一人餌以降の鳥さんと暮らす上で知って欲しいこと~ケージデビュー、放鳥、成長期についてなど~

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鳥さんともっと仲良くなりたい

こんにちは!ぽんずです

ぽんず
ぽんず

今回は一人餌になった鳥さんと暮らしていく上で知っておいて欲しいことをたくさん詰め込みました。放鳥のこと、ケージデビューのこと、心の成長のことなどなど。知っていれば困った時に「もしかして、これかな?」と思ってもらえると思うんです。そんな知っておいて欲しいことを詰め込みました

ケージデビューとは?

・ヒナからお迎えしてプラケ生活だった子
・ひとり餌にはなってたけど、ショップでまだケージデビューしてなかった子

を、最初にケージに慣れさせることが「ケージデビュー」です

ぽんず
ぽんず

私はここで、大失敗してしまいまして、お迎えする時にショップの人に必要なものなど聞いたんですが、、、、
詳しくは教えてもらえず、もうひとり餌になってるからと、何も考えずに普通にケージに入れてしまいました

ですが、止まり木なんてとまったこともないのにいきなりそんな環境に入れてしまって、激しく後悔しています

そんなわけで、私自身はケージデビューの写真がないので、赫茄子さんにご協力いただいてウロコインコの祝(ほうり)ちゃんのケージデビュー写真を借りました(=゚ω゚)ノ

祝ちゃんの写真いっぱいでお送りする予定ですw

あと、1歳までは保温をしっかり。25度以上で保温してあげてください。まだ身体が十分にできていませんので、病気にもかかりやすい頃です

油断をせず、しっかり見てあげてくださいね

こちらの記事もあわせてお読みください

ケージデビューに必要なもの

うとうとしている祝ちゃん

まずはケージ

小型の鳥さんならホーエイ35手乗りをオススメしています
くわしいケージの説明はこちらをどうぞ

とまり木

鳥さんのために、ケージ付属のとまり木だけではなく、いろんなとまり木を用意しましょう

鳥さんの足にいいと言われているのは自然木のとまり木です。表面がデコボコしているのが、鳥さんの足にいいのです。いろんな太さの自然木を用意しましょう
ペットショップでも買えますし、通販で買うのもオススメです

ほかに、とまり木にとまる練習用のパーチも用意しましょう
サンコーのホップステップパーチは置き方によっても高さが変わったりして便利なのでオススメです

T字パーチの方は放鳥時のスタンドとして使用できるので一つはあるといいですよ(鳥さんのサイズに合わせて探してみてくださいね)

餌入れ・水入れ

こちらは家にあるお皿等で大丈夫です。平たいお皿にごはんを入れて、ケージの底面で食べられるようにします

水入れも同様に用意してください(こちらは少し深いお皿にいれてくださいね)

ケージのレイアウト

まず、ヒナをプラケから移す前に1日くらい新しいケージを見せておくといいでしょう。
いきなりケージに移動はびっくりしますから、これから移動しますよーって意味で、前持って見せておいた方がパニックは少ないと思います

ケージの底のフン切り網を外して、そこにキッチンペーパーなどを敷きます

そこに餌入れ水入れ、T字パーチまたはホップステップパーチを設置します

ケージに保温器具も設置し、温度は28℃くらいにキープ。まだまだ身体ができていませんので、保温をしっかり。暑がるようなら温度をさげます

もしケージに移して怖がるようなら一度プラケに戻します

しばらくしてからまたトライするか、もしくはプラケの上からケージの金網部分を被せて、慣らしてみてください

そのあとまたチャレンジしてみるといいでしょう

夜だけはプラケに戻して寝かせた方が、保温的にも鳥さんの気持ち的にも安心だと思います

ケージに慣れてきたら

ケージの環境に慣れてきたら、上の方にとまり木やおもちゃ等を設置。
ケージ床のT字パーチなどから上のとまり木にいけるように配置するといいでしょう

そうすると止まり木を伝って、自分から上のとまり木の方に移動します

そうなったら、徐々にケージ下のエサ入れ水入れを撤去し、上の方につけ替えていきます
赫茄子さんの話だと、祝(ほうり)ちゃんは餌入れが慣れなくて、エサ入れで食べる練習もしたそうです

最初はケージやとまり木を怖がったり、うまく食べれなかったり、いろいろありますので、その子に合わせて一緒に練習してあげてくださいね

いきなりできる子もいればできない子もいますので、その子のペースに合わせて教えてあげてください(n*´ω`*n)

我が家はいきなりとまり木にとまらせてしまったせいで、クチバシで下のとまり木を掴んでから足で移動するというかなり慎重な移動をしてまして…(´;ω;`)ウゥゥ

今思い出しても泣けます…ちゃんとしたケージデビューをさせてあげればよかった…

あんずさん
あんずさん

泣くなよ…

ケージデビューが終わった子のケージレイアウト

ケージデビューが終わってケージのレイアウトを考えたいと思ったらこちらの記事をどうぞ

一人餌になった鳥さんは成鳥期に入ります

最初の「イヤイヤ期」

成鳥期に入ると、おそらく野生の鳥さんなら親から餌の取り方を教えてもらったり、いよいよ親離れの準備に入る時期です

そのため、飼い主さんに近寄らないで!とか、今はカキカキもスキンシップもいらない!というかもしれません。しかしそれにはそういった理由があって、「親離れ」しようとしているわけですね

寂しく感じるかもしれませんが成鳥の証ですから暖かい気持ちで受け入れてあげてください

ヒナの頃と違って自我がでてきますので、これしたい!これして欲しい!ここ行きたい!など自己主張が出てきます。人に対する好き嫌いが出てきたりもしますし、縄張りを主張するようになったりもします。

この時にうまく付き合えないと、噛んだり騒いだりいわゆる「悪い子」になってしまいます。

「悪い子」は懐かない!可愛くない!!など言われてしまいますが、それは人側の接し方の方に問題がある場合が多いです。だって鳥さんは自分の主張をしているだけですから。
その主張を聞いてあげるのも大事だし、できる限り応えてあげたいと思うと思います

しかし応えすぎると今度はわがままでストレス耐性の低い子になってしまいますから無理なときは無理!と言うのも大事です。
ケージから出たいと言われてついつい出してしまうのではなく、ルールを決めて「この時間までは出さない」など、決めたルールを守るようにしましょう

人と鳥さんが一緒に暮らす上で、各家庭のルールは守ってもらわないと一緒に暮らすことは難しくなります。ある程度は甘やかしてもいいと思うんですけどね(;^ω^)

一線を引くところは引く。でないと鳥さんが分離不安になってしまったり、出してもらえないことへのストレスを感じてしまうようになったりします

鳥さんと関係を築くための上手な方法を学ぶのに、こちらの本をオススメします
4コマ漫画が各話に挿入されていて、本を読むのが苦手な方でもサクサク読めると思います。
4コマや漫画も非常に大事な話をわかりやすく解説してくれていますので、非常にオススメですよ

鳥さんの噛みつき、呼び鳴きなどでお悩みの方にも。
ほかに鳥さんに好かれない、嫌われてしまうという方にも、鳥さんに好きになってもらう、または関係を修復するためのヒントも書かれています

鳥さんの「学習期」。なんでも噛んで覚える時期

それと同時に「なんでも噛む」時期がやってきます。というかやってきてます。
鳥さんの「学習期」ですね

噛まれるようになった!と困る方も多いと思うんですけど、噛むのは人間の赤ちゃんがなんでも口に入れたがるのと一緒で何でも噛んで確認する時期です

そういう時期なのだとそちらも同じく受け入れてあげてください。
ただ、噛まれればいいんだよというわけではなく、顔周りはネックウォーマーをしたり帽子をかぶったりしてガードする、手も皮手袋をしてガードするなどの対策も必要です。
私も実際やっていました(;´∀`)

本来は兄弟や仲間と一緒に過ごすことで、相手との距離の取り方や接し方など群れで暮らすルールを覚える時期です
しかし飼育下の鳥さんの場合は、それを人が教えなくてはなりません。

どうやって教えていくかというと、鳥さんは人のように話せませんがボディサインとしてサインを出しています

その出しているサインをうまく読み取ることが大切です。鳥さんと同様に人側もコミュニケションの取り方を学習していく時期と言えるのかもしれません

鳥さんの気持ちを読みとるのは、赤ちゃんが泣いている理由を探すのに似ていると思います。
行動を見て、「ああ、これして欲しいのね」って全部がわかったことはありません。毎回手探りです。
日々精進だなと思っています(;^ω^)

こちらの記事もあわせてどうぞ

飛行練習

アクリルケースに入れて一緒に遊んでました

さし餌も終わったら野生ならば巣立ちをして、飛行練習、狩りの練習をする時期なので、飛ぶ練習も始まります。
最初はうまく飛べない&上には上がれても下には降りられません。
下に降りるというのは技術のいることで、最初は難しいようです

エアコンの上に飛んでいって降りてこないなどは、それで起きるんですよね。最初のうちは蚊帳を使って放鳥するのがオススメです
蚊帳を使うことで飛ぶ練習をしても降りられないということもないし、人とのスキンシップも取りやすくなるのでオススメです。しかし事故には気を付けて欲しいこと、ずっと蚊帳を使うのではなくある程度仲良くなったら外して自由に飛ぶ練習をさせてあげてください

ぽんず
ぽんず

飛んでエアコンの上に行ってしまい、そのまま30分降りてこなかったのもいい思い出です…

発情

早いと発情っぽい行動もするようになります。本格的な発情は生後5ヵ月~(小型の鳥さんの場合)

中型の鳥さんで大体1歳半~2歳から、大型の鳥さんで3歳くらいからだと思います。
鳥さんがディスプレイ行動(発情のしぐさやダンス)を始めて戸惑う飼い主さんも少なくありません

その鳥さんの発情行動がどんなものか、前もって情報を調べておくことをオススメします

ラブバードについてはこちらにまとめてあります

スキンシップをとろう

この時期の鳥さんはとにかく成長が早いです。

好奇心旺盛でなんにでも興味を示す時期です
この時期にしっかりスキンシップをとって一緒に遊びましょう

この時期しっかり遊べるかどうかが鳥さんと信頼関係を築けるかの分岐点な気がします

この時期にほうっておいてしまうと、ヒナから育ててたとしても人から離れてしまいます
ケージにいる時も声かけしたり、ケージ越しにスキンシップしたり、たくさんコミュニケーションをとりましょう(n*´ω`*n)

いろんなものと触れ合わせたり体験させよう

好奇心も旺盛で、いろんなものに興味がある時期です

いろんな材質、見た目、感触のものと触れ合わせるといいですよ。
やはり子どもの頃のそういった体験が社会性を育てると言われています

うちの子は怖がりだから…と新しいものを与えたりしないのは逆効果です。余計に怖がりの子にしてしますので、時間をかけてゆっくりと、新しいものに慣れるトレーニングをしていきましょう

新しいものと触れ合って慣れることで、徐々に自信がついていきます。自信がついていけば新しいものに出会った時にも、これはなんだろう?とすぐ興味を持ってくれるようになります

他に人に会わせるのもいいですね。私はとにかく友達を呼んでうちのあんずさんとたくさん遊んでもらいました
これはオンリーワンにしないためにも大切です

そういったさまざまな体験をしている鳥さんは、広い視野と自信をつけていますので、ちょっとの変化にも動じなくなると言われています
(うちの子はマイペースすぎて何にも動じませんが…(;^ω^)

病院に慣れさせるのも大事ですね。病院が怖いようなら怖いより「よかった」「楽しい」が増えるようにしてみるといいと思います

たとえば、診察が終わったら先生からおやつを渡してもらう、キャリー越しにとっておきのおやつを帰りにあげる、帰りにちょっとだけ公園に行って散歩するとか(元気な子に限る、暖かい日のみ、短時間))、あとはおでかけが好きな子ならばそれだけでご褒美になりますね

そういった「いい経験」を積むことで、自信がついてきて病院も怖くなくなるかも。
是非トライしてみてください(/・ω・)/

ぽんず
ぽんず

ほかの家の鳥さんと会わせたい、バードランに参加してみたい、などは1歳になるまで待ちましょう
(バードラン自体も1歳になっていることが条件になってます)

まだ免疫ができていなくて身体も不安定です。まだまだ病気にかかりやすい時期ですのでおうちにいた方がいいです
成鳥になるまで待ちましょう

人の生活リズムを鳥さんにも覚えてもらいましょう

自分の生活リズムと合わせて、何時に寝かせて何時に一緒に遊ぶかのタイムスケジュールも考えるといいと思います

我が家は


朝7時半 暗幕を取って起こす
トレーの洗浄、敷き紙交換、エサ入れの消毒、エサの準備をしながら放鳥 1時間
10時半頃 フォレイジングを設置
12時 野菜をケージに設置、日光浴
午後に放鳥 35分くらい
18時20分頃から放鳥 1時間半
20時頃 就寝


という流れです

仕事をしていた頃は午後の放鳥は休みの時のみでした

ぽんず
ぽんず

我が家の放鳥時間が35分と半端なのは、あんずさんと協議の結果、30分では嫌だというので35分ということになったのでした(笑)

放鳥開始時間を決めない方がいいとする意見もありますが、そこは考え方やライフスタイルによって柔軟でいいと思います

家族がいるならば、放鳥開始時間を何時と決めてしまい、家族でのルールにした方がロストなどの危険は減るでしょう

最初のうちは1度の放鳥時間を大体30分くらいとして、そのまま30分でいくのか時間を延ばすのかを考えるのがいいと思います

私は最初は30分遊ぶだけでもヘトヘトでした…常にどこにいるかを把握し、事故がないように気を張ってないといけないのですごく疲れましたね(;^ω^)

最初は30分というのも、人間の集中力が続くのが大体2,30分と言われているからです。
それ以上になると集中力も散漫になり、事故につながりやすくなりますので30分くらいで様子を見て、慣れてきたらまた考えればよいのではないかと思います

放し飼いは事故やロストにつながるのでオススメしません。
一部屋鳥部屋として明け渡せるならばいい、のかもしれませんが、できるならばケージで飼うべきです。
鳥さんにとっても安心できる場所があるのは精神安定につながると、私は思います
あと放鳥時間が長ければいいわけではないようです。ちゃんと人が見てくれる、構ってくれるというのが鳥さんにとってもポイントみたいです
放鳥時間が長い方が、事故やながら放鳥につながったり、問題行動が多かったりする気がするんですよねぇ…(個人の意見です)(見ててそう感じるなーと)

放鳥についてはこちらもどうぞ

放鳥時の事故に注意

危険なものは放鳥前に片付けよう
放鳥時の注意点
  • 常に目を離さない
  • 危険なものは先にしまっておく、見えないようにしておく
  • カーテンをかじってないかよく確認
  • 誤飲・誤食はないか?細かいビーズなどは必ず片づけておく
  • ビーズ等のついた服を放鳥時は着ない
  • 放鳥時に飲食は基本しない。
    飲み物にはフタをする、ペットボトルにするなど対策を
  • ながら放鳥絶対ダメ
  • 鳥さんと気兼ねなく遊べる時間を放鳥時間として確保して

放鳥時はまだ慣れていない中ビナには危険も多いです。かならず目を離さないようにしてください

特にカーテンの下に、カーテンウェイトと言っておもりが入っていることがあります。それをかじって金属中毒になってしまう鳥さんが多いのです

ぽんず
ぽんず

カーテンには特に注意です。
よく聞くのはオカメインコがカーテンウエイトを齧って金属中毒になるケースですね。
他の鳥さんでもたまに聞くので、とにかくカーテンには要注意です

様子がおかしいと思ったらすぐ病院へ!
中毒になると元気がなくなり、鮮やかな緑色のフンをします。
そうなると命にかかわりますので時間を問わず一刻も早く病院へ!

他にも、ファスナーを齧って誤飲、細かいビーズを飲んでしまった、などありますのでそういった危険と思われるものはあらかじめ撤去しておきましょう

同様に鳥さんがいるところでの飲食も私はオススメいたしません

もし食べてしまって人の食べ物の味をを覚えてしまうとそれを欲しがるし、鳥さんの身体には栄養過多で病気になってしまう可能性もあるし、鳥さんにとって有害なものの場合もあるので鳥さんの前で食べない方がいいでしょう

それと「ながら放鳥」は絶対によくないのでしないでください

洗濯物を干しながら、料理を作りながらなどは事故につながりますし実際事故の話も聞きます
鳥さんとじっくり遊べる時間を放鳥時間としてつくりましょう

クリッピングは、ありか?なしか?

鳥さんが飛びはじめの頃、飛び方を覚える過程で、身体も育ち、胸筋がつき、飛ぶことで身体に血が巡り、免疫力も上がると言われています

飛ぶコントロールを覚えることで、知能もぐっと発達していく時期です

クリッピングをするかどうかは、飼い主さんの考え次第ですが、上記の理由からできるだけクリッピングはしないで欲しいと思っています

鳥さんの大事な成長の時期です。
ちなみにクリッピングをして飛んだことがない鳥さんは、自分で下に降りる降り方がわからなかったり、飛ぶのが下手だったりするようです

反対に、切ってもうまーく飛ぶ子もいますし、切った羽はまた伸びてきますので、ロスト防止で切っているから、といって決して油断はしないでください

放鳥時の戸締り確認はしっかり。この時期に逃がす人が多いと思います(見てる感じ)

クリッピングをしていると放鳥時の事故も増えます(踏んづけるとか…)
ですので、テーブルの上でだけ遊ぶ、アスレチックを買って一緒にそこで遊ぶなど、ルールを決めて遊ぶといいかと。

あと放鳥時は目を離さないようにしましょう

バードトレーニング(クリッカートレーニング)にチャレンジ

鳥さんのトレーニングで、クリッカートレーニング、というのがあります。

鳥さんと一緒に遊ぶのに使うだけではなくて、これはいいよ、と教えるのにも役立ちます
たとえば、ケージに帰るといいことがあると教える、キャリーケージに入るといいことがあると教える、などですね

クリッカーが鳴ったらご褒美(いいもの)がもらえる、とだけでも教えておくと、あとで新しいことを教えようと思った時に非常に役に立つと思います

鳥さんともっと仲良くなりたい、または噛みつきで困っている、オンリーワンになってしまい他の人とも仲良くして欲しいなど、鳥さんとの関係でお悩みの場合はこちらの記事をどうぞ

その他のトレーニングについてはこちら

鳥さんの心の成長について

ケージデビューからの鳥さんの成長は早いです。この時期にしかない成長の様子をしっかり受け止めてあげて欲しいと思います

小型の鳥さんなら3か月くらいからヒナ換羽が始まります

生後半年ごろにはもう発情も始まります。
ヒナ換羽が終わったら成鳥になりますので、性成熟期に入ります。ちょうど人が一次性徴期に入るのと一緒です。オスメス共にディスプレイ行動(ダンスや紙切り、吐き戻しなど)を始めるようになります

そのあと性成熟期(人生の春)がやってきて、本格的な発情が始まります
オスは攻撃的になります。イライラして手がつけられないくらい攻撃的になることもあります。

思春期(反抗期)

性成熟期の最初の方(小型の鳥さんなら大体1歳前後)に思春期(反抗期)が来て思春期が過ぎるとぐっと大人になります。
思考も大人になったことを実感しますがこの頃に問題行動(呼び鳴きなど)が起きたりしますのでうまく付き合っていくことが大事です

難しいようならバードトレーナーさんに相談するのもいいでしょう

思春期は、中型の鳥さんは1歳半から2歳くらいで性成熟期と思春期がきて大体3歳くらいで大人になります

大型の鳥さんはもっと遅く、性成熟期が大体3歳くらいです
この時期になると自我が芽生え始めて人に対する好き嫌いや自己主張が激しくなります。鳥さんが豹変したように見えるかもしれませんが自我が芽生えた結果です

その子の性格がそこではっきり出てくるわけですね。それによって今までは飼い主一番!だったものが他の人が一番になったり、攻撃的になったりします

その子の成長として、自分に好ましくない結果となっても受け入れる広い心が必要です

性成熟期の繁殖欲求は強い

性成熟期の繁殖欲求は相当強く、個体差はありますがうちの鳥さんは非常に強かったです。
病院や鳥友さんに相談してみることが大事だと思います

メスなら年中発情してしまうようなら発情対策が必要になります。病院でお薬を出してもらって発情を抑えてもらう方法もあります

オスは年中発情しているものなので(ここが少しメスと違います)、それ自体は普通ですが吐き戻しや自慰行動に悩む方も多いです。
食事制限で性衝動を抑えることができる子もいるそうですが個体差ありますので、治まらなかったとしてもどうか落ち込まないで欲しいです

私もとても悩みましたが、セキセイインコ以外の鳥さんで精巣腫瘍になることは稀、と言われているようです。とにかく吐き戻しをしたら掃除するしかないと思っています
(セキセイインコは遺伝子的に腫瘍ができやすい鳥種だそうです)

性成熟期が終わると円熟期に入ります

円熟期に入ると性成熟期に入る前のような穏やかな状態になります。
発情自体も徐々に落ち着いてくるのであまり悩まなくなります

スキンシップを好むようになり人と一緒にいたがります(我が家はそんな感じ)
ここまでくると大分鳥さんとも良好な関係を築けるようになっていると思います。穏やかな時間を過ごすことができるようになります

我が家の場合ですが大体4歳くらいでこのような状態になりました

オススメの書籍紹介

成鳥期の鳥さんと暮らしていくのに困ったも増える時期だと思います。そんな時書籍が力になってくれると思います

こちらにオススメしている本は是非読んで欲しいです。鳥さんと暮らす上で大事なヒントがたくさん詰まっています。
「インコと飼い主さんの事件簿」の本には巻末の方に、横浜小鳥の病院の先生が書いた「本当にあった怖い話~診療室から~」がという項目があります

カレー鍋に落ちてしまった鳥さん、油の中に落ちてしまった、カラスに襲われた、蛇に襲われた鳥さんなど、診療室に実際に来院された鳥さんの診察内容を知ることで、今後の飼育にも役立つと思います

ほかにも鳥さんと暮らす上での鳥さんとの接し方についても書かれており非常にためになります(本の内容としてはこちらがメイン)

先にも書きましたが、鳥さんの要望をこちらがうまく聞けないと鳥さんはたちまち「言う事を聞かない」「懐かない」「うるさい」「噛みついてくる」などの「悪い鳥さん」になってしまいます

そうならないように人側が勉強する必要があります。鳥さんとの関係に悩まれているなら是非読んでみてください

セミナーに参加するのもオススメです

鳥さんのセミナーは多く開催されていますので、そちらに参加するのもオススメです

早い段階から参加して知識をつけておくことで、ちょっとした困ったことやこういう時どうしたらいいんだろう?というのを減らすことができると思います

今はオンラインセミナーもあるので自宅から参加しやすくなりました。どこにいてもセミナーが受けられるというのはいい時代になったなーと思ってます。ぜひ!

まとめ

一緒に記念写真を撮るのをオススメしています

ケージデビューからは怒涛の期間です。いろんなことがあるでしょう。
しかし人間と同じようにこの期間はその時しかない大切なものです。

鳥さんが大人になってしまうとその怒涛の期間が懐かしくなると思います(実際なった人)

私もかなり手を焼きまして、こんなことを言うと「意外」とか言われますが、それはもう本当に…ほんとうに大変で…(´;ω;`)ウゥゥ

しっかり鳥さんと向き合って接することと、記録や写真を残しておくといいでしょう。
一緒に写っている写真を残すこともオススメしています。一緒にいる時しか一緒の写真というのは撮れませんからね(/・ω・)/

事故やロストも起こりやすいですので、十分に気を付けて、鳥さんの成長を楽しんでくださいね(/・ω・)/

最後に、お写真をたくさんお借りした赫茄子さん、ありがとうございました!

赫茄子さんの祝ちゃんなど飼っている動物について書いているブログはこちら

にょろらぶ
雑記ブログ「にょろらぶ」です(*´∀`*) ウロコインコやトカゲ、フェレット、アクアリウムなどの記事や、趣味のグルメ、美容、健康、GAMEの記事などを載せています!
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