考にリンクを貼らせて頂きました

食べ物が落ちてないか?

チョコレートなど鳥さんが食べてはいけないものが落ちてないかよく見てください。鳥さんは野生では地面に落ちてる餌をついばんで食べますので、床に落ちてるものをついばんでしまう可能性があります
チョコレートによる中毒で病院に来る子もいるようですので、こまめに掃除するなど対策を。

鳥さんが隙間に落ちたりしないように

飛び始めの鳥さんなんかだとコントロールが効かなくて落下、棚の隙間に落ちてしまう、なんてことがあるかもしれません。実際部屋の中で鳥さんを迷子にした、なんて話もたまに聞きます

隙間を作らない、危ないところはあらかじめふさいでおくのも大事です。あと目を離さないで。
飛び始めの子ならば蚊帳を使って放鳥するのもありですよ(/・ω・)/

11.逃がさないように、迷子にしないように気を付けて

窓とカーテンもしっかり閉めよう

戸締りをしっかり

鳥さんを逃がす?そんなのしないよ、と思われた方が多いかと思います。
しかし、実際に迷子の鳥さんはたくさんいます。迷子にしないように気を付けたいのが「戸締り」です

放鳥する前にかならず窓は全部閉まっているか、開いているところはないか、家族が帰ってきたりしないか、帰ってくるなら扉を閉めたり、玄関との通路にカーテンを設置するなど鳥さんが飛んで行かないように対策をしましょう
放鳥時間をあらかじめ家族に周知しておくなど、家族が多い場合は情報の共有、連携も大事です

窓を閉める際はあわせてカーテンも一緒に閉めましょう。鳥さんが窓にぶつかってケガをした、もまた危険としてありますしカーテンが閉まっていれば窓も閉まってる、と確認することができます

網戸での放鳥は危険

網戸での放鳥も厳禁です。網戸は強度も弱く、鳥さんでも簡単に破ることができます。実際に網戸を破って鳥さんが飛んで行ってしまった、なんてことも起こっています
それ以外にも外敵(猫やヘビ、カラスなど)が網戸を開けたり突き破ったりするかもしれません。我が家は一度窓にカラスが激突してきたことがあります

クリッピング=安心 じゃない

ほかにもクリッピングしてあったら飛べないから大丈夫、と思われている方多いです。クリッピングしたあったら飛べないわけではないです。羽が伸びてくれば飛べるし、クリッピングしてあろうが関係なく飛べる個体もいます。
クリッピングしてあるからと油断して逃がしたケースは非常に多いです。

いつも飛ばないから「飛べない」わけでもありません。鳥さんがびっくりしたときに飛んで逃がしてしまった、もロストの理由で見かけます。特に中型~大型の鳥さんに多いですが、クリッピングしてあるから、飛んだことないから、とそのままフライトスーツやリードをつけずにむき出しで外に出すことはやめましょう

鳥さんを信じすぎない、過信しすぎないように気を付けましょう。私も最近窓を開けたまま放鳥しないように気を付けていて、放鳥する前に戸締りを指さし確認するようになりました

12.鳥さんのごはんはムキ餌ではなく殻付きのシードを

けっこうムキ餌を与えている方を見かけます。しかしムキ餌では鳥さんに必要な栄養が全然足りません。殻が出なくて管理が楽かもしれないけど、栄養もないし保存もあまり利きません

殻付きのが殻を飛ばす手間はあっても長持ちしますからコスト面、栄養面を考えると殻付きの方が圧倒的にいいです。一番いいのはペレットですが 

シードオンリーならシードだけでは栄養が不足することがすでにわかっていますので、ネクトンS等のビタミン剤が必要になります。
詳しくは獣医さんに相談してみてください

ペレットメインならばビタミン剤もボレー粉も不要でペレットだけで栄養面はカバーすることができます。どちらがメインであっても野菜などの副食は必要です

どちらをメインにするかは鳥さんと飼い主さん次第ですが、とにかく鳥さんのことを考えるなら殻付きのシードを与えてくださいね

13.触る前、触った後は手を洗おう(または消毒しよう)

鳥さんも家族といえども「動物」です。先に口移しなどはやめようと書きましたが同じ理由です。人獣共通感染症などの感染症のおそれもありますから触る前、あとには手を洗いましょう

触る前に手を洗うのには、たとえば鳥さんに有害なネギ類、チョコレートを触った、何か汚れたものに触れた手かもしれない。その手で鳥さんに触れたら鳥さんの口にそれが入ることになるかもしれません。なので必ず手を洗う、または消毒をしましょう

14.食事中、調理中の放鳥、ちょっと待った!

鳥さんが人用に調理された食べ物を食べると病気になってしまったり中毒を起こす可能性があります。人の食べ物を欲しがるようにならないように、食べてしまわないように。
食事は放鳥前に済ませてから放鳥しましょう

同様に調理中に鳥さんを出すのはやめましょう。
調理中の鍋に鳥さんが落ちて大やけどを負った、なんて事故が実際に起きています(数件聞いてますのでよくあるのだと思います)

他にも刃物を使って危ないですから調理中はケージの中で待っててもらいましょう

15.ケージを掃除するなら鳥さんはキャリーケージに入れましょう

ケージを丸洗いしたり大掃除する場合は、鳥さんへの注意もおろそかになりがちです。

ちょっと外でケージ洗おうかな、外で汚れをはたこうかな、って思って窓を開けてしまったら…?
ほかにもケージに鳥さんが入ったまま外でケージを洗ったりしている画像など見たことがありますが。ケージが何かの拍子で開いたら鳥さん飛びますよね
そしたら鳥さんは迷子になってしまいます…

ですから、ケージを丸洗いする際は鳥さんはキャリーケージや予備のケージに入っててもらうと安心です。
キャリーケージ=病院 などの嫌な記憶の払拭にもなりますし、普段からキャリーに慣らしておくと安心ですよ

キャリーの中で待っててもらうなら、今日は特別だよーっておやつをたくさんセットしたり、おもちゃも多めに入れてあげるといいと思います。
鳥さんにキャリーで待つというイレギュラーをさせてしまうことになるのでキャリーではなるべく特別待遇を心掛けてます

16.病院やペットショップから帰ってきたら消毒しよう、ショップのはしごはやめましょう

ペットショップはいろんな動物がいます。みんな可愛いですよね。しかしショップにいる子たちは流通の時点で病気に感染している可能性のある子が多くいます。
ヒナで一番免疫が弱い状態の時に長時間の移動をしてショップに来ていますから、そのストレスで免疫が感染症などに負けて病気になる子も多いのです。悲しいですが今の現状ではどうにもできません…もちろん改善されることを願っておりますが

そんなわけで病気がある子もショップには残念ながらいる可能性があります。鳥さんをお迎えしたら早めに健康診断に連れて行く、というのもそういう理由からです。病気を持っていないか早めに確認する必要があります。持ってるなら早期治療が大事ですからね

そんなわけで、ペットショップや動物の多い場所に行ったら消毒しましょう
お風呂に入って着替えると完璧です。病院に行ったときも同様ですね。
同じ理由でショップのはしごや動物のいる場所から動物のいる場所へのはしごもやめましょう。自分がウイルスや菌を他の場所に移動させる原因になる可能性があるからです
(よほどのことがないと問題ないとは思います。が、動物のためを思うならやめておいた方が無難でしょう)

17.ペットショップのケージに指を入れるのはよくないかも?

鳥さん可愛いー!って指を入れて触りたくなる気持ち、とてもよくわかります。しかしそれ、ちょっと待った!

動物にのケージに手を入れる前に、消毒をしましょう
手が汚い状態で動物に触って病気にさせたら大変。店員さんに一声かけて許可をいただいたり消毒させてもらってから触るようにしましょう

また、ケージに指を入れる→噛まれる→反応する(痛い!なにするんだ!と怒る、など)
これは「指を噛んだら反応してくれた!何か楽しいことが起こった」と認識させ、指は噛むといいんだと学習させることになりかねません。

その子がカキカキして欲しい、とか望んでるのでなければ無理に手を入れて噛まれる(噛ませる)ような状況はなるべく作らない方がいいでしょう
その子は販売されてるのであって、指を噛んでいいと学習してしまったがためにお迎え先が決まらなかったら辛いですからね…

18.2羽目からのお迎えは病気の有無を確認してから先住の鳥さんと会わせよう

2羽目以降の鳥さんのお迎えは、ちょっと気を使います。
というのも、先に書きましたが病気を持っている可能性があるからです。
お迎えして、先住の鳥さんとすぐ一緒にして接触させてしまうと、病気が先住の子に感染するおそれがあります

これはどの動物であってもそうで、犬猫でも爬虫類でも鳥でもなんでもです。
病院で健康診断を受けて、病気がないことを確認してから一緒にします。鳥さんの場合は感染症検査も必須なので感染症の検査(PBFD、BFD、クラミジア)をして、その結果が出てから一緒の部屋に連れて行きましょう

それまでは別室で隔離をして、お世話も別です。感染症があると仮定してお世話をするといいでしょう。検査結果は大体1~2週間で出ますので、それまでは隔離をしておきましょう

新しい子をお迎えする前に、先住の子も健康診断を受けて病気や感染症を持っていないかチェックしておくことも大事です

以前、爬虫類ですがお迎えしたばかりの子を隔離しなかったら、そこから病気がまわってしまい飼っていた子たちが全滅した…というツイートを見ました。本当に恐ろしくて恐ろしくて。
群れに病気を持ち込まない、これは非常に大事なことです。お迎えしたらすぐに病院に行って病気がないかを診てもらいましょう

病気があった場合は治るまでは隔離になります。
感染症の検査をあらかじめしてくれているブリーダーさんからお迎えする方がより安心安全といえるかもしれません。

感染症の検査をしているショップであってもブリーダーさんからのお迎えであっても、念のためお迎え健診は受けるようにしましょう

19.口移しやキスはやめておこう

KadishaによるPixabayからの画像

人獣共通感染症、というものがあります。マイコプラズマやオウム病などがそれにあたります。それに感染しないように、ももちろんありますが、人も動物もいろんな菌を持ってますから濃厚接触するのはやめておいた方がいいでしょう

脂粉の多い鳥さんの場合はそれだけではなく、脂粉の吸い込みにも気を付けないとアレルギーを引き起こしたり、「鳥関連過敏性肺炎」という病気になったりもします

脂粉は鳥さんの健康の証ですから健康な鳥さんほどたくさん出るものです。しかし空気清浄機を設置したりマスクをするなどうまく付き合っていかないと、アレルギーの原因になったりします。ご注意ください

20.鳥さんは人に近い、です

鳥さんの気持ちは人に近いです。最初はうまく関係を築けないかもしれません。しかしそれも当然だと思うのです。鳥さんはいきなり知らないおうちに連れてこられて「今日から家族よ」と言われても「この人知らないし…」と思ってるかもしれません。そのような状態から信頼関係を築いていくので時間がかかります

いろいろ悩みも出てくるかもしれません。そんな時のために参考になればとこちらのサイトでいろいろ対策など書いておりますので、困った時には是非参考にしてくださいね

まとめ

鳥さんをお迎えしたばかりの方に知ってほしいことをまとめてみました。ここに書いてあること以外にもたくさんあると思いますが、ひとまずここまで。

こちらのサイトでは鳥さんの飼育についての情報をたくさん発信しています。一緒に暮らしていて困ったことなどありましたら都度確認していただければ幸いです

あとSNSを通じて鳥を飼ってる人と交流を持つことが正しい知識を身に着けるのに大事なことだと思います。交流を持たなくても見るだけだったとしても勉強なりますのでぜひ覗いてみてください

上記に書いたことを守りつつ、楽しい鳥ライフを送ってください(/・ω・)/

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