大型のインコさん、オウムさんをお迎えするのに必要な用品とトータルの金額出してみました

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鳥さんのお迎えについて

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は大型の鳥さんのお迎え編!

もちろん私自身は飼っておりませんので、私がお迎えするとしたらどんな用品を買うのか、をご紹介していきたいと思います

大型のインコさん、オウムさんをお迎えするのに必要な用品とトータルの金額出してみました

大型の鳥さんとは?

ボウシインコ、コンゴウインコ、ヨウム、モモイロインコ、オオハナインコ、オウム(キバタン、オオバタン、タイハクオウムなど)等を指します

お迎えする前に

飼育書を読もう

お迎えする前に、まずは情報収集から始めましょう

まずは飼育書を読まれることをオススメいたします

大型の鳥さんもあまり専門の飼育書がありません
ですので基本の鳥さんの飼い方が載っている飼育書と、「大型インコ完全飼育」その他何冊か読まれるのがオススメです

こちらにてオススメの飼育書について解説してるのでよければご覧くださいね(/・ω・)/

オススメ飼育漫画紹介

あと「いたずらオウムの生活雑記」はとてもオススメです
作者の「ろう飼い主」さんとタイハクオウムの「ろう」くんの暮らしぶりを描いたエッセイ漫画です。全部で5冊出ています

リアルに大型の鳥さんと暮らしている生活は非常に参考になります。使っている用品の解説などもありますので、お迎えに必要な用品の参考にするといいでしょう

マイナビニュースさんの方で連載しておりましたので、4コマ漫画はこちらから読めます。お試しに読まれるといいでしょう。単行本の方は書下ろしが多く入っていますので是非そちらも読まれることをオススメします

作者の「ろう飼い主」さんのサイトにはろうくんとの普段の生活ぶりが記録されています。そちらも合わせて読まれることをオススメいたします。使ってるケージの写真などもあり非常に参考になります
(実際に大型の鳥さん飼われてる方や私の マジで バイブルです。いたずらオウムとこのブログはとても素晴らしいです)

コンパニオンバードNo.22

こちらの号の特集が「大型の鳥さんとのつき合い方」です。
中身は大型の鳥さんを飼っている方へのインタビュー、環境づくりと心構え、Q&Aが掲載されていますので、お迎えを検討されている方、参考に読まれるといいかもしれません

ブログやSNSをチェック

飼いたい鳥さんを飼っている方のブログやSNSを探します。そちらにお迎えから書いてある場合が多いのでそちらを参考に実際にお迎えするとどんな感じなのかを参考にするといいでしょう

以前私はアカビタイムジオウムとタイハクオウムが飼いたいなーと思ってブログを探して読んでいたことがあります

その時見た飼い主さんたちのお迎えへの覚悟は、未だに忘れられないくらいしっかりしたもので感動したのを覚えています

大型の鳥さんは成長が遅いので、3歳で自我の芽生え、反抗期(自立期)がやってくると言われています。それまで大人しかった鳥さんが、急に噛むようになった、大声で鳴くようになった、など、人の目線から見ての「問題行動」が増えるわけですね

海外では「魔の3歳」とか言われてると読みました。
でも、それって鳥さんの成長にとって非常に大事なことで、大人へのステップを踏んでるわけなんですよね。
人も大人になる過程で「自立期」や「思春期」を超えてきているわけで、鳥さんにもそれが同様にあるって話なんです

ただそれを知らずに大人しくていい子ねーって思ってると豹変したように見えて扱いきれないと思う人も多いのだと思います

そういったところもどう対応されたのかなど見ておくと後々安心なのかなと
そういう問題行動が起きたときに、どう対処したらいいかは本が出てますのでそちらを参考にしたり、バードトレーナーさんに相談されるのがいいですよ

その他お迎え前に考えたいことをまとめました

大型の鳥さんを診られる動物病院を探そう

鳥を診られる病院は全国にまだまだ少ないですがあります。ですがその中でも大型の鳥さんをちゃんと診られる、まして手術ができる病院は少ないです
まず保定が出来ないという獣医師さんもいます

ですので前もって病院を探しておくのが大事です。
「大型インコ完全飼育」の後ろのページにも書いてありますが大型の鳥さんをちゃんと診られる病院は少ないため、都市部の有名な病院まで行かれてカルテを作っておいた方がいざという時に安心だと思います
(実際新幹線に乗って来られる方もいるそうです)

それととても長生きですから、最初にお迎え健診に連れていって、もしできるならば「バードドック」を受けて病気や身体に悪いところはないか、診てもらった方がいいでしょう。

バードドックができる病院が近くになかったとしても、お迎え健診で糞便、そのう検査、遺伝子検査(3種類という人も多いでしょうが5種類)、できるならば血液検査もした方がより安心かなと思います
(そこは病院で相談してみてください)

「大型インコ完全飼育」の小嶋先生の話の部分はよく読まれることをオススメいたします

お迎えに適した年齢とは?

お迎えに適した年齢は、ありません。何歳でも大丈夫ですし何歳からでも人に慣れて大事なパートナーになってくれることでしょう

挿餌をしてみたい、という方もいるかもしれませんが、できるならば挿餌ではなく一人餌になってる子のが望ましいです。
というのも、大型の鳥さんの挿餌は簡単ではないですしまだ落鳥の可能性もあって不安定ですから、一人餌になった子のがいいと個人的には思います

先ほど「3歳で自我が芽生える」と書きましたが、自我が芽生えている子の方が性格がはっきりわかっているので飼い主さんと鳥さんとの相性も考えやすいと言われています

お店でとにかくいろんな子を見て、「この子!」と思える子是非探してみてくださいね(n*´ω`*n)

お迎え先の注意点

大型の鳥さんは希少種が多いので、CITES(サイテス)についても少し勉強しておくといいと思います。
サイテスに登録されている鳥さんをお迎えする場合、書類の記入、あと5年に1度登録票の更新があります。その他にも注意点がありますので確認しておくといいでしょう

あと希少な鳥さんは高価で取引されるため、密輸も多いです。あと最近では有精卵ビジネスといって卵を売っている業者もいます。
(実際にTwitterにもいます。正規かそうでないかは不明ですが…)

そういったあやしい業者からは決してお迎えしたりしませんようご注意を。
きちんとした実績のあるお店、ブリーダーさん等からお迎えされるのがいいでしょう

お迎えに必要なものとは

今回は、私ぽんずが「タイハクオウム」をお迎えするとして考えていきます(/・ω・)/

タイハクオウム

防音設備

我が家は持ち家ではなく賃貸です。マンションなので鉄筋コンクリート造ですが、さすがに鳴き声が心配です

普通に賃貸で飼おうと思って記事を書いてしまいましたが、考えたらちょっと厳しいですね…(;´∀`)
分譲のマンションで防音がしっかりしていたとしてもタイハクオウムはちょっと難しいかもしれません
他の鳥さん(ヨウム、コバタン)と暮らしている方は知っているのですが(;^ω^)

賃貸で飼いたいならば家を借りる、または大家さんの了承を得て最上階の角部屋で飼うとかでしょうか…。
それでも苦情が来たら引っ越すくらいの気概は必要かなと思います

家を買って飼った方がよさそうです(一気にハードルが…)
自宅を買ったとしても、近所にご挨拶には必ず行った方がいいですね。鳴き声が外に響き渡ることは前提で、お隣さんやご近所さんにはきちんと説明しましょう(/・ω・)/

それでも声が心配ですので、防音シートやマット、カーテンを使って防音していきます

前にオウムをお迎えするブログを書いてる方が、「雄たけび」がひどかった場合に備えてこれ用意してたなぁ…とご紹介(笑)88000円といいお値段するのでびっくり…

ケージ

ケージの選び方についての詳しい説明はこちらをどうぞ
ケージの種類もいろいろありますので是非参考に読んでみてくださいね(頑張りました…!)

いろいろ選択肢はあると思いますが、私は大きなケージでのびのび暮らして欲しいので大きいケージを用意します
(って書いたあたりで金額の大きさにめまいがしてきました 苦笑)

大きいケージの他に、サブで小さいケージも持っていた方がホテルに預ける、病気になった時の看病で使用したり、寝るときのケージにしてもいいですね
(465オウムではサイズ小さいでしょうか…そこまではリサーチ不足です、ごめんなさい…)

止まり木

付属でついてくるものの他に、自然木のとまり木があるといいです。

というのも、付属のはツルツルしているのでそれだけでは足にあまりいいとは言えないからです。鳥さんは野生ではいろんな木の枝にとまったりしています

それによって爪が削れたり足の裏も健康に保つことができるのですが、ケージ付属のつるつるした表面の止まり木では足への負担が大きいのです

なるべくいろんな太さ、デコボコした表面の止まり木があるといいでしょう(これはどの鳥さんも共通)
ケージ内で使う止まり木を鳥さん自身が選べるように、いろんな止まり木を配置するのも大事かと思います

大きなケージを使う場合、合うとまり木がないので、ご自分で木を販売しているお店に探しにいって止まり木に加工するという手もあります
(自然木の消毒方法については「愛鳥のための手づくり飼育グッズ」に詳しく書いてありますので参考にするといいですよ)

2020.4.18 追記

ステンレスの止まり木もオススメだそうです。爪が丸くなり、大型の鳥さんのクチバシとも相性がいいですよと情報いただきました
ステンレスの止まり木、賛否ありますが、いろんな止まり木をケージ内に入れて、鳥さんが好きな止まり木を選択できることが大事かなと思います

スタンド

鳥さんがとまるスタンドですね。大型の鳥さんのフンは大きくべちゃっとしてるので洗いやすい素材がいいかなと思います
体重測定やトレーニングで使用します

他にこういった部屋でちょっととまったりできるスタンドも一緒にあるといいですね
とまってくつろいだりできます

保温器具

鳥さんをお迎えするならば必ずセットで買ってほしいです。

大型の鳥さんだと暖突やマイカヒーターを使用しているお家も見かけます。家庭環境に合わせてお好きなのをどうぞ。エアコンや他の暖房器具と併用で使用するのがいいと思います(特にケージが大きいので温まりにくいと思うので)

サーモスタット

設定した温度以上にならないように調節してくれる器具です
保温電球等の保温用品と必ずセットで使用します。というのもサーモスタットが保温器具が熱くなりすぎないように温度調節をしてくれるからです

この器具がないとケージ内が熱くなりすぎてしまい事故や火事の元にもなりかねませんので必ずセットで使用しましょう

ビニールカバー・厚手の布など

保温するときに必要になります。保温した暖かい空気を逃がさないためにケージにかけます、が…

大型の鳥さんだとかじっちゃいそうなので…どうなんでしょうか(;´∀`)小さいケージでアクリルケースの方が安全な気がします

気温・湿度計

鳥さんの住まいが暑すぎないか、寒すぎないか、湿度は適度かを調べるために、一緒に設置します

温度湿度計は最低最高温度、最低最高温度が記録できるものを使うと、夜間暑すぎなかったか、不在時に寒すぎなかったかなど調べることができますので大変便利です

おやすみカバー

鳥さんを夜寝かせるときに使用します。遮光カーテンを組み合わせてかけたり、厚手の毛布をかけることで真っ暗にする方が多いようです

おやすみカバーに関しては他に棚にカーテンをつけて閉めるとか、オーダーでおやすみカバーを作ってくれるサイトを利用する、自作するなどいろいろありますので、工夫してみてくださいね

体重計(スケール)

鳥さんの体重を測るのに使います

毎日の体重測定は、鳥さんの健康を計る上で欠かせません。最初は慣れてなくて難しいと思いますが、徐々に慣らして毎日毎朝測りましょう

フード(シード・ペレット)

フードはシード、ペレットがあります

シードの方は必ず皮つきを与えましょう。皮が剥いてあるシードは栄養分が少なく、鳥さんが栄養不足で病気になってしまう可能性があります

大型の鳥さんだと高脂質(ひまわりの種とかサフラワーとか)を与えられている場合が多いですが、食べすぎは肥満や病気の元になりますのでおやつやご褒美としてあげることをオススメします(これはどの鳥さんでも一緒)

シードについての詳しい説明はこちらをどうぞ

ペレットはシードだけでは栄養不足になってしまうということで、栄養が万遍なくとれるようにと考えられた栄養食です

どちらか一方、ではなく鳥さんには両方与えるのがいいでしょう。ペレットは食べなれてない子ならば最初は食べませんので、気長にあげ続けてくださいね

最初はお迎え先であげていたものと同じものをあげた方がいいでしょう。鳥さんも慣れない環境でごはんも変わってしまったら、いよいよ食べなくなってしまいます
ショップでどのフードをあげているか、聞いてみることをオススメします(/・ω・)/

ペレットについて詳しくはこちらをどうぞ(/・ω・)/

副食についてはこちらをどうぞ

敷き紙

新聞紙があればそちらで十分です。ペットシーツは齧ると危ないので底網を使用するならいいと思います

ほかにおがくずのようなものもありますが、フンのチェックがしずらかったりしますし、毎日敷き紙を替えた方が衛生面的にもいいので個人的には敷き紙がオススメです

敷き紙としては新聞紙、コピー用紙、キッチンペーパーなどが使えますね
他に無地新聞紙という印刷されてない新聞紙を買って使われる方も多いです。こちらもオススメです

キャリーケージ

鳥さんを病院に連れていったり、ケージの掃除の際に入ってもらったりして使いますので、必ず一緒に用意しましょう

よく使ってる方を見かけるアクリルキャリーは下記の「LITTLE BUDDY」さん

その他使っている方をよく見かけるキャリーのリンクを置いてみました
破壊されないようくれぐれもご注意を

おもちゃ

とにかく破壊するのが好きなので、おもちゃは消耗品と思うくらいでちょうどいいと思います(;´∀`)人間の赤ちゃん用のおもちゃを鳥さんにあげている方もいますね

空気清浄機・マスク

これは実際に飼われているお宅の脂粉がたまった状態の空気清浄機とエアコンです
Mさん、写真提供ありがとうございます!

大型の鳥さんの中でもバタン系は脂粉がすごいです…めちゃくちゃすごいです…

普通に生活してたら肺に脂粉が入ることでアレルギーを起こすこともあります(鳥関連過敏性肺炎)。詳しい説明は検索してくださいね
ので、空気清浄機は必須です

マスクもするとより安全でしょう。
掃除していても脂粉が中に入り込んでしまい壊れるそうなので、定期的な買い替えも発生します。ちなみにエアコンも同様です

アスレチック

鳥さんの遊び場としてアスレチックがあるといいですね

天然の木を使った立派なアスレチックを作られている作家さんもいます。メルカリ等で販売しているようです

あとロープパーチで遊ぶ子も多いのでご紹介。我が家にもこちらの商品がありますよー(/・ω・)/

水浴び

水浴びは、お風呂に連れていってそこでシャワーを使って水をかける方も多いです。

お湯をかけてしまうと羽の油がなくなってしまい、風邪をひいたり体調を崩してしまうので必ず水をかけましょう
すこしぬるめのお水もOKですが水といえる温度で行いましょうね

あとは霧吹きを使用している方も多いです

ハーネス

おでかけの際につけて一緒に出掛けたい方も多いと思います

が、鳥さんがまずはハーネスに慣れないと装着できませんので、練習が必要です。おうちの中で少しずつ練習しましょう
しかし嫌がる子も多いです( ノД`)
無理につけるとかはせずに、根気強く練習を重ねてください…

つけられるようになったら一緒にお出かけができますが、くれぐれもロストにはご注意を。
スーツはハーネスフライトスーツと種類が2つあり、首から通せるならハーネス、お股に通せるならフライトスーツがいいそうです

どちらも付けられると尚よいですが、どちらかという子も多いようです

お散歩自体はキャリーに入った状態でもできますが、身体ができてくるまではお散歩はお庭やベランダくらいに留めた方がいいのかなぁと個人的には思ってます(どの鳥さんもここは一緒)

合計金額

各用品の金額(amazon調べ 税込み 2020.4.18現在)
金額が適当なものも含みます

  • 防音シート ¥1555×5枚(と想定)
  • 防音マット  ¥2850
  • ケージ ¥79,800 + ¥7,700(配送料等)
  • とまり木 ¥3,140
  • スタンド ¥2480
  • スタンド ¥4499
  • 保温器具(暖突)¥4,782
  • サーモスタット マルカン ¥6,300
  • 温度湿度計 ¥1,412
  • おやすみカバー ¥4,452 
  • 敷き紙 ¥2380
  • スケール ¥3,849
  • ズプリーム フルーツブレンド ML  ¥2,662
  • シード ¥858
  • キャリーケージ ¥2,999
  • おもちゃ 5000円と想定
  • 空気清浄機 ¥39,793
  • アスレチック ¥1,300
  • ロープパーチ ¥589
  • 霧吹き ¥500
  • フライトスーツ ¥1830

合計 186,950円

ここにお迎え健康診断料金が入ります…。
大型の鳥さんはサイズが大きい分、診察料も上がるそうです。
バードドックを受けられるならば4万円くらいは見た方がよさそうです

病院の話はこちらをどうぞ

まとめ

いかがでしたでしょうか…。今回記事を書くのがかなり大変で、大型の鳥さんを飼っている鳥友さんにかなりご協力いただきました
ありがとうございました( ノД`)

今回載っているボウシインコの写真は、全部鳥友さんからお借りしました。Sさん、Bちゃん、ありがとうございました!本当に感謝です!

身体の大きさがサイズアップする分、必要な用品のサイズもお値段もだいぶアップしてましたね

大型の鳥さんはクチバシが大きいし、破壊がとにかく好きなのでいろいろ消耗品と思ってみた方がいいものが多いので、ランニングコストも小型や中型に比べて多いのでは?と思います

あとは本気で飼う飼い主さんならば、家を買って、家をその子仕様に改築したり、設計の段階からオーダーしたりしているようです

あとは田舎だと自然木が手に入ったり、防音をあまり気にしたりしなくていいのでのびのびと暮らすことができるようですね
田舎万歳…!!( ;∀;)

今回私がもしお迎えしたらという、モデルケースとして書きましたが、これはあくまで一例ですしこれより安く済ませることもできるでしょう。
しかしとにかく!お金がかかることは知っておいて欲しいですね

お迎えを検討されている方の少しでも参考になりましたら幸いです

その他、お迎え前に考えたいことの記事についてもあわせてどうぞ(/・ω・)/先でもご紹介しましたがもう一度ご紹介させてください 笑

ほかオススメ記事はこちら

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