こんにちは!ぽんずです
あんずさんが4歳になりました!
今回はあんずさんのヒストリーついて語っていこうかなと思っております(∩´∀`)∩
あんずヒストリー
もう4歳ですし最初の頃のことはおぼろげになってきましたが、あんずヒストリーを書いていきたいと思います
よく「あんずさんは本当にいい子ねー」と言っていただけるのですが。
実はそうじゃなかったんですよ。それはもう苦労の連続で。今の姿を見ると「ええーっ信じられない」という方も多いかと思います。
たぶん私も今しか知らなかったらそう言う(笑)
そんなわけで、少しでも私が苦労した話を、同じように悩まれている方、これからお迎えを検討している方に向けてお話していこうと思います
2016年10月28日 あんずさん我が家に来る
10/28お迎えと言ってるんですが実は27日お迎えなんです///(もう28日ということにしていますw)
あんずさんが我が家に来ました。動物を自分でお迎えするのは初めてなのでドキドキしました。箱から出してケージに入ってもらうのはすんなりいったと思います
ビビってボレー粉の入った餌入れにずっととまっていたことを覚えています
10月末なので少し寒いかなといった感じだったと思うんですが、ヒーターがパネルヒーターのみ(ショップで聞いたらふんわりとした説明とともにパネルヒーターを勧められました…)で、夜は静かなところで寝かせるべきとケージを玄関に置いて毛布をかけて寝かせたように思います
(今思えば全然よくないですけどね…)
次の日、ごはんを食べていないようなので慌てて粟穂をあげたけど食べなかったのか(このあたりうろ覚え)、殻付きのシードはまだ食べられないのかと慌ててムキエサを買いに行ったことを覚えています。買いに行ったというかダンナにお願いして買ってきてもらったんですが。
結局緊張して食べなかっただけのようで、夕方にはごはんを食べていました。ムキエサは無駄になったのだ…(笑)
その次の日からだったと思いますが、ケージの中で手乗りトレーニングを開始。
手乗りの話はこちらをどうぞ
手に慣れてもらう練習をしながら、ケージを置くラックがなくてこのままでいいのかと思っていたので(そもそもケージに被せるビニールカバーとパネルヒーターしか保温グッズもなくて心配だった)、飼育書を読み「どうも鳥さんは人と目線があった方がいいっぽい」「みんなケージを棚に乗せている」と言ってラックを急遽買ってきて設置したり、今度はあんずさんがあんまりにピャーピャー鳴いてうるさいので、アクリルケースが必要だー!って言ってダンナに作ってもらったりしてました
当時、ダンナは飼うのに反対だったのでひたすらにいい顔をしないながらもラックを買ってきてくれたり(実はひと悶着あった)、アクリルケースを作ってくれたりしていたのでした…
今ではこんなに溺愛してるというのに。お迎えしたからには大事にすると言っておりました
大変だったお迎え当初
鳴き声
鳴き声には最初本当に困りました。飼う前は鳴き声は大きいと聞いていましたしかなり調べた上で、その上で大丈夫だろうと思ってお迎えしたんです。
甘かったですね。
止められない目覚ましがずっと鳴っているといった方が近いでしょうか。野鳥の鳴き声に反応してなのかずっと鳴いてるんです。今まで静かに暮らしてきたのにいきなり大声でずっと鳴いてるので、正直その音量に耐えられませんでした…
今まで静かな環境で過ごしてきた人ほどなおさら耐えられないと思います。
声というのは一瞬ではなく10分間鳴き続けることがあることを考えて、飼う前に鳴き声をスマホを最大音量にして10分間流し続けるとかするといいと思いました
しかもそれをとめることはできないのです。よく布をかければ静かになるとか言いますけど、静かになる代わりにケージの中でキレてる…
ちなみにあんずさんがキレるとテントにおしりをこすりつけてスリスリ(マスターベーション)します。さすがに身体が心配ですしほとほと困りましたね…
最初の頃はノイローゼになってました。次第に慣れてきたので大丈夫になりましたが。
アクリルケースがあれば声は抑えられる、なんていいますがアクリルケースがあっても3割程度という話と高音が少し丸くなる程度という話を耳にします。
実際私もそんなもんかなと思います。アクリルケースの防音効果はあまり期待しない方がいいと思いました
あと、夕方は今でも大きな声で鳴くというか、おもちゃに向かってご機嫌にぐぜり鳴きのようなものをしています。もう慣れてしまったので可愛いなーとしか思っていませんがw
大型の鳥さんで「雄たけび」をする子もいるそうですが夕方になると仲間同士でコンタクトをとってみんなで会話しているそうなので(夕方になると野鳥がよく鳴いてたりしますよね)、その本能が残っているのかな?と私は解釈しています
保温
ラックにケージを置いてアクリルケースも設置したけど、保温のやり方が全然わからないというか温度が上がらないというか…
1歳までは25~27度保温と当時から知っていたと思うので、なんで温度があがらないのかと思っていました
寒いだろうとラックにブランケットをかけるとそれはもうすんごい怒るんですよ、あんずさんが。そんなもんかけるんじゃねー!って。それで布をかけて保温することもできないし困っていたことを覚えています
パネルヒーターでは温まらないと即座に理解し、マルカンの保温電球30wを買ってきて使っていましたが全然暖まらないし、保温についてネットでかなり調べましたが全然わからずとても困りました
そこでTwitterにて保温電球って何Wがいいの?と聞いたと思います。それで教えてもらって買いに行って、どうやら保温電球にはアサヒというメーカーもあるようだぞ、ということでアサヒの保温電球の60wを購入(笑)
とにかく理解できないことが嫌だったのでかなり調べましたし、いろいろ買って試したのですがw これは保温電球に限らずあらゆることをそうして乗り越えてきました。自分でも思うけどすごいですよね(笑)
当初は保温電球さえあればエアコンなしでも保温できると思ってましたがエアコンもないとダメということが判明。
ちなみに最初はサーモも知らなくて飼育書の冒頭に載っている飼い主さんのインタビューと写真をかなり見まくってラックがいるとかサーモがいるとかビニールカバーをかけるとかあらゆることをそこで知りましたね(汗)
サーモもつけて安心かと思いきや、サーモのセンサーが下に落ちててケージ内が30度まであがっていたこともちょこちょこですがあり、、、、センサーをつける位置やつけ方でもまた苦労しましたね
保温についてはこちらをどうぞ。保温の記事にはそんな自分の苦労と、これから飼う人が保温で困りませんようにという願いを込めています
ペレット
ショップではシードがあればいい的に言われてシードミックスとラウディブッシュのペレットを買って帰ったと思います(ちなみに家の近くで中型、大型の鳥さんもいるショップで、ブログを読んでる感じも鳥さん大事にしてていいショップって感じでしたがフタを開けてみれば、、、、ん?と思う点が多かったです)
ペレットも食べて欲しいのでペレットもシードに混ぜたけど食べない。シードの上にペレットをかぶせるように餌入れに入れたらペレットをかきだしてシードを食べてる…
これにはちょっと笑いましたしびっくりしました 笑
食べなくて非常に、非常に困ったことを覚えています(泣)食べてもらうにはどうしたらいいのかとネットで検索しまくり。ペレットを食べると羽艶がよくなると書いてあって絶対食べて欲しい!と思ったことをとてもよく覚えています(笑)
ちなみに1か月くらい調べまくってたような…ゴニョゴニョ
食べてもらうためにいろんなことを試しましたが結局3ヵ月くらい餌入れに毎日ペレットを入れ続けていたら、あ、これって食べられるんだ、的に食べ始めました
それから鳥専門ショップや大きいホームセンターに行ってはペレットを買っていろいろ試しましたね。えー、大体の海外製ペレットは試したと思います(笑)ペレットの記事の9種類以上、11、12種類くらい?w
その結果、今でははじめてあげるならばラウディブッシュ、ラフィーバー、ハリソンを勧めています。
どれも量が多いしお試しもないのでハードルが高いとよく言われますが食べやすく好きな子も多いんですよ。食べなかったら…と考えると買いづらいのは非常によくわかりますが、ラフィーバーとハリソンは本当にオススメなので是非試して欲しいです
ペレットの記事はこちら
体重、ごはんのこと
最初は体重が増えなくて大変でした。お迎え当初35gだったんです。そこから今は43gになりました。ちなみに35gの頃はガリガリでしたよw
体重も増やそうとかなり悩みまして、体重が増えないとツイートしたらフォロワーさんに黒瀬ペットフードさんの「マニア」というシードミックスがオススメだよ!と教えてもらってシードミックスをマニアに変えました。それからは少しふえましたね。
その後秋になったら急にごはんを食べなくなり、41gまで増えた体重が38gまで減少したので病院で相談したら「粟穂ならいくらでもあげていいよ(意訳)」と言われ、粟穂を1本まるまる吊るしたりとかしてあげていました
その時に、体重を増やした方がいいに違いないと勘違いしたワタシ、50gまで増やしてしまいまして…(今思えばすごいことだね?)
今度はダイエットとなりましたorz 幸い粟穂をあげるのをやめたらみるみる体重が減ったので助かりました。
ダイエットは短期に一気に落とすものではなく、3ヵ月などある程度長いスパンで見ていくものだということは念のため書いておきます
それ以降は毎日体重を測りながら体重に変化がないか、太っていないか病院で聞いた適正体重を維持できているかチェックしています
噛みつき
手には乗ってくれましたが今度はなんでも噛むんですよ(泣)耳たぶも、首筋も、手も…。これには本当に苦労しました
フードかぶってネックウォーマーつけて、手袋も…といった感じでした。とにかくちょっとでも気に入らないとガブー!って感じで。
徐々に外して放鳥できるようになりました。しかし噛むのはなくなっていないのでずっと噛まれていました
今思えば私の接し方が悪かったことがとてもよくわかります。その辺については下にリンクを貼りましたが「噛むことについて」の記事で解説しています
あとおさわりについてもあんずさんがとても厳しくて触るはダメー!って感じでした 笑
ちょっとでも触ろうとしようもんならガブー!ってすっぽんみたいに噛みついて離れなかったですw
今思えば信頼関係ができていないので警戒心が強く、ちょっとでも嫌だなと感じたら過剰反応していたのではないかと。
あと若いので興奮しやすく理性もまだできていないので加減が効かなかった、というのもあると思います
理性については1歳半すぎたら興奮も落ち着いてきて理性が出てきたのだなとわかる瞬間も増えてきました
噛むこと自体は1歳半くらいまで続きました
反抗期が1歳すぎにやってきましてその時は本当に理由なくそこに手があったから、といわんばかりに噛まれました。
反抗期は3ヵ月続き、それが終わったら突然!本当に突然!
「これは噛んではいけない大事なものだ」という反応に変わったんです。その瞬間は今でもはっきり覚えています。それはもう劇的な変化でした。
噛みつきについても当時の自分の思い出と共に、あの時どうしたらよかったのか、鳥さんが噛むということについて深く解説してみました
ケージ
最初にショップでオススメされたケージが小さかったので、大きいケージ変えたい変えるべきだと言ってケージを買いました。
なんだかんだ4つケージを変えておりまして(えっ)、101角手のりG→ハートフルハウスL→サンコーバードケージ40→ホーエイ35手乗りステンレス(現在)
という歴史があります(笑)
今思えば最初からホーエイ35手乗りにしておけばよかったと思っています。もっと言ったらステンレスケージ。ステンレスはいいです、買って損なしですがケージのサイズなどよく考えて選ぶといいですよ
ケージについての記事はこちら
病院、マイコプラズマの発覚、治療
あんずさんを病院に連れていくべきだと何度もダンナに訴えましたが別に連れていかなくてもいいだろと言われて何度もケンカしてました
私…一人で運転して病院に連れていく度胸がなかったんですよね当時orz
それでそんな言い合いをよくしていました。病院には結局連れていけることになりましたがそこは鳥を「診」られる病院ではありませんでした…「見」るだけでした。
あまりにショックで家に帰り、寒い時期でしたので春になったら行こうといって3月まで病院はお預け。
2017年3月に病院に行った際に、先生からかなり親切にじっくり説明していただき、その頃多尿だったので多尿の原因と考えられるものを説明してもらい、遺伝子検査をしてもらいました。
その際に気になる行動があったので動画に撮ったものを先生に見てもらった結果、マイコプラズマの疑いがあると言われました。
遺伝子検査の結果、マイコプラズマ陽性だったので治療を開始。治療の結果陰性になったので完治と見て治療を終えました。
そのあと翌年(2018年)の6月に、またくしゃみを一日に何度もしていたので先生に診ていただき再度マイコプラズマに感染していることが判明。先生の話では再発ではなく再度感染したのは?ということでした(2017年11月に遺伝子検査した際は陰性だったので、再度感染したのではとのこと)
再度治療し完治しました。その翌年(2019年)に検査した時は陰性でした
病院についての記事はこちら
後編につづく
長くなりましたので前後編にわけることにしました(汗
後編では発情の話、反抗期、呼び鳴きなどよく言われる鳥さんの「困った」の経験談をお話していこうと思います
あと、現在のあんずさんは?あんずさんをお迎えしてどうか?という話も書いていきますので是非読んでいただけたら嬉しいです(/・ω・)/
えー、、、だだだっと書いてきましたが。
インコ飼うって大変だなーって思いました?思いましたか?(笑)
そうなんです、ものすごく大変なんですよ。飼うまでは私もわかりませんでした…飼ってみてこんなに大変なのかと思いました
ほかの方のお迎えを見ていても本当に大変だなと思って見ています。一度知ってしまえばそうでもないんですけど、設備や病院やそのほか諸々にとてもお金がかかります。
飼うまでにかかるのではなく、そこからがスタートなんです
飼ってからのがお金がかかるんです。お迎え費用は多めに持っておくことを強くオススメします
病気だった場合、万単位でお金が飛んでいくと思った方がいいですからね。お迎えした後に何があっても大丈夫なように貯蓄しておくことを強く勧めます